お花大好き

四季折々のお花や風景は、心を和ませ
優しい気持ちにさせてくれます
楽しい花散歩や風景記録を綴って行きます。

カタクリの里の花たち

2017-04-07 | 

今年のカタクリの花は、花冷えの日がつづいたため昨年より1週間遅れて満開となったそうです。
カタクリや雪割草以外にも沢山の花があり、可憐な花たちが迎えてくれました。

1) イワウチワ  イワウメ科  イワウチワ属の多年草
山地のやや暗い林内に生え、岩場に生えることが多いとされていますがカタクリの里は
岩場ではなく林の中で咲き 花びらはフリルのようで可愛いです。


2) リュウキンカ(立金花)  キンポウゲ科  リュウキンカ属の多年草
北海道の方では山菜として食べられていて、味も一級品とされていますが、
食べすぎないようにご注意を・・・


3) ボクハンツバキ(卜伴椿)
濃紅色の一重小輪き、雄蕊の先が変形して花弁化し、よじれて盛り上がった唐子咲き
唐子の部分は白色 珍しい椿ですね


4) ショウジョウバカマ  メランチウム科  ショウジョウバカマ属の多年草
やや湿った場所に生え、ショウジョウバカマの花の色は微妙に違い
6枚の花びらを持つ花がいくつも集まって丸くみえます。


5) 星咲一輪草  キンポウゲ科
地中海周辺(フランス~セルビア)あたりで自生しているそうです。


6) アズマイチゲ  キンポウゲ科  イチリンソウ属の多年草
白い花を茎先に1つつけ、白い花びらのように見えるのは萼片


7) ヒカゲツツジ  ツツジ科  ツツジ属の常緑低木
淡い黄白色で、ツツジの仲間ではめずらしいですね


8) コシノコバイモ草  ユリ科  
カタクリや雪割草と同居していて面白く、丸っこくて可愛い花


9) オオバキスミレ
数少ない黄色のスミレの仲間ですが、葉が大きいのでこの名前になったとか
このスミレは高山の残雪が消えた後に咲くのが普通だそうです。


10) イワナシ  
山地に生息するツツジ科の植物で、岩場に生え梨のような味のする実をつけるそうです
食べた方のお話によると本当に梨のような食感に感動したとのこと 


11) ネコノメ草  ユキノシタ科  ネコノメソウ属の多年草
やや湿ったところに生え、小さな淡い黄緑色(黄色)の花を咲かせていました。


12) アズマシロカネソウ  キンポウゲ科  シロカネソウ属
うつむき加減に咲く小さな花は、黄緑色で外側が紫色を帯びていて、
2色のコントラストが大変きれいでしたが、水の流れに邪魔されて近づけなかったのが残念!


沢山の写真を見ていただき有り難うございます。花冷えの日があり桜の開花が遅れていましたが
今週になって気温の上昇で、6日 横浜は満開になりました。待ちきれず
目黒川、小石川後楽園、千鳥ヶ淵、靖国神社へと追っかけをしてきました。
ゆっくりですが更新していきたいと思っています。