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自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

イルターザ・ムーンとミズナラの巨木に会いに行こう!

2025年02月13日 16時57分40秒 | 国際系プログラム

2021年からぶな森のキャンプに何度かボランティアで来てくれていた
北大の留学生、パキスタン出身のイルターザとミャンマー出身のムーン。
二人が大学院を卒業し、本州に就職が決まった🎉ということで、
北海道を離れる前にぶな森に来たい!と黒松内に遊びに来てくれました。

キャンプで一緒になった子ども達とも会えたら…
という二人の希望もあり、
急遽祝日に日帰りイベントを実施!
町内から3人の参加者が二人に会いに集まってくれました。
内容は、二人のリクエストで
・思い出のミズナラの巨木に会いに行く
・焚き火でマシュマロ
です!

イルターザとムーンが黒松内に来るのも丸二年ぶり。
久しぶりに会って、成長したみんなの姿にびっくり&喜んでいました。

まずはグラウンドで一遊び。
先月、中国の子ども達と一緒に作ったかまくらの様子をチェック。
掘り出したらまだ穴がありました。

温泉大好きなイルターザに雪風呂をプレゼント(?)

 

さて、準備もできたので、車に乗って出発!
峠のうえなので、風が冷たい。
エッサホイサと雪の上を、四足歩行になりながらも進みます。

  

坂はゴロゴロ転がる作戦。
 

あっという間に雪まみれ

何度も休憩をしながら、ミズナラの巨木に近づいていきます

なにせ大きい木なので、少し遠くからでも他と比べて太い枝が見えてきて…

 

着いたー!!
木の全体がみえてくると、
みんなからも”大きい…”の声が。

そして、”あれ?”という声も。
そうなのです、実はこのミズナラ、
この一年ほどの間に、大きな枝が折れてしまいました。
中も空洞が広がっていて、これからどうなるか。。。という状態だそう。
それでも前の春には枝先に葉を生い茂らせていて、まだ生きています…!

太さを見てみようと手をのばしても全然足りません。

歩いているうちに深い雪で
靴に雪が入ったりしたので、
ガムテープグルグル作戦で足をガードしたら、
少し周りを散策したり、
折れて落ちが枝に降り積もった雪の上でゴロンしたり。

  

大人と比べてもこの太さ。

周りで過ごさせてもらっているうちに、
雪と風が吹いてきたので、記録に写真を撮って撤収!

 

 

ちなみにこちらが、約2年前、2022年3月30日にほぼ同じ角度から撮った写真。
違いが一目瞭然ですね。

  

別れを惜しみつつ、寒くもなってきたので来た道を戻ります。

四足歩行な人が増えました。

  

進んでは休んで、進んでは休んで…
風で枝や冬の間もまだ枝に残っているブナの葉がサワサワする音に
聞き入りながら、このままここで一眠り…

となりそうなところ、がんばって帰ってきました!

キッチンで持参したおにぎりとあたたかい豆腐の味噌汁(豆腐は作開の地域の人たちとちこも一緒につくった手作り豆腐!)、
まりこさんのお漬物をいただきました。

最後に、外で焚き火タイム!
雪も降ってきましたが、かまわず焚き火。

イルターザ達が、”みんなで食べたい”と、
スモアセット(ビスケット、チョコレート、マシュマロ)を用意してくれました。

マシュマロを火であぶって、チョコレートと一緒にビスケットではさんで、あむっ。

さらに、マシュマロをお鍋にいれてとかし、ポッキーやポップコーンにつけて、マシュマロフォンデュ。
飴細工のようにもなったりして。

   

最後はみんなでパチリ。

北海道を離れる前にみんなともう一度会って、思い出のミズナラに会えて、
二人もとても喜んでいました!

ありがとう!!

札幌から来てくれていた二人にも、ありがとう!
下の写真は過去のキャンプ中の様子です。
二人が作ってくれたミャンマー語とウルドゥー語のアルファベット表は、
今も自然学校に掲示してあります。

 

 

  

前回、2022年春休みのキャンプでミズナラの巨木に会いにいったときの様子は
こちらから↓

ぶなの森の春休み2021~Day3~最終日 - 大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森の春休み2021~Day3~最終日 - 大家族・長期村の日々奮闘記

キャンプから一夜明け、今日は朝から快晴の黒松内。みんなに聞いてみたら、あまり今年度が終わる感覚は無いとのことだったので、(それでも新年度、先生誰かな、教室間違え...

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次にまた会えるときまで、みなさんお元気で!!

(ちこ)

 


