こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

薪割

2020年10月17日 02時12分49秒 | つぶやき
害獣除けの柵作りに入った。
ひとり仕事だから、
時間がかかる、不正確……
要するに程らいなのだが、
三分の一は仕上がった。
全部出来上がれば、
防獣網を張り巡らす予定だ。
実は周囲の区画は胃の志位がやり放題で、
トラクターで耕したぐらいに
掘り起こしている。
柵で囲う区画あで侵略されないうちにと、
気は焦るが、
進捗状況を加速するのは不可能だ。
まず資材が残り少ない。
竹が足りなくなるかも知れない。
手抜き工事というわけにはいかない。
敵は狂暴イノシシなのだから。
また竹を切り、
市中へ加工しなければならない感じ。
太い竹を割るのはひと苦労。
しかしやるしかないだろうな。(笑)

割るといえば、
秋から冬にかけて、
薪割をやらされた記憶がある。
山から切り出した丸太を裁断、
オノを使って割っていくのだ。
ガスや電気がままならない時代に、
薪は欠かせない燃料材だった。
小学生くらいからやり始めた薪割の手伝いは、
高校生になると、
ようやく薪割のコツが身についていた。
尾のを振り下ろして、
「パカーン!」と
割れたときの快感といったらどうだ。
調子がいいとリズムよく割れるが、
ビノが丸太に食い込んだりすると、
もう大変だった。
割り木(割ったマキ)は
軒下に積み上げて乾燥させ、
翌年に使う勘定だった。
割っても割っても、
キリのない作業だった。
しかし、
当時の子供は
何かにつけての、
手伝いに駆り出されていた気がする。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨と草刈りと雑草……!

2020年09月03日 02時58分40秒 | つぶやき
雨!
こんな簡単に降ってくるものなんだ。(実感)
台風の影響かは知らないが、
これぞ慈雨といって差し支えないだろう。
雨が降りやんだ
ほんのつかの間を狙って、
数日ほど前から続けている草刈りの続きに入った。
前回までは酷暑と闘いながらの作業だったが、
今回は、
曇り空で、
どちらかと言えば心地よい。
作業中振り返ると、
あれれれのレ?刈り跡に
雑草の赤ちゃんが
見る見る間に育っているぞ!
疲れが一度に体を襲った。(アア~ア~)

お草刈りを終えたとたんに、
また雨が降り出した。
まだ運は尽きていないようだ。
しかし、
雑草はどや顔で、
こちらをからかっている。(ため息)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パソコン

2020年08月30日 02時51分11秒 | つぶやき
パソコンが
全くいうことを聞かなくなって、
お手上げ状態だった。
何をしても反応しないのでは、
諦めるしかない。
修理屋さんに連絡してから、
暫くはオフタイム。
こうなると、
もう生ける屍みたいなものである。(ああ~)
定年退職以来、
私の余生を担ってくれているのが、
パソコンであることを思い知らされた一軒だった。
深夜二時半過ぎ、
ようやくパソコンに向き合えた。
日常を取り戻したのである。(観劇)

31日に図書館で展示する資料の準備が、
ほぼ片付いた。
こちらもパソコンが必須。
いやはや間に合って安堵の胸をなでおろした。(ほ~う)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クワガタ捕り

2020年08月06日 01時31分08秒 | つぶやき
朝から暑い。
生ごみをコンポートへ運んだが、
玄関を出たとたん、
耳に蝉の声!
ここしばらく聞いていない。
立ち止まって蝉の声に耳を傾けた。
我が家のシンボルツリー、
桜の大木から蝉の声が届けられている。
昔はうるさいほど鳴いていたのに、
最近は蛍同様希少そのものだ。

田舎の夏は虫の夏でもある。
アリやゴキブリなどは御免だが、
蝉、カブトムシ、クワガタ……は大歓迎。
子供時代は毎日捕りまわっていたっけ。
二人きりで年子の兄弟だったが、
兄は季節を問わず、野外を遊びまわり、
一方の私は部屋に閉じこもって、
絵を描いたり、本や漫画を読みふける子供だった。
「カブト捕りにいくぞ~!」
そんな弟に有無を言わさず誘い出す兄だった。
夏休みに入ると、
朝早く引っ張り出された。
林と山すそを回って、
クワガタやカブトムシを捕獲するのである。
野人(?)の兄は、
虫のいる木のあり場所を熟知していた。
人より先に行かないと、
もうカブトムシは取られてしまう。
しかし兄の野生のカンと敏捷性は
誰にも劣りはしなかった。
ただわたしという金魚の糞的お荷物付きだったが、
それをものともしない兄だった。
蜜が豊富な木を見つけると、
ハチがブンブン飛び回っていても意に介さないからすごい。
私といえば根っからのおびんたれ。
兄の背中の後ろに隠れてやり過ごしたのだった。

