こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

想定外?

2016年11月30日 08時33分51秒 | Weblog
「子供音楽劇の運営に
立候補しちゃった」

娘の報告に、
(え?嘘だ)と驚いた。

大学二年目の娘、
想定外の変わりようだ。

親に似て物静かな性格。
悪く言えば
内向的で口下手な世渡り下手。
いつもその他大勢を決め込む様子を
心配して見守っていた。

高校進学を神戸に求めて
よかったのかもしれない。
小さいころからやっているバイオリンを学ぶ
音楽専科を希望したのは娘自身。
片田舎から都会まで
二時間あまりの電車通学を、
なんと
三年間一度も休まずやり遂げた。

あれが変化の第一歩だったのかも知れない。
やはり
どこにいても目立たない女の子だったが、
内面に強いものを育てていたのだ。

大学も神戸。
朝五時起きで頑張っている。

「これチラシだよ。観に来る?」

控えめに申し出る娘は、
やはり私に似たままだ。無理強いは決してしない……

(もちろん!頑張る君の姿を見にいくぞ!)

黙って頷く。
いや、私も変わらなきゃ!
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つれづれ

2016年11月29日 13時12分21秒 | Weblog
まちライブラリーの本の登録と
イベントの準備でバタバタです。

ちょっと一休みしたところで、
身の回りの風景を
ちょこっと
ご覧いただきたいと思いました。
庭や畑の竹の飾り垣も
なんとか出来上がりサマになったようです。
裏山の紅葉は
もう時期が遅かったです。

庭の一隅にこの春植えこんだ
皇帝ダリアもかくのごとしです。
もう一本はつぼみがなかなか開かないようで
じれったい思いをしています。
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やってきた、また

2016年11月28日 10時09分07秒 | Weblog
忘年会シーズンが
やってくるたびに思い出す、
早朝七時前からの忘年会は驚きだった。。

弁当製造工場に再就職。
夜勤を始めた年の終わりである。
忘年会があると聞いて、
頭を傾げた。
夕方六時から翌朝の六時ころまでの勤務で、
交代制で年中無休の職場なのだ。

朝仕事が終わると、
うち揃って会場へ向かった。
早朝に営業している店があるとは
到着するまで半信半疑だったが、
やっていた、
忘年会は必要だし、
それに応じてくれる場所がちゃんとあるのを
実体験して感激した。

広間には鍋の用意がちゃんとしてあり、
すぐ始められるように鍋は煮立っていた。
参加者は国際色豊か。
日系ブラジル人、
中国研修生にわたしたち日本人。
みんな仲間だった。

十二時ごろまで宴会で、
数時間後には仕事の強行軍だったが、
疲れどころか、
みんないきいきしていた。
やはり
忘年会はいいものだ。
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自作自食

2016年11月27日 01時25分11秒 | Weblog
​寒くなって来たので、
最近、ポタージュをよくつくる。

材料はジャガイモ、サツマイモ、カボチャ、玉ねぎ
野菜が高い時期だが、
値引き品を見つけては買い込んでいる。

今夜はジャガイモのポタージュをつくろう。
じゃがいもを5個ばかりボイル。
半分はポテトサラダにする。
どうも芋だらけだが、
じゃがいもはおいしく重宝な食材だ。

玉ねぎを半個ざく切りして
バターで炒める。
透き通ってきたら、
つぶしたボイルポテトを加えて
軽く炒め合わせる。

水300㏄にヴィヨンと塩コショウを加えグツグツと。
出来上がりに
牛乳200㏄を冷たいまま加えて
粗熱を冷ます。

ミキサーでガーガーと。

最後は裏ごしして
完成だ。

味見して整える。
うまいと
スープ―カップでお代わりしてしまうので
要注意だ!

