耳鼻科で喫煙あんまりです
まだ赤ちゃんの二男が中耳炎になったので、通い始めた耳鼻科の待合室。
おじいちゃんおばあちゃんの姿も目立って、
「ほれ、ボクもお耳が痛いんかい?」
なんて気軽に声をかけて下さり、和気あいあいのいい雰囲気で、待ち時間が少々長くなっても苦になりませんでした。
ところが先日のことです。ちょうど誰もいない待合室で子どもとふたり待っていると、次にやってこられた若い男性。椅子に座るといきなり煙草を口にされたのです。
狭い待合室で、もちろん換気も十分でないせいか、すぐにタバコ特有のにおいと紫煙が襲ってきます。男性は気持ちよさそうな顔でスパスパなんです。
とうとうたまらなくなって子どもを抱き上げ、外に出ました。
そのまま外で子供をあやしながら診療の順番を待つことになってしまいました。
いま社会では喫煙者が肩身の狭い思いをしているといわれていますが、本当なのでしょうか。
たぶんそれは限られたところだけで、一般的にはまだまだ喫煙者のわがままが通用しているように思えます。
気を使うのは非喫煙者です。
でも、病院、それものどや鼻というたばこの害を直接受ける耳鼻科で、堂々と喫煙なんて神経が疑われます。早く喫煙マナーの確立がなされることを願います。
(神戸・1990・4・30掲載)
まだ赤ちゃんの二男が中耳炎になったので、通い始めた耳鼻科の待合室。
おじいちゃんおばあちゃんの姿も目立って、
「ほれ、ボクもお耳が痛いんかい?」
なんて気軽に声をかけて下さり、和気あいあいのいい雰囲気で、待ち時間が少々長くなっても苦になりませんでした。
ところが先日のことです。ちょうど誰もいない待合室で子どもとふたり待っていると、次にやってこられた若い男性。椅子に座るといきなり煙草を口にされたのです。
狭い待合室で、もちろん換気も十分でないせいか、すぐにタバコ特有のにおいと紫煙が襲ってきます。男性は気持ちよさそうな顔でスパスパなんです。
とうとうたまらなくなって子どもを抱き上げ、外に出ました。
そのまま外で子供をあやしながら診療の順番を待つことになってしまいました。
いま社会では喫煙者が肩身の狭い思いをしているといわれていますが、本当なのでしょうか。
たぶんそれは限られたところだけで、一般的にはまだまだ喫煙者のわがままが通用しているように思えます。
気を使うのは非喫煙者です。
でも、病院、それものどや鼻というたばこの害を直接受ける耳鼻科で、堂々と喫煙なんて神経が疑われます。早く喫煙マナーの確立がなされることを願います。
(神戸・1990・4・30掲載)