☀2025年もよろしくお願いいたします🎍

2025年01月06日 11時00分37秒 | 日常生活

🎍2025年スタート☀
明けましておめでとうございます
黒松内では比較的穏やかな年末年始となりました。
2024年も黒松内とその周辺の川・海・森・山での活動を満喫できました。
2025年も自然の中で過ごす時間を多くのみなさまと楽しみたいと思いますので、本年も何卒よろしくお願いいたします
 
~~~~~~~~~
月末の中国の自然観察団体との親子キャンプに向け、
引率者の一人が下見滞在に訪れています。
早速、無人駅ならでは?のハプニングがありつつも、
無事に昨年の秋以来、3ヶ月ぶりに黒松内で再会できました。
彼らとの日帰りイベントや、今週金曜の木育イベントなど、
今年もイベントにつきましては主にぶな森LINEにて
ご案内させていただきますので、
ご希望の方はぜひ”友達追加”のうえ次回の配信をおまちください🙏

2024年の締めくくり~年末キャンプのご報告~

2024年12月29日 11時06分50秒 | 子ども向け主催事業

今年もぶな森一年の締めくくりは年末の雪あそびキャンプ!
雪あそび三昧な2泊3日を、
札幌・江別・東京から集まってくれた5名の参加者、
元参加者で大学の実習生として戻ってきてくれた ほの、
そしてぶな森メンバーで過ごしました。

3日間、毎日の様子はこちらの長期村ブログにてご覧いただけます

https://blog.goo.ne.jp/bunamori/c/144f6b0a0ead0ff8600c509e0a904863

2024年もみなさまには様々な形で大変お世話になりました
2025年もよろしくお願いいたします
新しい一年がみなさまにとっても素晴らしき年になりますよう⛄

  

      


【3日目】朱太川でサケきゃんぷ

2024年10月14日 15時19分51秒 | 子ども向け主催事業

朱太川でサケきゃんぷ、最終日の3日目が始まりました。

今日も今日とて朝から快晴!

3日目の朝ともなると、朝おきてからの支度もスムーズに。

 

朝仕事は、烏骨鶏のうーちゃんと同時にあたためていて、予定日を過ぎても産まれてこれなかった鶏の卵や
お亡くなりなってしまった水槽の魚のお墓づくり。

コケッツを気に掛けてくれるみんななので、
中で死んでしまった卵をあけるまえに、
暗い場所でライトをてらしながら中を確認する”検卵”けんらんも一緒に。

しっかりと形になっているものや、液体がまだ多くのこっているもの、
外からみたら一緒ですが、中を透かしてみると少し見れます。

  

外にでて穴をほり、木に日付を書いたり。

今後の孵化に活かすため、
生まれてくることができなかった卵も、
殻をわってどの段階まで育っていたかを確認。

今回は5つの卵のうち、5つとも雛の姿になるぐらいまでは育っていました。

  

お姉さんコケッツの代表者も一緒に

 

埋めて、合掌。

みんなのおかげで、卵たちとも無事にさようならできました。

中に入ってから、ウーちゃんの2階部分を工作。

朝ご飯はキッチンまりこの元気モリモリごはん。

  

朝食後、参加者の一人が町内のミニ駅伝に参加するために早めの解散。

丁度、サケ調査をする川の近くが会場なので、応援にいきたい!ということで、見に行くことにしていたのですが
応援の旗も急遽準備することに。

調査カウンターも手にし、近い方を練習。

   

準備ができたら、どこまでサケがのぼってきているのか調査を朱太川の上流のほうへ。

中の川、黒松内川、朱太川で

サケ、ホッチャレ、その他の生き物の数を調査。

 

途中、町内の小学生が参加するミニ駅伝も見学。
みんな大きな声で応援していました。
応援も届いたようです😊

無事に仲間の有志を見届けたので、
ひきつづき調査。

市街地を流れる寺ノ沢川には
たくさんのヤマメやウグイの群れが。

     

最後に、サケの孵化場を外から見学。

いけすにもサケが。

  

ここで、結果発表!
それぞれが分担して数えていた、
生きているサケ、ほっちゃれ、その他の川の生き物の数を発表。

サケ→40
ほっちゃれ→14
その他(ヤマメ・ウグイ)→339!!!

という結果に。

サケポーズ(?)でパシャリ。

去年よりはサケやホッチャレは多く発見することはできませんでしたが、

ヤマメやウグイの群れを多く見ることができました。

帰っていたら、ごはんまでにいそいで片付けて掃除!

うーちゃんにと拾ってきた落ち葉も。

 

お昼ごはんはキッチンまりこの元気モリモリごはん。

コケッツキャンプ、ヤマメキャンプ、牛キャンプ、ボランティアキャンプ…
などなどなどなど、
こんなキャンプをしてみたい!という話で盛り上がり、最後のごはんも食べ終えました。

      

最後に、お迎えの時間までうーちゃんを触れ合いタイム。

 

   

お迎えを待ち、現地で解散となりました。

 

 

今年で2年目のサケきゃんぷ。

昨年と同じ時期に開催していますが、サケの状況や川の状況は今年と去年では大違い。

来年はどんなサケや川に出会えるのか。そんな変化を楽しみにしています


たくさんうまれる卵のうち、産卵をしに川に戻ってくれるのはごくごくわずか。
