こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

ちいさな旅

2016年06月30日 00時08分46秒 | 文芸
テレビに懐かしい駅舎が。北条鉄道、思い出が詰まったローカル線だ。赤字で一時期廃線を取りざたされながらも生き残っている。
翌日、北条鉄道の始発駅に立った。思い出を追っかけてみる気になったのだ。
加古川線に乗り換える粟生駅まで運賃四百十円。割高だが、思い出が加算されたと思えばいい。切符は売られていない。降りる時に払うワンマンカーなのだ。さあ、出発!
青春時代の記憶にある駅舎があるのは法華口駅。降りてみた。駅舎は百年以上も建つ建築物。それがなんと切符売り場を利用してパン屋が!古びた建物にすっぽり収まっている。アンバランスさに、思わず笑った。
七つの駅で各駅降車。どの駅でも受ける風情は昔の匂いを醸し出している。
高校時代長く待たされた粟生駅。一時間に一本?乗り過ごすと二時間以上待たなければならない。(駅前でのんびり過ごしたなあ)
二十二分の、ちいさな旅は最高だった。
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健康ガクガク・その3

2016年06月29日 00時21分30秒 | 文芸
「やれます?」

「やってみます。

いや……ええ、やります」

 自分に言い聞かせている。

 運動計画に、

腹筋体操を進められた。

そしてウォーキング教室への誘いもあった。保健師はあっさりと言ってのけるが、

他人事だからだろう。

自分のことになれば、

そう簡単に

ことを決めつけはしまい。

「今日はみなさん有意義でしたね。

次回は三か月後になります。

メタボに効く運動と低カロリーで

美味しく出来る料理の教室を

予定しております。

今日の教室にご参加頂いた皆さん、

ぜひぜひご参加くださいね」

 主任格の女性が、

今日は楽しかったですねと言わんばかりに

締めくくった。

「体重チェックシートだけは記入を忘れないでください。

毎日チェックしてれば、

何キロ減ったか一目瞭然で、

やる気にさせてくれるはずですから」

 担当保健師は私に念を押す。

「どないです?

うまくやれそうでっか」

 隣席の男性が訊いた。

「一回挫折しとるんで。

自信ありまへんわ」

「食べることやからなあ。

美味いもん目の前にあったら、

つい手が出てまいますわ」

「そやねん。

甘いもんは、

とくに危ない」

「そうそう」

 お仲間がいた。

それだけで前向きになれる。

「ほなら、

来月楽しみにしてますよって」

「こちらこそ。

次もよろしゅう相手したって下さい」

 重荷が取れて、

饒舌に言葉を交わした。

 夜が来た。

晩御飯に茶碗半分のご飯をよそう。

物足りなくても、

自分が練り上げた計画を

そう簡単に崩せない。

脱衣場で体重計に乗った。

骨密度が測定できる高性能である。

デジタル表示のモニター画面に『六十九・二キロ』と出た。

七十はまだ超えていない。

入浴が済めば一キロは減るかな。

チェックシートに書き込まなければ。

 スーパーで食材を買った。

定年退職以来、

家の食事を担当している。

買い出しもその一環だ。

野菜を多めに買いたかったが、

まだまだ高値である。

白菜と大根、エノキ、マイタケを買った。

家に買い置いている

玉ねぎと人参が加わる。

野菜をたっぷり使った健康料理を作ろう。

 野菜を主役に、

ちゃんこ鍋を作った。

娘や妻は喜んで食べる。

私の箸も進んだ。

(三十回噛むぞ……!)

しかし三十回は容易ではない。

噛むうちに何回か分からなくなった。

馬鹿らしくて数えるのを止めた。

 食後にコーヒーを飲む。

冷蔵庫に缶コーヒーがある。

でも駄目だ。

三年前の保険健康指導で、

糖分の入った缶コーヒーを減らす

約束をさせられている。

他の項目はケツ割りしてしまったが、

不思議に缶コーヒー断ちだけは

いまだに続いている。

 一杯抽出型のレギュラーコーヒーを淹れた。

砂糖とミルクの代わりに

大匙一杯の酢を入れた。

酢は血圧と血液サラサラに効果がある。

他に糖尿病予防に米のご飯は禁物と、

耳学問で実行中だ。

きっと効果はある。



「どうやの?メタボは克服できたん?」

 妻が急かす。

面白がっているふうだ。

 健康診断の結果を記す一覧票。

もう何度となく見直した。

『要医療』の文字が目に入る。

もう保健指導の範ちゅうを外れている。

体重と腹囲の測定は二か月続かなかった。甘いものも結局我慢出来ず口に。

ああ~!

