こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

歯のないはなし

2018年05月21日 08時16分18秒 | Weblog
テレビが高齢者に多い歯のない人たちを特集していた。
飲み込んだり歯茎で食べるらしいが、
やはり固いものはあぐねている。
成程と納得するのも、
仲間入りしつつあるからだ。
 上下ともに部分入れ歯のお世話になっているが、
物をかむのは結構不自由する。
好物だったアラレや豆類も、
かじるのは超危険、
丹念にねぶったアラレを
やっとこさ食べている。
 そんな部分入れ歯でも重宝している。
すぐにがたついたりで、
しょっちゅう歯医者に通うが、
歯無しになるよりはましなのだ。
歯が欠けたままだと、
空気が抜けて言葉が変になるし、
口を開けると完全な年寄り顔。
いかに歯が大事なものか、
いま実感させられている。 
 若いころは歯のことなど軽く考えていたが、
その報いを受けているといっていい。
虫歯や歯の不調の早期発見・即治療で、
歯の寿命は驚くほど伸びる。
行きつけ歯医者さんからの受け売りだが
「あなたしだいで歯は生涯の友になる」を、
若い人に訴えかけたい。
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苦あれば

2018年05月18日 02時17分43秒 | Weblog
病院の控室でぼーっとしていると、携帯のバイブが!

(こんな時に……?なんだよ)とブツブツ言いながら出ると、

「最優秀賞に選ばれました」{え?」

気もそぞろだからピンとこない。

夕方にかけなおしてほしいと返答してしまった。

そして夕方、やっと実感の一報でした。

後日結果報告が郵送されるらしい。

しかし、いつも思ってしまう。

なにか大変な目にあっているときに、朗報がもたらされることを。

それにしても、気もそぞろだから、相手の話を半分も聞いていない。

どんな賞で、賞金か賞品か?

するとまた携帯がバイブする。

病院からで先生の話があるとかの連絡。

じっくり喜ばせてくれない現実が……つらい。

それに20日にマチライブラリーのイベントを予定して宣伝しまくっている。

もうやるっきゃない状態。

昔、劇団活動をやっていたときは、

「役者は親の死に目に会えない!」自分に言い聞かせていたものだ。

今回も似たようなもの。

夜中、会場設営に頑張ってみた。

やるだけやっておけば、もう悔いはないのだ。
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ムシ?

2018年05月17日 13時37分30秒 | Weblog
「おとうさん、おとうさん!」
 血相を変えた娘。かなり混乱している。家の裏手にある畑へ飛んでくるとは、よほどの一大事?振り上げた備中鍬が宙ぶらりんで止まった。父親の顔になって振り返った。
「どないしたんや?ビックリさせてからに」
「はよ、はよ来て、マジやばいんや」
「やばい?」
 娘の部屋は洋服でごった返している。久しぶりに身の回りを片付ける気になったのだろう。それにしても一大事はどこにある?娘を振り返ると、部屋に入れないでいる。表情は固まったままだが、手を伸ばして指した。
「……カ、カメムシ!」
「カメムシ?」
 拍子抜けした。屁こき虫と別名を持つカメムシ、いやな奴だ。刺激を与えると臭い匂いを出す。田舎家ではどこにでも出現して、珍しくもなんともないが、始末となれば困る。
「そこの!シャツにくっついとるやろ!」
 よく見ると、確かに白いシャツに黒いものが張り付いている。思わず笑ってしまった。
「こんなもん、自分で退治せんかいな」
 軽口を叩きながらも、ティッシュで手早く丸め込んで、部屋を出た。外に捨てればいい。
「ありがとう、おとうさん」
 娘の言葉で父親は久しぶりのヒーローになった。(父親離れしてる娘との距離を縮めてくれたカメムシを、悪者扱いしとる、俺)苦笑しながら、カメムシをゴミ箱に放り込んだ。
 

 
「 
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子のつとめ

2018年05月16日 01時20分35秒 | Weblog
再発!
意識をなくなった
もうその日は避けられない
延命治療は……?
母の延命治療は見るに忍びなかった
今回は家族も病人も苦しまなくていいと、
悩んだ末の結論。
子としての懊悩は、決して解決しない。
でも、その瞬間は、すぐそこまで来ている。
ああ~~!
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雨雨ふれふれ

2018年05月14日 04時19分44秒 | Weblog
ばたばたしっぱなしの近ごろ、
公私ともに追いまくられる状況が続きます。
ゆっくりと庭を眺めるゆとりもなく走り回っています。
朝から雨がしとしとと梅雨を思わせる降りが続きました。
その雨のおかげで、束の間の休息を手に入れました。
傘をさして庭の散策です。
花の名前を覚えられない無粋男ながらも、
零れ種などで新しい顔ぶれの増えているのは分かります。
緑鮮やかな中、ちょろちょろっと花が顔をのぞかせているのを発見しました。
松葉ボタンかな?黄色い勝負の花、こんなの植えた記憶はないぞ。
ひとつひとつが愛おしい。
もう少しすれば、結構花の競い咲きが見られます。
そのころには、身の回りも少しは落ち着いているかなあ?
写真も何枚か撮ったけれど、
パソコンのデーター処理ができなくなっているので、アップは無理。
何もかもが思うようにいかないのが人生……!
そんな思いがますます強まる日々です。
としても、生きていられる限りは頑張らないと!
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ネキリムシ