そして次の世代となる卵を産み落とし、生涯を終え、死してホッチャレとなってからも川の生き物たちの栄養となる
サケ。
いつもおいしくいただいているサケ(サーモン・イクラ)ですが、
そんなことにも思いを馳せるきっかけになればいいなと思います。

参加してくれたみなさん、ありがとうございました!!

(ちなみに、今回の参加者は全員はしっこ同盟をむすぶ3町からの参加という共通点が!)


【2日目】朱太川でサケきゃんぷ

2024年10月13日 22時56分49秒 | 子ども向け主催事業

朱太川でサケきゃんぷの2日目が始まりました。

今日も朝から快晴!

朝起きて、歯を磨いたり、着替えたり、寝袋を干したら、

朝はサケが近くの川に来ているか調査しにお散歩で”あサケんぽ”。

歩いて行くならゴミ袋も持って行こうよ!と、お散歩がてらゴミ拾いも。

  

目的地にたどり着きましたが、どうも去年よりもサケも少ない様子。

結果、今はほぼいないことがわかり、来た道を戻って(走って帰る人達も)
コケッツのところへ寄り道。少しみみずをあげたり。

 

朝から結構な運動をして、おなかもペコちゃん。

朝ご飯はキッチンまりこの元気モリモリご飯。

五目納豆、ホウレンソウと塩昆布のおひたし、切り干し大根、冷や奴、サンマの蒲焼き、たくあんにぶどうとグレープフルーツ。
今朝のサケポイントは、石狩汁🐟

   

朝もしっかり食べて、元気をつけます。

食器も洗ったら、今日は風が強いですが、
フルメンバーでの活動は今日が最後なので、早速午前中のうちにカヌーにお出かけ。

ウェットスーツ、ライフジャケットを着て、準備万端。

やはり風はありますが、太陽が出ていて気持ちがいい。

   

途中で上陸して水きりをしたり

がんばって速く漕いでみたり、ゴミを見つけたら拾ったりしながら。

カヌーの上からサケが泳いでいく様子も見ることができました。

無事に帰って来られたら、お昼は

おにぎらず、味噌汁、プルーン、チーズ。

 

 おにぎらずの具はシャケ、かつおぶし、ツナ、しらすの魚づくし。

午後からはサケがのぼってくる海岸まで行って、ゴミひろい。

連休中ということもあってか、たくさんの人が海と川の境界部分で釣りを楽しんでいました。
(川に入ったサケを釣ることは禁止されているので)

浜辺におり、早速次々とゴミがみつかります。

中国から流れ着いたペットボトルや缶、
今はみないタイプの缶をみつけたりして、テンションがあがります。

  

みんな的には、海外からの漂流物を見つけるとラッキー!と思うそう。

 

  

”そろそろおやつにしようか~”と声をかけても、
”それよりもっと拾いたい!”という声がでるほど、
(そして、次はゴミひろいキャンプしたい!とのリクエストまででるほど)
ゴミ拾いにはまっていたメンバーですが、一区切りつけておやつ休憩。

  

お気に入りの流木もゲット

帰り道、まだまだ続く浜辺にあるゴミをみつつ”あれもあれもあれも拾いたい!!”なんていいながら戻って来て、
リクエストのあったコケッツタイム。

     

みんなでミミズ丼をつくって、
コケッツ達にふるまっていました。
大好評で、一瞬で売切れとなりました。

 

夜ご飯は自分たち火をおこして、シャケを焼いて、ご飯を炊いて、味噌汁を作ります。

薪を割って、

 

火を点けて

 

 

羽釜ごはんもしっかりたけました

日が暮れてきて涼しくなったので、グラウンドを2周する人達(かけ声つき)

 

外の調理がおわったので、中もセッティング

美味しいご飯ができました!

 

みんなで、いただきます!!

羽釜で炊いた新米、サケの塩焼き、きのこ味噌汁、お漬物にりんご。

  

 

”最高!!”の声もあり、おかわり続出でたくさん食べました。

片付けもしっかりして、
リクエストのよるかくは、
少人数ならではの自分達がやりたいルールをきめるオリジナルルールで。

最後は温泉、今夜は寿都のゆべつの湯へ。
ハロウィンのフォトブースで記念撮影する人達と、それを見守る人。

あったまったら、帰ってきて寝るだけ。

明日の最終日はサケの調査で上流のほうへ行きつつ、町内での催しをみにいったり…?する予定です!


【1日目】朱太川でサケきゃんぷ

2024年10月12日 22時36分41秒 | 子ども向け主催事業

朱太川でサケきゃんぷ、1日目が始まりました。

大人も子どもも体調不良が少しはやっているようで
キャンセルもあり今回は参加者4名とぶな森スタッフでのキャンプです。

毎年この時期、海から生まれた川に戻ってきて産卵をし、一生を終えるサケ。
黒松内を流れる朱太川やその支流にも戻って来たサケが見られるので、
最後の力をふりしぼるサケの様子を見たり、味わったり、サケを川から見てみたり…
と、サケを感じるサケキャンプです。

1日目の今日はお天気もよく、気温が高めなので、

いつもの添別川でガサガサ秋の生き物さがし。

添別川にサケは遡って来ているのかどうかを調査しにいきます。

ウェットスーツとライフジャケットをしっかり着て、寒さ&安全対策。

最初は川の冷たさにゆっくりと生き物さがしでしたが、

  

 

いつもは夏に来る間書で、ウキゴリ、ヤマメ、ウグイ、ドジョウに出会えました。

秋の川の水に身体が慣れてきたら、さらに下流のほうへ探検へ。

 

