子供のころ、
本が大好きだった。
小学校中学校と、
図書室で
本をむさぼり読んだ。
ひどく人見知りな性格で
、友達など一人もできない。
休憩時間は遊びの輪に入れず、
いつもひとりぼっち、
ポツネンと過ごしていた。
トイレに行く途中、
通りかかった図書室。
チラッと目に入ったのは、
本がずらりと並んだ本棚!
初めて見る本の王国だった。
でも入る勇気は出なかった。
諦めもできず立ち尽くし、
キョロキョロしていると、
係の先生が気づいて
声をかけてくれた。
「いっぱい本があるでしょ。
読んで欲しがってるわ。
きみが読んでくれたら、
喜ぶよ」
本が喜んでくれると素直に信じ
、図書室へ入っていた。
読みたかった本を
手に取った。
以来、
図書室に入り浸り、
手当たり次第に本を読んだ。
誰にも気兼ねしなくていい
本の世界を楽しんだ。
いつしか
本は友達になった。
一人ぼっちなのに、
人並みな人生を送れたのは、
図書室で
本と友達になったからだ。
本が大好きだった。
小学校中学校と、
図書室で
本をむさぼり読んだ。
ひどく人見知りな性格で
、友達など一人もできない。
休憩時間は遊びの輪に入れず、
いつもひとりぼっち、
ポツネンと過ごしていた。
トイレに行く途中、
通りかかった図書室。
チラッと目に入ったのは、
本がずらりと並んだ本棚!
初めて見る本の王国だった。
でも入る勇気は出なかった。
諦めもできず立ち尽くし、
キョロキョロしていると、
係の先生が気づいて
声をかけてくれた。
「いっぱい本があるでしょ。
読んで欲しがってるわ。
きみが読んでくれたら、
喜ぶよ」
本が喜んでくれると素直に信じ
、図書室へ入っていた。
読みたかった本を
手に取った。
以来、
図書室に入り浸り、
手当たり次第に本を読んだ。
誰にも気兼ねしなくていい
本の世界を楽しんだ。
いつしか
本は友達になった。
一人ぼっちなのに、
人並みな人生を送れたのは、
図書室で
本と友達になったからだ。