弦楽四重奏曲第39番ハ長調『鳥』を聴きました。
名前は装飾音の音形からきているそうです。
まあ、鳥の鳴き声に聴こえなくもないですが。
第2楽章のスケルツォはアレグレットです。
短い楽章ですが、とても印象的です。
冒頭主題はかなり音量も起伏も抑えた感じで
ちょっとベートーヴェンの交響曲第7番の
アレグレットを思い出しました。
展開部は一転、ヴァイオリンの華やかな旋律に。
第4楽章はロンド形式です。
特徴的な音形でたたみかける第1主題と、
民謡風の旋律が印象的な第2主題の対比が
とてもいいですね。
でも『鳥』て名前も随分大雑把ですよね。
第67番『ひばり』て曲もあるし。