サケが見えたよ!!!と先発隊の声が聞こえてきます。

さらに下流のほうにみんなで歩いていると、足下から何かがバシャバシャっ!!
驚いて、思わずきゃーっ!の連鎖。泳いでいった方を見てみると…サケでした!!

いつも捕まえている魚との比べて、だいぶ大きくてびっくり。

あっちへ行ったぞー!と追いかけていると

サケが浅瀬にのりあげてしまいました。

川に戻さなきゃ!と網ですくおうとするも上手くいかず

 

こうなったら…!と、手づかみ作戦に変更!

無事にがしっとつかみ、

 

急いで川に戻しました

 

さらに下流に行くと大きなウキゴリにも会えました。

本流まで歩いていくと水切り石大会。

  

コツを掴んだみたいで、7回が最高。

帰りには、ほっちゃれを発見。ほっちゃれを捕食してモクズガニやカジカも発見。

 

モクズガニは頑張って追い込んで、ゲット。

スタート地点に戻り、今日のおやつはサケとば。

夕暮れになってきて、最後の最後に、
冷たいのを覚悟で希望者はフローティングや、水掛けあいをし、本日の川は終了。

帰ってきて、途中参加の一人も合流!
道具を片付けて、着替えをして、

コケッツと触れ合ったり、

みんなの部屋で工作や自由時間を過ごし、

夕食の時間。

夕食はキッチンまりこの元気モリモリごはん。

今日のサケ一品は…サケコロッケ!
そのほか、かぼちゃだんご、マカロニサラダ、キャベツ、ひじきといとこんにゃく、たくあんにごはんとお味噌汁。

 

しっかりエネルギーチャージしたら、食器を洗って、

寝る準備をして、少しまったり

 

寝る前に、温泉へGO!

温泉でしっかりあったまり、あとは寝るだけ。

歯磨きして、トイレに行っておやすみなさい。

明日は、カヌーをするには風がちょっと強すぎる予報なので、
浜辺にいったり、町内のどこまでサケがのぼってきてるか調査にでかけたり、夜ご飯はみんなで秋のサケごはんを調理する予定です。

 


あと一歩が… 【孵化記録】

2024年08月04日 10時16分06秒 | 日常生活

前回お伝えしていた孵化への挑戦からだいぶ日にちが経ちましたが、
結果を先にお知らせすると、その後孵化できた卵は0でした。

全部で3度挑戦し、
その都度湿度や温度管理など調整してみたのですが
孵化にはいたらず。

孵化予定日を数日過ぎ、孵化の見込みが無いとわかってから、
全ての卵の中身を確認してみました。

受精できていなかった卵はほぼなく、
全てに命が宿り、多くはあとは殻を破ってでてくるだけ…
という、くちばしも、足も、羽も、ヒヨコの形まで育っていました。

あと一歩、何がだめだったのか…

夏のキャンプがはじまり、一時休止していますが
環境をもう少し変えて、また挑戦してみたいと思います。


2024年夏のプログラムはじまりました!

2024年08月03日 10時21分35秒 | 子ども向け主催事業

2024年夏のキャンプはじまっています!

夏のプログラムトップバッターとなる、
一週間のキャンプが無事に終了。

昨年の、北海道らしからぬ猛暑と比べ、20度中盤が続く、海や川の水が冷たい!と感じられる気温の中での
キャンプでした。
天候も、曇りや雨が多く、恵まれたとは言えないかもしれませんが、
終わってみれば、そういえば晴れた日があまりなかったな、とふと気づくぐらいで、
実際はあまり気にならず元気に活動できていたことに少し驚きです。

明日からは2本目の一週間キャンプがスタート!

今年の夏キャンプの日々の様子はこちらの長期村ブログにてご覧いただけます!

 

「2024夏」のブログ記事一覧-大家族・長期村の日々奮闘記

「2024夏」のブログ記事一覧です。ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。【大家族・長期村の日々奮闘記】

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二度目の挑戦…🐣

2024年06月10日 17時53分41秒 | 日常生活

コケッツのお話。


まだ雪も残るある晩、小屋の中の鉄網の扉を閉め忘れてしまったのですが、
そのときにテン?イタチ?の襲撃をうけてしまい、オス・メスの2羽を残し、
死なせてしまいました…

それ以降、扉は必ず閉めるようにし、
雪もとけ、やっと久しぶりの外を楽しんでいたであろうコケッツ。
その2羽も、テンかイタチか、細長い小動物(ジェットが逃げ去る姿を一瞬とらえたそう)に
襲われてしまいました。
小屋をみると、穴が…。
テンかイタチも必死とはいえ、やはりショック…

町内の方からいただいてきた、北海地鶏の黒いコケッツがついにいなくなってしまいました。

▼ゴールデンウィークのキャンプでは、子どもたちにミミズをたくさんもらっていました。

  

黒コケッツの血をなんとしても…!
と、保管していた、死ぬまでにメスが産んでいた卵をあわてて孵卵器にセットしてみました。
10日経って検卵(暗い場所で卵にライトをあてて、中の成長具合をチェックすること)しても
命の気配が無く…
これ以上あたためても良くならなそうなので、最後に全部割ってみましたが、
10個全て無精卵のようでした。

最後の方は、オスが病気っぽく足をうまく使えていなかったので、
交尾ができていなかったのではないかと想像します。

北海地鶏の子孫を残すことはできませんでしたが、
丁度、有精卵をまりこさんからわけていただくことができたので、
そちらを孵卵器にセット!

10日経ち、検卵してみましたが…
北海地鶏の検卵のときと明らかに違う…!
はっきりと、血管がみえます!


孵卵器は自然学校が使わせてもらっている旧作開小学校と同じ年に閉校となった
町内の他の小学校に残っていたものをお借りしています。
自動で転卵といって卵を親鳥がするようにまわしてくれる機能はついていないので、
手動で。命が宿っているとわかってからは、転卵にもいっそう感情がこもりますね…!

まだ途中で成長が止まってしまう可能性も多いにあるので、
21日目をむかえるまではどうなるかわかりませんが…

孵化予定日は6/21です!

(ちこ)

 


4日目お別れ&春のおでかけ~GWカヌー&テントキャンプ

2024年05月07日 14時07分52秒 | 子ども向け主催事業

1日経ってしまいましたが、昨日のGWキャンプ最終日の様子をお届けします!

最後の夜は体育館にテントを張り、
目覚めると予報通りの雨。
体育館の屋根に雨粒が当たる音で目を覚ましました。

テントからは”もう寝袋畳んで良いー?”との声。
テントに3泊ということで、テントでの寝起きもだいぶスムーズです。

校舎に宿泊中だったら札幌からのファミリーと、
寝起きのジェンガ大会。

一勝負終え、それぞれ朝食へ。

キャンプチームはホットサンドづくり。
雨なので、焚き火ではなくコンロでこんがりと焼いていきます。
チーズもとろとろでおいしくできていました。

資料室の道具がいろいろ気になるよう。

自由時間でバドミントンをしていると、
先ほどのファミリーが朝食から戻って来たので
みんなでバドミントン。

 

テントも解体。

最後は全員でドッジボールと、おかわり氷鬼。

この2日間、
校舎内でであったり、一緒にあそびながら、
”どこからきたの?””どこ小学校?”と、子どもたちも興味津々でいろいろお話していました。

Hさん&Fさんファミリーのみなさま、ありがとうございました!

我々は最後の森さんぽへ。

歩いて行ける場所にサンショウウオの卵があったので、
どうなっているか見に行くことに。

途中、イタドリをゲットしながらたどり着いた
池のようだった場所は…しばらく見ない間に干上がっていました…!

牧場の跡地で最後のイタドリチャンバラ対戦

今日の勝利チームと相棒

霧雨のなかてくてく歩いて帰り

待ってくれていたH&Fファミリーをお見送りしたら、
私達も最後のご飯

キッチンまりこ特製チャーシューラーメンです

最後までもりもりおかわりをし、
忘れ物のないよう片付けをし…

おむかえ組も札幌組も、出発。

今回は初となるGWの3泊キャンプ。
春休みぶり!な人、前のカヌーキャンプぶり!の人、はじめてぶな森にきてくれた人、
お兄ちゃんに続いて来てくれた人、本州から来てくれた人…
みなさん、ありがとうございました!

そして、宿泊キャンプ中に、
ゲストハウスや校舎の宿泊利用で、
久しぶりのご家族達にもお会いできたりと、
私達にとっても幾重にも嬉しいGWとなりました。

次のお泊まりキャンプは7月を予定しています。

もう少し続くこの春の新緑の季節(同時に、虫も活発になってきますが)
それぞれの場所で楽しみましょう!

 


3日目お別れ&春のおでかけ~GWカヌー&テントキャンプ

2024年05月05日 22時51分02秒 | 子ども向け主催事業

昨晩は夜中頃から風が強くなりましたが、
しっかりとペグを打てていたので、問題無く過ごすことができました。

明日は雨予報なので、朝のうちにテントを撤収します。

まずはテントの中の荷物を撤収

テントも、建てるときよりも手際よく解体

 

今日は2回のお別れが。
まずは、朝食前、ドムとレイが出発です。
別れを惜しみながら、またね!ハイタッチ!をしながらお別れの挨拶。

イギリス出身で2年前から日本は神奈川で仕事をしているドム、
実は7年前、大学生のときに1ヶ月間ボランティアで来てくれていたのです。

ここ数年、毎年ウェールズにあるカーディフ大学からボランティアで学生が1ヶ月程
来てくれているのですが、ドムもそのプログラムで初来訪。
また来たい!と言ってくれていたのが、コロナや転職のタイミングなどで
タイミングがなかなかあいませんでしたが、今回ついに、友達のレイと一緒に帰ってきてくれました。

英語の先生をしているので子どもたちとも普段から接していて、日本語も理解でき、
身体も大きくて力持ちなドム。
そして初めての北海道で黒松内に来てくれて、
こういったキャンプもほぼ始めてと言いながらも、
北海道の子どもたちとの会話や野外での活動にも興味津々、
子どもたちからも慕われていたレイちゃん。

2人ともありがとう!!!

車が見えなくなるまでお見送り。

ご飯までの時間は、参加者が5人での最後の体育館あそびでバドミントン。

 

昨日使ったカヌーの道具も中に運んで

  

キッチンまりこで、いただきます!

 

今朝のメニューは、
ミートグラタン、ウィンナー、鹿肉、サラダ、ミネストローネ、食パンに夏みかん。 

今日ももりもり食べますよ

  

朝食後、早めに解散の1人とお別れです。