 プックリ出張った腹を、

愛おしくさすった。
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健康ガクガク・その2

2016年06月28日 00時39分39秒 | 文芸
思わず笑った。

相手も笑いを付き合う。

同年代で同じ苦境(?)を味わっている同志(?)だけに

気を使わなくて済む。

 メタボ教室は始まった。

担当の保健師とマンツーマンで

面接シートを埋めていく。

さすがに保健指導のプロ。

巧妙に会話を弾ませ、

必要なデーターを引き出す。

「何年か前にも参加したんやけど、

結局ケツ割りしちゃって……」

 口を滑らせた。

ハッと気づき、

恥ずかしさを覚え

顔が赤くなった。

「そうですね。

〇〇さんの資料は残ってます」

「え?ほんまですか」

 緊張は解けた。

どうやら何もかも知られている。

カッコつけても、

所詮、

正体見たり枯れ尾花なのだ。

 メタボ脱出方法を考察する。

自分に必要最低限のエネルギーを知ることが大事だ。

体格指数と理想体重を求める計算式がある。計算したら、

理想体重より重かった。

「この模型を持って、

重さを当てて下さい」

 若い栄養士だった。

彼女が参加者に手渡したのは、

脂肪をかたどったもので、

それが三キロ、

中のものが二キロ。

最も小さいものは一キロである。

その脂肪を減らすためには

相当な減量が必要だと言いたいのだ。

「ブヨブヨ」しとるがい。

こないなもんが、

わしの腹ン中に納まっとるんかいな?」

「気色悪いのう」

「そうですよ。

それをまず自覚して下さい」

効果てき面である。

参加者の顔はえらく真剣になった。

 看護師の助言で

メタボ改善を進める

自己管理目標を立てる。

三か月後に減量二キロとした。

一日七十八キロカロリーを減らせば

いい勘定だ。

無理なく達成出来る

数値の設定だった。

「強制するものではありませんが、

このシートに書きはった目標は

何とかやり遂げましょう!」

「やります、絶対です」

 保健師の鼓舞に乗せられる。

しかし世の中に絶対はない。

ともかく最後までやり遂げる。

それを目標に掲げよう。

保健師と約束の目標が出来れば、

やる気が生まれる。

 体重チェックシート表を見つめた。

三年前は中途半端に挫折したヤツだ。

朝と夜、

体重計に乗る。

簡単なようで

毎日になると大変だ。

「少し難しい目標ですか?」

「いやあ、

そんなことはありません」

 大口を叩いて失敗した前回のことが、

チラッと頭をよぎった。

腹囲を測る専用メジャーが

提供された。

自分で測るのに便利この上ない。

これを貰って

中途挫折するようなら恥ずかしい。

「食事の計画はこれでいいですね?」

 保健婦はシートに書き込みながら、

私の意思を再確認、

その気にさせる。

①食べる順番は野菜からにする。

②よく噛む。(三十回を目標に)。

テレビのニュースで、

元気なお年寄りが多い

県の特集をやっていたのを思い出す。

おじいさんもおばあさんも、

とにかくよく噛む。

見ている方が焦れったくなるほど、

とにかくくちゃくちゃと噛み続ける

高齢者の顔が印象的だった。

③野菜を多く取る。

これは常識である。
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散歩道

2016年06月27日 00時10分05秒 | 文芸
娘と初孫が帰って行った。
小生の役割も無事終了!
1週間のおとうさんおじいちゃんのハッピーライフも、あっという間に終わってしまったのだ。
翌日、つまり今日。
加西風土記の里ウォーキング
上半期最後のイベントに参加した。
「兵庫県下最大級・あびき湿原散策コースである。古墳群をを経て、湿原に向かう。
加西市観光協会のスタッフと
共催の神鉄スタッフが案内する総勢200人余り、田舎町にしてはかなりの動員である。
新日本歩く道紀行100選に選ばれた
わがふるさと加西市が誇る「あびき湿原」だ。
「野生生物保護地区」にも指定され、
持ち込まない持ち出さないをモットーにしている。
希少生物のハッチョウトンボ、ひめひかげ(チョウチョ)、ヒメタイコウチ(水生昆虫)が目の前を飛び交う。
ショウブの原種や、サギソウ・トキソウにトウカイモウセンゴケなどが群生している。
昨日の雨の影響か、
湿原に至る山道はぬかるんで滑る。
入り口直前で、
靴をブラシで洗わないと湿原に踏み込めない。
「持ち込まない持ち出さな」は大変だ。
豊かな自然を満喫して
また網引駅(北条鉄道の駅)に戻る。
駅前で解散である。
癒された自然の余韻に浸りながら帰途に着いた。
ちなみに25000歩歩いている。北条町駅から網引駅まで鉄道で行けばいいものを
2時間かけて歩いたのである。
ローカル鉄道がのんびりと走る
レールに沿って走る側道を
黙々と歩いた。
集合時間があびき駅前10時20分なので、
家を出たのは7時。
2時間近くかかった勘定だ。
しかし、
歩くのは最高に気持ちいい。
きのうまで何度も抱っこしたりあやしたりした初孫と
一緒にウォーキング散歩と行きたいが、
まず夢物語かなと、ため息をついたのも報告しておきます。
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雨の過ごし方

2016年06月26日 00時53分26秒 | 文芸
きのうはすごい雨。

26日は久しぶりに、

ウォーキングの予定だというのに、

やきもきしっぱなしだった。

天気予報は

久しぶりに晴れ間となっているが、

さてどうなるかな?

今回の目的地は

網引湿原だ。

もしかしたら増水で

立ち入り禁止になるかも知れない。

思いは悪い方にばかり向かう。

とにかく

用意だけはしておくことにした。

リュックをだし、

弁当と飲み物を詰めた。

地図は前もってリュックのポケットに

忍ばせてある。

時間は0時26分。

ウォーキングのために

少しは寝ておくべきだが、

目がさえて眠れそうにない。

結局パソコンを開いた。

私の老後は

このパソコンが

あってこそといっても

大げさではない。

「網引湿原」を検索した。

暫くは夜のお供をしてくれそうだ。

パソコンさまさまである。

ただ

最近目が見えにくくなった。

年には勝てないものだ。

モニター画面を食い入るように見つめて

ことを進める。

疲れは倍増した。

でも

止められないパソコンである。

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健康ガクガク・その1

2016年06月25日 00時28分47秒 | 文芸
二階に上がると

広々としたロビーだった。

廊下の左手に、

貼り紙されたスタンドがある。

どうやら、

ここらしい。

観音開きのドアが

開け放されている。

ソーッと覗くと、

広い室内に五人の女性が

せかせかと立ち働く姿があった。

並んだ長テーブルに、

コピーした資料と小冊子を配っている。

「すんません」

 入り口近くで作業中の女性が

振り返った。

「あの……ここ、

メタボの……」

「あ、ああー。

そうですよ。

どうぞ入って下さい」

「……どうも」

 名前を告げると、

別の女性が入れ替わった。

「〇〇さんの担当をさせて頂きます、

保健師の△△です。

よろしくお願いします」

「あ?どうも……

よ、よろしく……」

 どぎまぎする。

女性との会話は苦手だ。

まして相手は若い。

彼女の対象になるはずもないのに、

妙に意識してしまう。

 案内された長テーブルに

名札があった。

目の前に重ねられた資料本を一瞥すると、

ここに足を運んだ目的を思い出す。

『保健指導ツール 朝晩ダイエットでスマートライフ』「自分に合った減量法をみつけよう」の表紙は、

ストレートに訴えて来る。

 二か月前に集団検診を受けた。

結果はメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予備軍。

間をおかず市健康課から電話で、

特定保健指導教室の参加を促された。

優柔不断な性格で、

断る勇気はない。

参加を決めた。

「行ったらええ。

ひとりじゃ怠けるけど、

お仲間さんがいれば、

あなたも続けられるわよ」

 さすが妻は心得ている。

 実は三年前、

やはりメタボ教室へ参加している。

やる気十分だったのは最初だけ、

最後まで続かず

中途半端な形で終わった。

それを妻はいつまでも皮肉って

からかう。

今回は

同じ轍を踏むわけにはいかない。

 時間までに集まった参加者は

男性ばかり四人。

似通った年恰好である。

看護師に血圧を測られる。

続いて身長体重の測定だ。

最後が腹囲。

メタボを最も自覚するポッコリおなかを

メジャーで測られる。

意識したら

自然とおなかがペコッと

引っ込んだ。

「それじゃ正確に測れませんよ。

はい、力を抜いて下さい」

 保健師は手慣れている。

「力入れてるつもり

ないんやけど」

「みなさん緊張されるんよ。

リラックスして下さい。

正確なところが測れませんから」

 適当に相手を務めながら、

保健師は

手順通り測定を済ませる。

「どないですか?」

「う~ん。

それなりの数字ですね」

 保健師はニッコリ笑う。

意味ありげに…!

「どないでっか?」

 席に戻ると

隣に座った男性が訊いた。

「やはり無罪放免になりまへんわ」

「そうでんな。

郷に入れば郷に従え、

いいますやん。

覚悟決めな、

あきまへんな」

「そやから

悩むねんなあ」
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詩・いい加減

2016年06月24日 00時48分50秒 | 文芸
ふと気になる

ぽっちゃりお腹

メタボ予備軍の

汚名を着せられて

一念発起……

一年間に二キロ

減らせば汚名返上だ!

茶碗一杯のごはんを

半分に

缶コーヒーは駄目

そして、ウォーキング

毎日朝昼晩と

お腹をメジャーで測定

律儀に書き込む

数字の変化……

変わらない

一日……二日……三日……

変わらない

焦れったさに負けた

どんな意味があるの?

それで終わった

まさに三日坊主

いまも気になるお腹

そのぽっちゃりを

可愛く見る卑怯者の末路だ




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せこい思い出

2016年06月23日 00時16分50秒 | 文芸
若い頃人付き合いが苦手で、

自分から声をかけたりなんてまず出来なかった。

受け答えも躊躇しがちで、

うまく話せなかった。

趣味のグループでも影の薄い存在だった。

練習や会合が終わると、

メンバーは喫茶店やファミリーレストランに集った。

それぞれ好みのドリンクや料理を注文するのだが、

私はいつもホットコーヒー。

割り勘で贅沢は禁物だった。

「四百八十円やのに、金多いで」

「二十円ぐらい、構わへん、構わへん」

 メンバー同士の会話を小耳にはさむと、

(二十円は大きいで)と自分に言い聞かせた。

「きょうは僕がおごるわ」メンバーの誰かが言えば遠慮せず、

注文は定食とかセットもの。       

 みんな口には出さなかったが、

(ケチなヤツやなあ)と呆れているのは感じた。

 実は当時実家がかなり貧乏で、

ケチになりたくて、そう振る舞ったのではない。

でも、ハッキリと自分の現状を説明できなくて、

ケチに甘んじるしかなかったのだ。
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詩の光景

2016年06月22日 00時44分08秒 | 文芸

拙作の詩が特選に選ばれました。嬉し恥ずかしで読み直してみました。あの時の心境をそのままつづった作品です。娘を想い、孫娘を想い、妻を想う素直な小生の心の内です。金銭的に恵まれることのなかった我が家にも何度となく幸せが訪れていたのです。貧乏神と福の神にはさまれ続けた人生だったのかも知れません。いま、この時を振り返ると、価値観を共有するパートナーとの出会いがすべてだったのかも知れません。これから先、どなるのか予測もつかないけれど、精いっぱい福の神を歓待するといたしましょう。貧乏神が「おい!そりゃないだろう。やってられないよ」と去ってくれれば、もう何も言うことはありませんね。でも、これは内緒の話ですよ。
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雨とクルマ

2016年06月21日 00時57分41秒 | 文芸
雨の中を歩いて、近くの町まで買い物に出かけた。傘は交通の迷惑になると考え、ビニールの合羽を羽織って歩いた。歩道が車線と並行して走る幹線道は、ラクラク歩けるが、歩道のない道路は大変だ。スピードを緩める車はまず見当たらない。特に大型トラックはむやみやたらに飛ばして走り去る。トラックが生じる風に巻き込まれてふらつく。水はねをまともにかぶる。たぶん、運転手には歩行者の存在など気にもならないのだろう。

 三叉路では、横断する私の前に左折者が割り込んで走り去った。女性ドライバーの軽乗用車である。安全のために止まるという概念は微塵もないらしい。「そこどけそこどけ、おクルマが通る」なのだ。歩行者はクルマを優先的に通すのが、彼ら彼女らの考え方なのだろう。

 事故は一瞬にして起こる。起これば、もう取り返しはつかない。一度経験した交通事故で得た教訓である。

 免許の取得に法規や構造の学科はあるが、思いやりを問うものはない。いくら不適切でも法律に違反しないものは罰を受けない。いまの社会にはびこる風潮である。思いやりやモラルを軽視する世の中ほど危なかしいものはない。それが交通安全では命にかかわる事態となりうる危険性を帯びてしまう。思いやりが運転の適性判断に加われば、事故は半減するかも知れない。そうなってほしいと、切に願う。

 50分程歩いて目的のスーパーにたどり着いた。緊張とストレスの現実を乗り越えて来て、かなり疲れていた。それでも、免許やクルマを持たぬ交通弱者は、過酷な現実から逃げるわけにはいかない。帰りも雨とクルマに悩まされながら歩くしかすべはないのだから。

 
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