2018年05月12日 02時29分38秒 | Weblog
きゅうりの苗を五本植えていたのが、ああ~二本に。
どうやらネギリムシの仕業らしい。
しおれている苗の周りを掘ってみたが、残念見つからない。
数年前に畑を本格的にやっていたときは、
あっさり見つけて踏みつぶしていたのに。
しばらく野菜作りから遠ざかっていたせいで
カンが鈍っているのかもしれない。
まず1本目、続いて二本目、
そして三本目と、どうするべくもなくイライラ。
それでも二本の苗が残った。
たくましく育って、もう大丈夫と胸を張っているようだ。
野菜作りはまさに人生模様そのものだ。
なかなか思うようにならないのがミソである。
焦らず腹立てず、気楽に育てるのが一番。
イノシシやシカだけではなく、
害虫や菌がスキを窺っているのを、
あまり気にしないようにしようっと。(笑)
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忘れん坊の憂鬱

2018年05月11日 02時44分25秒 | Weblog
人と待ち合わせると、
前の晩まで
しょっちゅう予定表を確かめている。
当日は
だいたい三十分前の到着を心がけているが、
相手の顔を見るまで
不安は募り緊張しっぱなし。
相手が来れば
「いま着いたとこやねん」と弁解だ。
 それもこれも
小心者という性格だけの仕業ではない。
忘れん坊の自覚があるからである。
昔から、予定を詳しくメモったりしても、
すぐ忘れてしまい、
約束をすっぽかすことが多かった。
メモを見直すのが面倒くさく、
しかも思い込みが激しいからだったと思う。
「きのうや思うとったのに」
「朝やのうて昼過ぎの約束やったろ」
弁解にならない言い訳に終始、
その場をしのぐのが習慣だった。
 結婚して親になると、
それがもう通用しなくなった。
予定をド忘れしたら、さあ大変!
妻や子は責め、
きついお仕置きを食らった。
 これじゃアカン!と、
心を入れかえてやり始めたのが、
予定表の無限確認と
三十分前に出向くこと。
それなのに
まだ不安は尽きない。
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なんのその

2018年05月06日 02時28分28秒 | Weblog
根日女創作倶楽部@まちライブラリーの5月の通信発行です。
バタバタ続きで、今回は写真でまとめざるを得なくなりました。
いろいろ企画を進めたいところですが、公私にわたって多忙な日々です。
そして70歳が目の前にちらついてきました。
もうため息の連続をどうしようもないですね。(笑)
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息なが~い!

2018年05月05日 08時24分34秒 | Weblog
久しぶりにやってきた孫に、とっておきの玩具を物置から取り出して遊ばせた。
 ドイツ製のトレインカースロープという木の玩具。購入して二十年以上だが、いまも健在で「コトコト、ガー!」と木製のミニカーがスロープを駆け抜け、「キャッキャッ!」と孫を大喜びさせてくれる。
 我が家の四人の子供がみんな愛用した優れもので、わざわざ代理店まで出向いて手に入れたものだ。保母だった妻がほれ込んだ木の玩具。試しに遊ぶと、もう夢中になってしまった。丈夫で精密な造りは、なんと二十年以上も経て当時のままの姿を保っている。
 そして、その子供の娘が、また遊び興じる。今も昔も通用する恐るべし木製玩具。当時かなり高額だったが、買って正解である。いい玩具は、限りなく子供を幸せにし続けてくれるのだ。
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人生波あり

2018年05月04日 01時44分33秒 | Weblog
近くに住む父がベッドから落ちたとの連絡で駆けつけると、
ろれつが回らなそう。足も力が入らなそう。
すぐに救急車を呼んだのですが、今はゴールデンウィークの、しかも祭日。
父と同居する家族は休日をそれぞれの楽しみで留守。
別宅のわが夫婦がバタバタする羽目に。
しかも、受け入れ先の病院がなかなか見つからない。
休日の病院とはこんなもの。
結局、市民病院へ。
病状を見た救急隊員の判断では脳梗塞。
その病院には担当科がないが、致し方ない。
私の孫みたいな年齢の女医さんが当番医。やはり脳梗塞の疑いありで、
専門医のいる病院へ、また救急搬送。
結局、入院2週間。幸い手術はせずに投薬治療に。
ただ、父は95歳、これからが大変。
昨日までグランドゴルフに通うほどの達者ぶりだったのが、
一瞬にして寝たきりのきざしを見せた格好です。
にんげん、いつどうなるやら神のみぞ知るを実感した日となりました。
さあ、これからいろいろありそうです。
しかし、負けたら終わりだよなと、決意を新たにしたものです。
ガンバ!
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