またなーー!!元気でねー!!の声が響きます。

朝食後は、おでかけ中のご飯に食べるおにぎりづくり。
2回目なので慣れたものです。

  

コケッツにごはんをあげたら、春のおでかけに出発!

一カ所目は、昨日のカヌーの場所を通り過ぎ、
寿都町の寿都神社へ。
うっすらと淡いピンク色の社殿で有名なこの神社にある
同じくピンクな桜並木を目指して行ったのですが
こちらは既に葉桜に。

少し残った桜を横目に進むと、
鮮やかな手水舎が!桜仕様になっていました。

    

風鈴の音も心地良い

 

みんなで参拝

   

桜、ありましたー!

続いては黒松内町に戻り、
春の花が一面に咲く森林公園へ。

 

カタクリポーズ

 

コケや花をみたり、焚き火に使えそうな松ぼっくり、白樺の皮をひろいながらお散歩。

一周し、お昼ご飯に。

昼食後は同じく森林公園内の違う場所にある池に。

孵化してウニョウニョ動き回るたくさんのエゾアカガエルのオタマジャクシと
ぷにぷにのサンショウウオの卵。

そっとすくって触らせてもらったり、観察したり

   

まだ歩けるメンバーで、少し上に登ると風が気持ち良い

散策のあとは、おまちかねの温泉でまったり
今日は昨日とは違う温泉、黒松内温泉ぶなの森へ。

あたたまったらお菓子タイム。

自然学校に戻ったら、少し休憩したあと
裏で夜ご飯づくり。

まずは今日も今日とて火をおこします。

暖炉も出現

ロープに揺られたり

  

サッカーしたり

イタドリを集めて燃やしたり

小割をつくったり

 

リンゴカット

今日の夕食、しいたけ豚バラうどん完成!
うまい!とおかわり続出でツルツル。  

デザートのリンゴは、焼きリンゴにしてみたりも

  

食後のイタドリチャンバラ

草相撲のチャンバラ版のごとく、
強そうなイタドリを見つけて打ち合い、折れなかったほうが勝ちというたたかい。

打倒ジェットを目指してみんなで必死に強そうなイタドリ探し

  

トーナメント戦になり

 

勝者と、文字通り”相棒”

今日も手分けして食器洗い

食後はみんなで体育館あそび

この指とーまれ

 

ソフトドッジでもりあがりました

   

ひとしきり遊んだら、
今日の寝床づくりのテント建て。

さすが2回目の慣れた手つきで建てていきます。

  

最後の夜も、それぞれUNO大会とトランプ大会がテント内で開催中

  

消灯後、すーっと眠りに入っていました

いよいよ明日は最終日。
最後に過ごす半日も楽しみましょう!

 

 


2日目カヌー日和と野外料理~GWカヌー&テントキャンプ

2024年05月04日 20時59分04秒 | 子ども向け主催事業

今日は
キッチンまりこで朝ごはん、
おにぎりづくり
カヌーへGO!
お昼を挟んでたっぷりカヌー
野外調理
お外で夜ご飯(羽釜ごはん、味噌汁、チキン&ポークグリル、りんご)
ゆべつの湯で温泉タイム
明日解散の3人と過ごす最後の夜

と、天気にも恵まれ、もりもりの1日でした!

それでは今日の活動の様子をお届けします▼

最近は朝が明るくなるのも早く、テント泊では
テントから透ける朝日や”ホーホケキョ”のウグイスをはじめ、たくさんの鳥の鳴き声に
朝をダイレクトに感じます。

明け方には2度程まで冷え込みましたが、
みんなぐっすり寝れていたようです。

 

5時前には目が覚めた組はもう少し寝袋の中でねばって身体を休めたら、
裏小屋でUNOにマジック。

 

時間までぐっすり組もみんな起きてきて、
時間になったらこのあとのカヌーの準備

 

テントの中も一旦片付け。
これから片付けるからビフォーアフターのビフォーを撮って!
と言われたので撮ったのですが、肝心のアフターを撮りそこね

 

8時になったら朝ご飯。
今日のメニューは
焼き鮭、小松菜とエノキのおひたし、ほうれん草とセロリの和え物、冷や奴、五目納豆、おからとひじきのあえもの、お漬物、お味噌汁にごはん、デザートは河内晩柑。

 

1日の活動に備え、朝からもりもり食べます

 

ご飯の後は、お昼ご飯に食べるおにぎりもにぎにぎ

  

 

  

ライフジャケットとヘルメットも準備し、
いざ朱太川へ!

今回カヌーをするのは、
朱太川の最河口付近。カヌー2艇とダッキーボート1艇で川にゆられます。

まずは気をつけるポイントをみんなで確認

 

ライフジャケットもきちんとしめて、いってきまーす!!

 

本流の脇を練習がてらゆったり、ときには速く、
こぎのぼって、下りてきます。

   

一漕ぎしたら、お昼ご飯
自分でにぎにぎしたおにぎり、おいしい!
あったか味噌汁やチーズ、バナナも。

 

昼食後、河口のゴミを腹ごしらえがてら袋いっぱいに拾ったら、
組み合わせを変えて2回目の出陣!

     

ダッキーにのってみたり、カヌーで川のごみを拾ったり、
他のカヌーに近づいてみたり

一度戻って、おやつ休憩

  

大きめな魚が泳いでいるのも見られました

さて、3度目、最後の一漕ぎです

    」  

カヌーにも段々慣れてきて、もっと漕いで進んでみたい!
ということで、もっと遡って、本流に合流し、
川を下る冒険コースに挑戦

水量が少なくなっていたので
途中は大人がひっぱりながら
  

