最近若い男女の出会いは
マッチングアプリや
オンラインゲームなどが多いらしい。
親せきの女の子が結婚した相手も
オンラインゲームを通じて出会ったと聞いた。
アナログ人間の私、理解するには程遠い。
私は高校生の頃、
未知の相手との出会いに期待して、
文通相手を求める紹介欄へ投稿した。
たしかボーイズライフという雑誌に投稿すると、
掲載されるのは「女学生の友」という当時の高校生ティーン誌。
実はそんなシステムになっていることも知らない、
純真無垢な田舎の高校生だった。(笑)
高校に入って1年在籍した
柔道部の道着姿のりりしい写真を添付していた。
驚いたことに全国から
文通希望のはがきや封書が続々と届いた。
その反響のすごさに、
(僕は何かを仕出かしてしまったのだろうか
)真剣にビビった私だった。(大笑)
段ボール2杯近い量だった。
律儀な私は懸命に返事を書いたものである。
結局1000通近くの相手に全部返事を送って、
その後文通が続いたのは20通だったかな。
その一人が卒業旅行で関西へ行くから、
「会いましょう」ということで、
送られていた写真を手に高砂駅に。
あった相手は写真とは別人。
新潟の文学好きなおぼこい田舎の子だった。
結果、文通は半年近く続いた。(話すのが苦手な似たタイプだからかな)
そんなアナログな昔人間は、
今どきのネット交流に戸惑うしかないのである。