自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

北の里浜プロジェクトin釜石~ハマボウフウ帰郷

2015年12月04日 17時59分46秒 | お知らせ

ぶな森から岩手釜石へむけて車が出発しました!


 

東日本大震災で津波被災した海岸の海浜植生を、東北と北海道のネットワークにより取り戻そう! という活動をしている<北の里浜 花のかけはしネットワーク(はまひるがおネット)>主催の、 「北の里浜プロジェクトin釜石」にぶな森からも3名参加してきます。



以下、プロジェクトの概要です。
「東日本大震災で失われた海辺の植生は、徐々に回復してきましたが、防災工事で再び失われています。
現地で回復してきた海浜植物からタネを採り、活動に共感した北海道の市民らが育てた苗を、 地元の方々とともに植え、交流することで、将来の良好な海辺の自然と人々の支え合い学び合いにつなげていきたいと思います。
今回は、震災翌日から現地入りして支援に入ったNPOねおすの「黒松内ぶなの森自然学校」が、育てた苗を持って参加、 地元の釜石鵜住居に立ち上がった「三陸ひとつなぎ自然学校」と共催し、復興した「宝来館」で行ないます。」

ここ黒松内ぶなの森自然学校でも、釜石からやってきたハマボウフウを 夏休みの長期キャンプ中に植え、育てていました。
手伝ってくれたのは、3週間のチャレンジキャンプに参加していた6名の小中学生とボランティアさん。
     
その苗を、いよいよハマボウフウの故郷、釜石の海辺に返すときがきました。 プロジェクトは12月5日から一泊二日で行われます。 ねおす札幌事務所で他の道内参加者と合流し、 今晩苫小牧からのフェリーへ乗船予定です。 現在北海道は天候があれていますが、 無事釜石へハマボウフウがたどりつきますように!

(ちこ@ぶな森待機組)