冒険チックな場所もぬけて、ついに本流との合流地点まで到達!

 

さすが本流、一度流れに乗ればスイスイです

    

無事出発地点まで戻ってきました

帰る準備もみんなでエッサホイさ

 

学校に戻ったら、片付けたり着替えたり

 

木に登ったり、デイジーをたくさん集めたり…
少しまったりしたら

裏で夜ご飯づくり開始

道具をはこんで、火をおこして、具材を切って…

ほだ木からしいたけを収穫

  

薪ストーブにも火をおこします

 

切ったり、洗ったりと大活躍

     

自家製暖炉?の製作に夢中な人達も、立派な火を点けていました

おいしそうなにおいもしてきました
準備ができたので、食べますよ

 

 

おいしい!火で焼くと違うね、外でたべると違うね、というコメントも

食べ終わったら手分けして後片付け

 

体育館で遊んだり、ぶな森に新しく登場した資料室も見学

このあとは、寿都温泉ゆべつの湯でまったりあたたまり、
戻って寝る準備をしたら
今晩もそれぞれのテントでUNO・トランプ。一足先に眠る人も。

今日は昨日ほど夜も冷えず、たっぷり活動したのでぐっすりなのではないでしょうか。

明日は桜をもとめてお花見おでかけと、今日に続き野外調理の予定です。

 


1日目テントを建てるぞ!~GWカヌー&テントキャンプ

2024年05月03日 22時06分28秒 | 子ども向け主催事業

ぶな森の前を通る道道も通行量が多くなり、
GW後半のはじまりを感じる5月3日。

これまでより1日長くし、3泊4日となったカヌー&テントキャンプがはじまりました!

長万部、豊浦、小樽、札幌、本州から集まってくれた
参加者のみんな&スタッフでのキャンプです。

まずはみんなで自己紹介。
今回は子どもから!と元気に始めてくれました。

4日間のスケジュールや、
今回はGW中ということでキャンプ以外でも施設利用などがあったりなので
人の動きの確認。

外にでる準備をしたら、早速今日の寝床をつくるぞ!

今日のキャンプ地を決めて、
みんなで2つのテントを建てます。

途中休憩もしながら、みんなで無事建てることが出来ました。

 

 

寝袋やかばんなど荷物を全て運び込んだら、
グラウンドのコケッツに会いに。

草やミミズラーメンセットなど、ニワトリのコケッツ達におやつをあげてくれました。

      

キャンプ場に戻って、焚き火開始。

マッチの練習をしたり、
薪を小割にして入れたり。

  

18時になったらごはんの時間!
おまちかね、キッチンまりこの鐘がなって、みんなでいただきます!

今日のメニューは
鶏の唐揚げ、フキとこんにゃくの煮物、大根と挽肉のとろみ煮、切り干し大根、サラダ、つけもの、ごはんに味噌汁。

おかわりもたくさん出て、もりもり食べました。

  

食器の洗い方の話での
食器ふきのかけ方実演コーナー

食べ終わったら自分で使った食器は自分で洗います

夜の時間の過ごし方を
遊び方で決めます。

使える時間の中で、
やりたい遊びの案を出したり、
多数決で決めるかどうかから意見を出し合ったり…
時間はかかりましたが最終的には、もう1日体育館で遊べる日があるということで
全員が納得する内容で決まりました。

  

ということで今日は
増えオニ&バドミントン!

  

 

からの、外で焚き火マシュマロタイム

     

トイレにいったり歯磨きしたり、寝袋を二重にしたり…
準備ができたら、
消灯時間までそれぞれのテントでUNOや神経衰弱でもりあがっていました。

明日はコンディションが良さそうなのでカヌーにでかける予定です!

テント泊、無事快適に寝られるでしょうか…?!


土のにおい~台湾からの視点

2024年04月15日 14時12分21秒 | ピカの黒松内記

ピカが雪どけを告げてくれるこの春先の土のにおいについて、記事にしてくれました!
台湾出身のピカならではの視線での土のにおい、興味深いです!!

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土のにおい

あなたは最後に土の匂いを嗅いでからどれくらい経ちますか?

いよいよ北海道にも春がやって来ます!
畑や道端の斜面から、鮮やかな緑色のフキノトウが芽吹きます。
雨上がりの昼下がり、まるで大地に呼ばれたかのように竹籠を持って山菜採りに行ってきました、今日の昼ご飯です!

校舎を出て裏庭に向かうと、雨上がりの湿った土の香りがして、思わず深呼吸してしまいました。
とても好きな香りです。台湾は湿気が多いので、雨が降っていなくても、林道や小川沿いを歩いているとこの香りがすることがあります。

しかし、どうしてこんなに長い間雨の匂いを嗅いでいなかったのでしょうか?
3月下旬の春のキャンプでも雨が降りましたが、匂いはしなかったような?

軒先の少し溶けた雪を見て、ああ!前は土が雪の下に埋もれていました!
4月に入ってから、学校の芝生の雪が溶けるのが早く、冬のキャンプで作った小屋や洞窟、
滑り台などはもうすっかり消え去っています。

雨の日には雨の匂いがするということは子供の頃から知っていましたし、
それが雨粒そのものの匂いではなく、雨が降った後の湿った土の匂いだということも知っていました。
が、私はそれを知っていただけで、それ以上詳しく調べませんでした。
