右の脇腹を痛めているせいで、先週は一度もクラブに触らずに過ごしました。
日曜日のゴルフも欠席しました。
土曜日の同窓会を早めに切り上げたので、日曜の朝は目覚めも良く、アルコールは全く残っていませんでした。
しかし、何もすることが無いのです。
仕方なく、スカイラインで天草西海岸を目指すことにしました。
スカイラインを純粋にドライブだけの目的で引っ張り出すのは4月に購入してから僅か2回目です。
スカイラインで郊外をドライブする時はマニュアル操作が不可欠です。
何故ならば、オートマがローギヤード過ぎるからです。
サードで50Kmまで引っ張り、70Kmでも5速に入りません。
郊外で最も多用する60Km台の速度をオートマモードだと、ずっと4速で巡航することになるのです。
マニュアルモードだと60Kmで5速に入れることが可能になります。
5速でもトルク不足を感じることは有りませんし、むしろアクセルの過敏性が減弱されるのでスムーズな走りになります。
行きがけは松島から左にルートを取り、姫戸から龍ヶ岳を通り抜けて反対側から本渡の大橋を渡りました。
そのまま本渡市内(天草市内)を通り抜けて海岸線で五和、苓北を経て下田温泉、さらに大江の天主堂まで足をのばしました。
大江には、”五足の靴”といういわれが説明されています。
明治の終わり頃に五人の詩人が天草を旅し、大江の天主堂にたどり着いたそうなのです。
かなり以前に大江に来た私は、その五人の詩人の名前を記憶しようと努力しました。
北原白秋、与謝野鉄幹、吉井勇、平野万里までは思い出したのですがもう一人を失念していました。
もう一人は木下杢太郎でした。
最初の3人は有名ですので簡単なのですが、平野万里が全く聞いたことが無い名前でしたので、それを記憶することに気を取られてしまい
、少しマイナーな木下杢太郎が消えてしまったようです。
与謝野鉄幹は昭和7年にも、晶子を伴って、籠で(!)大江天主堂を訪れたそうですので、よほど天草の景色が気に入ったのでしょう。
帰りは夕陽の見物スポットである十三仏公園に立ち寄り、上記の写真を撮影しました。
逆光ですので、ダメ元でシャッターを押してみたのですが、最近のカメラの性能は素晴らしく、ちゃんと映っていました。
300Kmを越えるドライブでしたが、疲労感はありませんでした。
スカイラインは快適な車です。サスペンションがしなやかで細かい凹凸を吸収しますので乗り心地が良いのです。
たった一つだけ、チョット困ることは、座席が低過ぎるので、降車するときには、ドアを開けて、両足を外に出し、
両手を床について、”ドッコイショ”としなければならない点です。
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