自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

秋を感じるツアーwithホップ障害者地域生活支援センター

2014年10月17日 16時13分48秒 | その他いろいろなプログラム
昨日から2日間、札幌からホップ障害者地域生活支援センターの皆さんが秋の活動のためにやってきてくれました。

今回は黒松内で秋を感じるミニエコツアーにでかけ、秋を視覚、味覚、触覚…五感を普段より研ぎ澄ませました。


まずは、近くを流れるウエンベツ川で、朱太川からのぼってきたサケを観察。

 

途中ではキノコや花、種を見つけたり。 今回サケは入っていませんでしたが、サケの孵化場でサケプールも見学させてもらいました。

初めは水の中にいるサケを見つけることが難しかったようですが、帰り道にはみなさん行きには見えなかった魚も見えるように。
魚の目を手に入れました。

川沿いに住む地域のおばあちゃんには、顔よりも大きなキャベツをはじめ、畑でとれた野菜をたくさんいただきました。


偶然であった地域のSGEさんにも登場してもらい、添別のブナ林へ向かいます。

まずは地面に落ちていたどんぐりに歓喜。
みんなで大きいの、可愛いの、ぼうし付きの、お気に入りを拾いました。
中には、既に芽がでてきているどんぐりを拾った人も。みんなで拾って、たくさん集まりました。
  

ブナ林の中を色づいた葉っぱ、きのこ、花などいろいろなものを見て探しながら進みます。


そして見つけた大きいブナの木。抱きついてみたり、音を聞いてみたり。
 

お灸もすえられちゃいました。 とてもオシャレな髪飾りも発見。
  


森散策の後は、寿都の商店でサケを購入。川でみたサケと、色が違う!?こちらは海でとれた銀ジャケ。重さを体感し、まりこさんによる解体ショー!夜、ちゃんちゃん焼きにしていただきました。
 

川で泳ぐ姿を見て、海のサケも見て、そしてそれを美味しくいただく。サケを満喫です。

2日目は雨。せっかくの雨なので、雲の中に入ってみよう!
と高台の山に出発しましたが、晴れ間もでてきて雲は山の上のほうにあがっていきました。それでも、赤ちゃん雲や、反対側の山から沸き上がるようにでる雲を見たり。
低地の木よりも紅葉の進む木々を長めながらのハイキング。ほぼ全体的に道路が舗装されているので、普段歩きなれない方達でも比較的歩きやすい、おすすめの場所でした。

 



「泳いでいるサケを初めてみた」「生えているきのこは今まで見たことない」
と、今回もいろいろな初めてや都市部ではなかなかできない体験を一緒にすることができました。



(ちこ)

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