自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

2020年度ラストキャンプ~ぶなの森の春キャンプ

2021年03月29日 22時48分06秒 | 子ども向け主催事業

(2日目の様子→コチラ 3日目の様子→コチラ
一学年が終わり、進級するまでの春休み。
今年もぶな森の春キャンプがスタートしました!

学校裏の森(林)エリアで過ごす今回のキャンプ。
森→木→薪→たき火→野外調理

   →樹液採取→料理

   →香り   などなど。ちこがみんなとやりたかったことが、森だけに!?もりもりあります。

集まってくれた6人の参加者と、スタッフの紹介、内容確認をしたら、早速準備をして外に!

 

裏のキャンプ場エリアで各々興味の赴くまま活動しました。

まずはたきぎを集めて火起こし。

材料集めからみんなにおまかせ。
マッチ1箱使いきる程苦戦していましたが、最後には安定した火になっていました。

合間合間にブランコや、特に今日人気だった木登りをたしなむみなさま。

火があるので、明日のコケッツ用のごはんの準備も手伝ってもらいました。

こちらは薪割りコーナー。

シラカバの樹液をいただくための容器もセットしました。

ドリルで穴をあけると、すぐにポタポタ樹液が流れ出てきました。
ありがたい命の水を少しいただきます。みんなもちょくちょく溜まり具合を確認していました。

 

コケッツのご飯がこんもり出来たので、人間用のおやつづくりも。
フライドポテト、甘くてほくほく、おいしい!
   

そして気がついたら木に何人か登っているという光景。

こちらはのこぎりで薪づくり。
のこぎりって意外と?細く見える枝も切るのが大変ですよね。

どんどんマツの枝葉を燃やしていきます。煙もマツがほんのり香るなか、何故か修行僧が数人現れました。
これでもかと目をつぶっています。

フライドポテトも食べ終わり、最後に残った油と新聞紙を使って即席松明をお試しで。
春を呼ぶ儀式のための炎だそうです。

小雨もふってきたので、みんなの部屋に移動。
カードゲームや、3D〇×ゲーム(ゴブレットゴブラーズ)、お絵かき、楽器を奏でてみたり…などなど。

と、している間に夜ご飯の時間!
キッチンまりこの今晩のメニューは、
ごはん、おあげと大根の味噌汁、手包み餃子、ジャガイモとウィンナーあげ、春雨、サラダ、お豆腐です。

 

もりもり食べたら、食器もみんなで洗ってもらい、食器洗いチェック!

みんな食べ終わったら、明日みんなで食べるためのパンの生地づくりです!
材料をはかって、まぜて、こねて、こねて、こねて、こねて…

最初は、 えーやらなきゃダメなの??体育館で遊びたい! と言っていたみんなですが、
こねはじめると夢中になり、自分の生地に愛着も湧いてきたのか、最後の作業までみんなでやってくれました。

良い感じにまとまったら、一度寝かせて発酵させます。

その間に、寝る準備をしたら自由時間。

体育館では音楽隊結成!?(実際はそれぞれ思い思いに音を奏でておりました)

 

握力をはかってみたり 、バドミントンしたり。

  

と過ごしているあいだに、パンがふくらんできました!

最後にみんなで再度こね、均一になるように切ってからまるめていきます。

最後はもうおねむになってきた人達もいましたが、
みんなで仕上げてくれました!
明日、自分でつくった生地は自分で食べれるように、トレイにもわけて置いておきます。

 

”料理は、片付けまでが料理なんだよ”と、最後まで洗い物をしてくれた人達も。

最後に少しみんなの部屋で過ごしたら、就寝時間。

パンも、お布団をかけて、おやすみなさい!

明日は日帰り参加の方も日中合流し、丸っと森で過ごします。
どんな1日になるでしょうか。
みんなも、まずは明日のパンの様子が楽しみなようです。
明日もよろしくお願いします!

(ちこ こと 大類幸子)

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