恩師を偲ぶ

　古い友人からメールが届きました。十数年、年賀状のやり取りだけで、出会う機会もなかった相手です。

「新聞を見たよ。元気にやってるなあと嬉しくなってメールしちゃいました」

　先日地方紙の文芸欄で月間賞に入った作品が掲載されていたのを見てくれたようでした。

すぐ電話をかけてみました。年上ですが声は昔その儘です。田舎で独り暮らし、饒舌になるのは私も同じです。でもショックな報告がありました。

「О先生、先月亡くなったぞ」

　エッセーで思い出を語り、感謝してやまなかった恩師の死。言葉を失いました。

　五年前に九〇歳の誕生祝いをしたのが最後に音信が取れなくなりました。消息を知るすべもなく今日に至っていました。家族もなく一人暮らしを謳歌されていたので、何かあり施設に入られているのではないかと推察はできたのですが、どうしようもありませんでし　

出会った時、書店の店員と客の立場でした。暗い青春を送っていたのを、新しい人生への転機を与えてくださった小学校の先生。

共に汗を流し文芸誌を作ったボランティア活動。社会の敗残者になりかねなかったのを救われた思いでした。

仕事が軌道に乗り、先生との接点は、狭まりましたが、先生は常に見守ってくださっていました。

「見たよ。君のエッセー、いいなあ」

　地方紙の片隅に載った投稿作品の一つ一つを見逃すことなく、いつも誉め言葉を頂いた。ボランティアでやっている紙芝居でイベントをやると、必ず先生の顔があったのです。そして「よかったよ、子供たちも大喜びじゃないか」褒めちぎってくださった。

「九〇？まだまだ、君に負けてられないよ」

　最後の誕生祝いの席でやる気満々だった姿が思い浮かびます。私の人生の恩師の生誕１０３歳を祝し「乾杯～！」泣きたくなります。

暑さの真っただ中で

孫が帰って、
静まり返る家にひとり。
何かをしたくても、
暑さを前に怠け心を優先させてしまう。
スマホに保存した、
孫のスナップを見直してはにっこり。
誰かが観れば気色悪い図柄だなと反省はしても、
また繰り返してしまう。

外に出るのが暑さに阻まれるなら、
ちょっとデスクワークでもしてみようと思い立つ。
この間の紙芝居企画で取り上げた、
「ふるさと加西・今昔・１００がたり」の、
第１弾をまとめてのデーター化を取り組むことにした。
既に「根日女絶唱」「龍神と鯉」「キツネの原」をデーター化している。
今年は最低でも１０作品を創作、
データー化を目論んでいるが、
暑さやコロナを前に、
弱気になってしまう。
８月にやる紙芝居での「２番目の語りばなし」の、
実演を済ませれば、
やる気復活だ！と思うが、さてどうなるかな。（苦笑）

ちょっとおでかけ孫マゴまごタイム

孫のお相手３日目。
妻が仕事休みで、
じいじの孤軍奮闘はなくなった。
３日に渡る、
孫ひとりきりお泊りライフも終わり。
ということで、おでかけ日に。
運転に自信がなくなったじいじ一人だと、
お出かけは夢のまた夢。
妻の運転でさっそくお出かけで、
孫はウキウキ、ついでに私も心ん中でウキウキ。（笑）

午前中に宿題のお絵かきを仕上げ、
後顧の憂い（？）なく、出発！
イオンで孫の帽子を購入、
源ちゃんの被害にあった帽子は諦めるしかない。（苦笑）
ケンタッキーで昼食。
ファーストフードなどいつ以来だろうか。
しかもジジババと孫が、
チキンバーガーとポテトを食らい合っている。
少し前までは想像だにできなかったワンショット。（大笑い）
後はsoraかさいの紫電改、１年生の孫にはどうかなと思ったが、
結構楽しんでくれた。（涼しいのが一番）
公園や遊園地遊びは、この暑さでは無理。
ひとまず帰宅、
玄関前で大き目のポリ桶に水を張り、水遊び。
そしてお昼寝。
夕方には「ぽかぽ」へ。豪勢（？）に温泉ときたもんだ。（笑・笑・笑）
温泉は孫も大喜びだったと、妻から報告。
私は烏の行水といつも通り。
加西名物「がいな製麺所」のうどんで夕食、
これで孫の予定はゴールイン！
無事に高砂まで、娘の許へ送り届けて、
「また来いよ～」

やっぱり疲れていたのか、
夜はバタンキュー！だった。

じいじの出番

きのうは孫の相手２日目。
小学１年生の宿題のお手伝い。
お絵かきである。
お手伝いといっても、
手を出すわけにはいかない。
孫が描くのを見守って、
声援を送るのだ。
これは見た目ほど楽じゃない。
特に私はB型おのこ、
本来一匹狼、人と強調するのが苦手なタイプ。（笑）
それを押さえて、
愛する孫に接するじいじになっている。

じりじりと暑くなる中、
眠気にも襲われる。
ガマンガマンの一日、
今日は妻がお休みで家にいる。
孫は任せて、
思い切り自分時間を楽しんでいる。
いや、
「おじいちゃん、ちょっと」
またまたお呼びである。
じいじ夏休み奮闘記に、
終わりもお休みもないようだ。（しあわせだからいいんだ。笑）