あの頼れた兄は、
43の若さで逝った。
私の厄を身代わりで受けてくれたのだと、
今も信じてやまない。

蝉が鳴きながら、
桜の木から飛び立った。
また暑さが半端じゃなくなろうとしていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大勢の中のひとり

2020年07月18日 02時13分00秒 | つぶやき
またぞろコロナが頭をもたげてきた。
また自分なりの自粛ライフに
入らなければならないのかも。
一人で時間を過ごすのは
得意(?)だから苦にならない。
小さい頃から、
ひとりぼっちだった。
人前で物が言えなくなるのが致命傷だった。
それでも仲間外れにならなかったのは、
遊びの輪の中、
いや輪の外にべったりくっ付いていたからだったなあ。
syべったり遊び合ったり出来なくても、
必ずその仲間たちにべったりくっ付いての、
傍観者を決め込んでいた。
いつも傍にある顔だから、
いつしか仲間の一人と勘違いして貰えたのだ。
割合優等生面していたのも好都合だった。
仲間と認められれば、
苛められることもないし、
自分流の生き方を通しても、
誰も文句を言わなかった。
別に考えがあってそうしたわけではないが、
自分を守る本能のなせるワザだったのかも知れない。
一種の処世術と言える。
それを大人になってからも生かし、
どんな会合でも、
顔を出して頬笑んで過ごしたものだ。

一人は大したことではないが、
紙芝居など実演できないのがきつい。
コロナを恨む日々となっている。

コロナのニュースを見て、
落ち込みながら見渡した先に、
あさがおが一輪。
今夏一番先である。
少し心が癒されたところでパチリ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恋は成長の糧(1)

2020年06月10日 01時33分26秒 | つぶやき
きのうも暑くて、
もう何日も雨が降らない。
畑は乾ききってしまったが、
夏野菜諸君は頑張って耐えてくれている。
汗だくだくで水をやり終えてホッ。
あと何日かで梅雨入りらしいが、
それまで老骨が
持ちこたえてくれるかどうか?

そんな中、ちょっとハッピーに、
コロナ恐怖に陥って以来、
明るい話題はとんと縁が亡くなっていたが、
ここ数日嬉しいことが続いてくれる。
高齢加速孤独加速に鬱屈状態を迎えていたから、
N運営会議再開の知らせが最大の朗報。
ウハウハとなっている。。
10日の夕方7時開始と、
市の担当者から連絡があったので、
もうその時間が待ち遠しくてたまらない。
3か月ご無沙汰だったメンバーたちとの、
顔合わせがまた実現するのだ。
ハッピーになるのも当然である。

もう一つはわが娘のこと。
40後半で授かった末娘。
孫みたいなものだから可愛くてたまらない。
彼女が恋を手にしたようだ。
愛に発展するかは本人たち次第だが、
先に幸あれと願う父親である。

そういえば
私にも恋ストーリーああったよな。(うん)
極度の人見知り、友達を作れない、
自分の殻に閉じこもることが一番だった。
そんな暗いタイプの男の子が
人並みの恋を経験しただなんて誰も信じないだろうが、
結婚して家庭を半世紀以上守ってきたのだ。(内心どんなもんだいと、どや顔。笑)
生涯(そういえる年令)を通じた私の恋ストーリーの相手役は
プラトニックも入れて7人もいてくれたんだよな~、奇特な女性たち。(デレデレ)

最初に{好きだよ」と言われたのは、
小学校5年生の終業式の前。
席が隣だった女の子がそ~と体を寄せて囁いた。
私はもう驚天動地!
顔を真っ赤にし、全身を緊張、絶句!
情けないオノコは、
恋の好機(?)を逸したのだった。(自ら嘲笑)

また蛙の合唱が大きく聞こえる。
いま深夜2時前。
とりあえず風呂に入ることに使用。
明日の運営会議のために
頭を洗い、ひげをそり、体を磨くのだ。
この気持ちがあれば、
まだまだ老いぼれはしまい。(うん)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スマホデビュー

2020年05月13日 01時15分27秒 | つぶやき
ついにガラケーがアウトに。
最後までガラケーと、
意固地に担っていましたが、
携帯が自滅してしまったら
どうしようもない。
もう修理は無理。
仕方がなくらくらくスマホを。
コロナで
営業自粛中の携帯ショップへ。
若いスタッフの対応に、
披露さえ覚えました。
立て板に水調の説明は、
見事と感服ですが、
こちらは、
見事にチンプンカンプン。
帰宅後、
トリセツをもとに
設定にかかりましたが、
外野席が煩いことうるさいこと。
妻も娘も
スマホに関しては
大先輩。
スマホデビューのシルバーが、
奮闘(?)の甲斐もなく、
遅々と進まぬ様に、
じれったくて堪らず、
口出し手出し、足……は
さすがに出なかったが、
とにかくお節介が過ぎる。
堪忍袋が敗れる寸前に、
ようやくスマホが使えるように。
ただし、
功労者は
外野席の二人。
いやはや……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒキョーったれはいま

2020年04月28日 09時27分57秒 | つぶやき
小さい頃、
親からヒキョーったれと
しょっちゅう呼ばれた。
酷い人見知りで
ひと前に出ると、
カァーっと顔が赤らみ
目も合わせられなくなり、
顔を伏せて
何時間でも黙りこくる
実に根暗なタイプだった。
そんな態度が「ヒキョーったれ」なのだ。
誰が見ても
友達を作れずに
孤独な人生を送るはずだった。
そんな私に数少なくても
友達ができたのだ。
自分でも不思議に思うが、
人間生きるのに
一人っきりは
なかなか難しいようだ。

一度故郷を後にして
加古川姫路で暮らしていたのが、
40過ぎてふるさとにUターンした。
根暗な性格が災いして、
自分の生まれ育った故郷でありながら、
隣人たちとなかなか馴染めずにいた。
ノイローゼになろうかという時に、
転機はいきなりやってきた。
村の秋祭りである。
当時周旋役員だった人が
同じUターン組だった。
「遠慮したら故郷が逆に迷惑しよるで。
思い切ってやりたいようにふるもうたらええんや。
あんたのふるさとやんけ。
どない無茶振りしたかて、
ふるさとは優しゅう包み込んでくれおるわい。
祭りで屋台をみんなで担いだら、
もう加西の畑人や1
わしもUターンした秋に、
屋台を担ぎに出たら、
男衆(おとこし)の仲間になってもたわ。
今度はあんたを引っ張り込んだるで」
有無を言わさず、
彼に引っ張り出されて
屋台を担いだ。
宮入し、神前での奉納に屋台を差し上げた。
3トン近い屋台はそう簡単に差し上げられない、
担ぎ手の息があった瞬間に
重い屋台は堂々と空に待った!
控えの場へ屋台を落ち着かせたとき、
誰彼ともなく拍手が始まり
怒涛の如く渦巻いた。
村の仲間へ復活した瞬間だった。

あれから30年、
いまコロナの試練を受けている。
くじけそうになるたびに、
僅かな友人知人の顔を思い出す。
彼も頑張っているんだ
負けてられないぞ!
と奮起する私だった。(うん)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あの頃

2016年11月10日 09時33分51秒 | つぶやき
ライブラリーで
本の登録に追われる毎日。
やっと70冊をアップ。

若い頃に購入した本が
中心だから、
手間がかかる。

まず表紙を写真どりし、
パソコンで処理する。
自分が好きだった本を
選んで進めているので、
猶更時間がかかる。

選び出した本には、
必ずと言っていいほど
思い出が詰まっている。

手に取った本。
三島由紀夫『豊饒の海』(全4巻)の
最期の巻『天人五衰』だ。
文字通りサイゴの作品だ。


日本を憂慮するあの作家の
日本中に、 いや世界中に衝撃を走らせた割腹自決。

書店員だったわたしは
即座に動かなければならなかった。
呆然唖然に身を任せているわけにはいかなかった。
取次『東販』に至急電を入れた。
サイゴの作品の数量確保のためだ。
もちろん、
ほかの3作品も
在庫があれば手当たり次第に押さえた。
それでも確保できたのは30冊。
それも店頭に並ばなかった。
顧客からの引き合いは
100以上もあったからだ。
上客優先で配本した。
完全に立ち遅れたのだ。

当時も本の販売は
情報をいかに手に入れるかが
勝負なのに変わりはなかった。

ところで、
今手にする『天人五衰』は
書店員の立場を活用(?)して
手に入れたものだ。

そのよる時間を忘れて
読みふけったものだ。

本の登録を済ませても、
しばらくは
多感だった頃の自分が受けた
強烈な思いに浸り続けた。

ライブラリーにゴールはない!
D3245ca112d3bb95a55148a3009380e35db30ac9
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あらら

2016年11月08日 02時38分45秒 | つぶやき
「このきれいな人、だれ?」

 古いアルバムを引っ張り出してみていた娘が、すごい発見をしたかのように訊いた。

 覗き込んで、思わず言葉を失いかけた。初恋の女性の写真だった。見られて弁解に追い込まれそうな写真はアルバムからはがし、別にしまっておいたはずが、一枚残っていた!

「ああ、このヒトか。親戚の女の子や」

「どこの?鳥取?大阪?名古屋?」

 親戚の分布図を記憶する娘は、しつこい。

「……お前の知らん親戚の娘さんや……」

「どれどれ」と割り込んできたのは妻だった。

「ああ、このヒトなあ、遠い親戚さんやがな」

 さすが母親である。娘に納得顔をさせた。(やれやれ)と胸を撫で下ろした。ところが、ことは役者が入れ替わっただけだった。

「ほんまに誰なん?あんた狼狽えてたやん」

 二人きりになったとたん、妻の追及は始まった。嘘でごまかし、なんとか切り抜けた。
 古いアルバムは要注意。油断が災難を招く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする