弦楽四重奏曲第33番ト短調を聴きました。
太陽四重奏曲集の3曲目です。
これもほかの短調の作品と同様、
素晴らしいですね。
第1楽章は知らずに聴いたら、
とてもハイドン先生の曲とは思わないかも。
力強さもあり旋律の展開もスムーズで
かっこいいですね。
チェロの伴奏にちょっと印象的なところがあって、
そこも好きです。
各楽章の性格付けもハッキリしてきてるようです。
第2楽章メヌエットが余韻を残しつつ
第3楽章アダージョに入っていくところも
すごく素敵です。
第4楽章も終楽章らしい疾走感溢れる曲ですが、
これも最後は少し余韻を残しながら
消えるように終わります。
でも中途半端な感じはしませんね。
渋いというか大人?な感じというか・・・。
この曲もモーツァルトの短調の室内楽作品に
影響を与えたのでしょうか。
第22番ニ短調《ため息》に続き、名前を考えます。