今回、久しぶりに長靴を履いて濡れた芝生を踏みましたが、北海道の冬はまさに土の匂いまで真っ白な雪に覆われている季節なのだと実感しました。雪に覆われて休んでいたあと、生命力あふれる春がやって来ました。

今年、四季のはっきりした北海道に滞在していなかったら、土の匂いをここまで理解できなかったでしょう!
北回帰線の亜熱帯の台湾では、冬の寒波が来て気温が10度を下回ると、誰もがうめき声を上げ、
冬が終わるとすぐに気温が29度や30度まで上昇することがあります。
すぐに夏が来るのに、約束の春はどこへやら。桜の季節は標高2,000メートルの山でしか味わえないかもしれません。

あなたは最後に土の匂いを嗅いでからどれくらい経ちますか?

刻々と変化する自然はいつも豊かな経験をさせてくれますし、観察する様々な興味深い現象を知ることもとても楽しいです。今日は天気が良いので、散歩に出かけましょう。
小雨が降った場合は、良い装備を身に着けて雨の匂いを楽しみ、五感を解放して体験しよう、そして、学ぼう。

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你有多久沒有聞到泥土的味道了呢?

北海道的春天終於來了!鮮綠色的款冬花苞從田地、從路旁的邊坡冒出頭來。一個下雨過後的中午時分,彷彿受到土地的召喚,拿著竹簍去採山菜——採今天的午餐囉!

才剛踏出校舍門口往後院走去,迎面而來一陣下雨過後潮濕泥土的芳香,不禁大口深呼吸——這是我非常喜歡的味道!台灣的氣候很潮濕,有時候就算沒有下雨,走進森林步道或小溪旁,常常就能聞到這股味道,所以對我來說,就是走進自然中、令人懷念與安心的味道。

但,怎麼會這麼久沒有聞到呢?三月底的春季營隊也有下雨,但好像沒有聞到?

看到屋簷旁還有一點兒融化中的積雪,才想到:啊!之前泥土都被埋在雪底下了!四月初開始,學校草地上的雪就用非常快的速度融化,幾乎每天都看得到變化,年初營隊大家合力建造的小屋、洞穴、滑雪道早就消失了。

從小就知道下雨天會有雨的味道,長大後知道那不是雨滴本身的味道,而是下雨後潮濕的泥土散發出的味道,但也只是知道而已,沒有更進一步的探究。這次穿著雨鞋久違地踏在潮濕的草地上,真正體會到北海道的冬天真的是萬物蟄伏的季節,一切被純白的大雪覆蓋,連泥土的味道也掩蓋了,在積雪下休養生息,等春天到了併發出蓬勃的生命力。

如果不是這一年待在四季分明的北海道,我也不會對泥土的味道有這麼強烈的體悟吧!在北回歸線上亞熱帶的台灣,冬天寒流來時降到10度以下大家就哀哀叫,而且冬天一過,溫度可以馬上飆到29、30度,馬上進入夏季,說好的春天呢?大概只能到海拔2,000公尺的山區櫻花季感受一下了。

你有多久沒有聞到泥土的味道了呢?

無時無刻不在變化的大自然總是能帶給我豐富的體驗,我也很樂於去學習我觀察到的各種有趣的現象,今天的天氣不錯,就出門走走吧!如果飄了小雨,更要穿好裝備去享受雨的味道,打開感官,去體驗吧!去學習吧!

(ピカ)


ありがとうまりっぺ!

2024年04月15日 14時11分04秒 | お知らせ

地域おこし協力隊として黒松内に着任していたまりっぺこと阿部真理隊員が、
3年間の任期を終え、新たなステージと旅立つことになりました。

畑プロジェクトや、雪像づくり、ふらりカフェなど、様々なイベントを企画していた
まりっぺ。
新天地での活躍も楽しみにしています!!!
3年間ありがとうございました!!!

これを機に、3年間のまりっぺとの活動の様子を
写真とともにふりかえってみましょう✨
(蔵出し写真多数📷)

スタッフ&助っ人総出での薪作業。
倒したトドマツを玉切りにしたものを、運びまくりました。

自己紹介用に撮らせてもらった一枚。
春真っ盛りですね。

個人的おすすめ写真、
黒松内岳をバックに町内製造の水とパシャリ。
CMに起用されるのでは…!?
(2024年6月現在されていません)

身軽な身のこなしで、
ぶな森で導入したばかりのSUPもスイスイ。

ネイチャーサウナのイベント。
あつかったですね…!


NHK札幌放送局で道内179市町村を同時に繋ぐという生放送番組にも
助っ人で出演してくれました!

夏は川へ海へ…🌊

その年の初雪レポート。

ホッシーによる除雪機操作レクチャー

地域の行事もたくさん企画運営してくれました。
芋すり団子、つくりましたね…!

最後の年には、”ふらりカフェ”というイベントを企画し、
町内のお店のお菓子やケーキを楽しんだり、ふらっと立ち寄れる場を
体育館につくってくれ、
作開の元気いちばメンバーとも遊びにいってきました!

まりっぺとの共催で、アイスドームを自然学校のグラウンドに出現させました

冬のキャンプでも助っ人参上!

馬の花雪さんとのイベントにも来てくれました

去年の夏は、
自然学校に滞在中の海外ボランティア&研修生と、
町のビアガーデンに出店!

町内の役場職員有志でBEECH NUTSとして
空き店舗を使ってカフェ出店なども取り組んでいました。
木育フレンズの木育イベントでは、BEECH NUTSのカフェコーナーを出してもらいましたよ☕



ありがとうまりっぺ!





 

 

まりっぺによる記事、「あべまり日記」の一覧はこちらから▼
「あべまり日記」のブログ記事一覧-自然学校発 黒松内だより

また会う日まで、お元気で!!!

(ちこ)