渡る世間は夏休み

昨夜は暑くて、
何度も目が覚めてしまった。
それに蚊が出没、
身元に「ブーン」
蚊取り線香を漬けたが、
孫の部屋にもと、
その数はかなり増えた。
しかし蚊の対処は、
やはり蚊取り線香が一番である。

今朝は気を取り直して、
孫の相手２日目。
きのう歯医者さんの予定が入っていたが、
先生が高熱で、
神戸の大きな病院で検査とかで、
予定はキャンセル。
一日中孫との時間。
一緒にごはん作り。
ジャガイモの皮をむく孫に目を細めながら、
こうやああやと、
やはりうるさくなるじいじだった。
すこし疲れたかな。
でも逃げるわけにもいかない。
可愛い孫ではあるが、
いやはや大変である。

蝉が鳴く

きのうは暑い中、
ライムギ刈りと、
草刈りに集中、
とはいえあまりの暑さに時間短縮。
それでも２反程度の面積の半分近くを刈り終えた。
這う這うの体で家に帰ると、
暫く何もする気になれなかった。
とにかく暑い！

きょうから孫を預かることに。
夏休みに入った小学１年生である。
介護福祉士の娘に自由に取れる休みはなく、
しかもこども園に通うもう一人の孫がいて、
こちらに頼らざるを得ないからだ。
あずかるといっても、
妻は仕事、
必然的にじいじの出番である。
料理ならプロだが、
学童のまね事はアマチュア以下、
それでも４人の子供の育児を体験している。
ただあの頃は若いパパ？だったなあ。

さあ大変な日々が始まる。

ふと気付いた蝉の声。
今年はなかなか聞けなかった蝉の声だ。
徐々に蝉しぐれ状態に。
蝉といえば、
兄に連れられて、
蝉取りに駆け回った夏の思い出が蘇る。
竿竹の先っぽを細工して、
蜘蛛の巣を巻き付けたもので、
蝉を狙ってじわじわっと近付く。
気付かれたか、
蝉はいきなり飛び立ち、
誌っ子の贈り物を貰う羽目に……

しかし暑いよ～～！

ままならぬもの）

紙芝居イベントの後で、
ぐったりと自然に任せていたかったが、
きのうは目まぐるしい１日だった。
父の３回忌、フラワーセンタで野鳥写真展鑑賞、
その足でsora加西へ、初めて紫電改の勇姿を拝見。
帰りには玉丘古墳脇にある実習田で茄子と万願寺トウガラシの収穫。
続いてハローズで買い物。
５時半から７時前まで草刈り。
８時には、
改まって娘の彼からの結婚申込の場にいた。
疲れは明日以降に残ってしまうことは確かである。（ふ～）

ここち良い疲れに身をおいて

心地よい疲れ。
きのうのいきいきサロンでの、
紙芝居における集中度に、
比例した疲れです。
何もしたくない心境ですが、
今日は亡き父の法事。
気を入れ直して！と思うのですが。

スマホを開くと、
いきいきサロンのイベントを担当された、
あびきシルバークラブ会長、板井さんの、
Facebookの記事が更新されていました。
いきいきサロンのイベント報告です。
その中の写真をシェアさせていただきました。

そしてびっくり、
紙芝居に酔う私の顔、
亡き父にそっくりなのです。
いや瓜二つと言っていいのかな。（嬉しい放心状態に）

おっと法事に出かける用意をしなくては。
今日も加西市から熱中症注意報が出されています。
疲れがある時は要注意、
父の年齢に近づいていることを再自覚しなくては……。

いよいよ待ったなし

やっとあびきいきいきサロンのプログラムに参加の、
紙芝居パフォーマンスの、
舞台設定を終えました。
熱中症注意報がでるなか、
運搬に会場への運び入れ、そしてセッテイング。
担当の会長さんとの合同作業。
大変でしたが、無事に仕込みも終了。（心からホッですね）
帰宅すると、
５時ぐらいまでダウン状態。
源ちゃんの散歩があるので目を覚まし、
家から高峰神社までの農道を走ったり、引っ張り合ったり、
ペットフードを提供して、
また一休み。
明日への英気を養うという感じ。

そして、いよいよhん本番２３日がの始まります。
深夜１２時過ぎ、
目が冴えてきています。
早く寝なくちゃと思うのですが、
ままなりません。（笑）

カウントダウン２

きのうは村の仕事が入っていて、
紙芝居の用意は一時中断。
薬師の仕事も急遽増えた。
最近の雨と風の影響で、
倒木がお堂の屋根を直撃してた。
結局半日の予定がかなり超過。
それでも紙芝居の用意は続けなければならない。
表示ボードの残りを仕上げ、
舞台背景パネルと、
簡易舞台の改造など、
それにＣＤの音楽の確認もしながら、
大工仕事も、夜７時までの強行軍。
いよいよ明日運搬。
ぎりぎりまで頑張るしかない。