自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

3月 植苗病院森林療法プログラム~冬芽の生け花で春を感じる!~

2014年03月03日 15時29分41秒 | 出前出張ネイチャーワゴン3G
灯りをつけましょぼんぼりに~♪
3月3日ひな祭りの日に植苗病院での森林療法自然体験プログラムが行われました。

2月は実施されなかったので、久しぶりの植苗病院です。

比較的暖かい日が続いたことで解け始めた雪のおかげで、林の中は良い感じに歩きづらくなっていました。
ここに、参加者の方々にも手伝ってもらい、散歩道を作ります。
ふみかためてふみかためて・・・中には転んでしまう人もいましたが、それも雪道歩きの醍醐味。

歩く中で、焚き火用の枝、そして生け花につかうお気に入りの冬芽のついた枝も調達してもらいます。


なかなかハードだった雪道一周。無事東屋に戻ってきたら、生け花開始です。
今回の目玉アクティビティのひとつは、「冬芽生け花」。
木からいただいた冬芽のついた枝を水を含んだスポンジに挿して瓶に入れ、部屋等にかざっておくと、
冬芽が成長していく様子が観察できるそう。うまくいけば、花や葉もみれるかも!
建物の中にいながらひとあし早く春を感じることができます。


ちよがみ、リボンなどを使って、瓶をおしゃれに。


皆さん、すごく素敵に瓶をアレンジされていました。
これは是非部屋にかざっておきたい!

生け花が完成した後は、焚き火であたたまったり、のこぎりを使ったり、お茶を飲んだり、手湯につかったり。


今回はのこぎりが人気だったよう。「のこぎりの使い方、みせてやる!」と頼もしい男性や、
もくもくとギコギコしてくださった方。皆さんのおかげで、焚き火につかえる薪の束ができました!


スタッフ間でのふりかえりでも出ましたが、自分達の手で何かをされているときの参加者の方々は
表情もとても活き活きしていて、見ていても楽しそう。
外はまだ寒いですが、皆で焚き火を囲んで温かいお茶を飲んだり、とてもほっこりとした時間を過ごせました。

4月は皆さんとどんなことができるか、今から楽しみにしています。



(ちこ)




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