今回も2杯味見?してしまった。

野菜のポタージュは
それぐらいおいしいのだ。

ポタージュ作りと並行で
冬瓜の煮込みと、
れんこんと蒟蒻のきんぴらを作った。
ご飯は
冷蔵庫にタンサンが残っていたので
それで炊いた。たぶんうまいはずだ。

今夜は娘は友達と会うとかで遅くなる。
食事も外だろう。
妻も帰りは10時前。
今夜もひとり食事だな。

不思議だが、独り者の時は、
大皿にご飯も惣菜も
てんこ盛りして食っていたのに、

同じひとりなのに、
いまはそれぞれの惣菜に器を用意して
上品?に食べる習慣が身についている。
家族の効用というやつかな。

人並みの夕食を
きょうも頂ける幸せに感謝しよう。​
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思い出メモ

2016年11月26日 11時37分47秒 | Weblog
裏の畑を耕していて、
ふと片隅の犬の置物に目がいった。
瀬戸物製で、もう色は剥げてしまっている。
もう10年以上前に置かれたもの。
あの時は柴犬の栗色だったっけ。

愛犬タロのお墓である。
16年間我が家の大切な家族だった。
老衰で亡くなる前に、
「キャン!」と一声。
あれはお別れだと固く信じて疑わない。
タロを偲んで、
彼にそっくりの置物を見つけて
思わず買ってきたものを
彼のお墓に祭っておいたものだ。

いくら時は経っても
思い出すタロの姿は
りりしく優しかった
あのころのものだ。
昔のメモを引っ張り出してみた。
あの日が懐かしく思い出された。

愛犬日記より


 我が家にはタロ、モモ、そして二匹の間にできた娘トトと三匹の犬がいる。タロはもう8年目、ヒゲに白いものが混じるのは、やはり年のせいか。でも、立派な一家の主人の風格を見せる。




 彼の嫁さんに迎えたモモは、思うように成長出来なかったのか、タロの半分に満たない子犬の体長のまま。「無理かな?」と思った出産で、三匹の赤ちゃんを産んだが、産後の肥立ちが悪かったか、大出血で死ぬ寸前まで行ってしまった。血塗れになったモモを懸命に抱きかかえて獣医さんに走ったのである。




 今のモモは、もう赤ちゃんを産めない。獣医さんの助言もあって、モモの避妊手術を相当悩んだ末に決めた、あの日を決して忘れない。モモのお腹の傷跡はもう消えたが、彼女が幸福か否か……考えるのはやはり辛い。




 ひ弱なモモは、自分でもそれを自覚しているのか、甘え方が一番上手だ。体をすぐにすり寄せて来る。すぐにお腹を見せる。すがるように見詰める。前足で懸命に撫でてくれとせがむ。そして、とどめは「クーン!」と何とも切ないとしかいいようのない鼻声……思わず抱いて仕舞わずにはいられない程、可愛いモモである。




 そのモモが散歩中に大きな犬に迫られたことがある。その瞬間、なんとタロが間に入り、モモを守るように「ウウー!」と威嚇した。機先を制すると言う。タロひと回りは大きい相手は、驚いたことにスゴスゴと立ち去った。




 タロはヤッパリ男だった。嫁さんを守ったあの凛々しい姿には、さすがの私も勝てない。




「大体比較すんのがおかしいの。あなたのどこが凛々しいってのよ。ちゃんちゃらおかしい。ただ優柔不断なだけ」




 妻の断言に何も反論出来ないのが悔しい!




 ところが、そのタロ、最近妙におかしい素振りを見せ始めた。避妊手術を受けたモモを無視して、娘のトトにちょっかいを出しかけたのである。無論そうはさせない。




「おい、タロ。お前、立派な男やと思っとったんに、その程度の男やったんかいな」




 皮肉を言ってみても通じない。ペロリと顔を舐められてしまって、その場はオシマイ!




 モモの三匹の子犬のうち、ふとっちょのモコモコ(当時まだ名前はなかったのだ)はカラスにさらわれて行方知れずとなってしまった。もう一匹は私の兄の家に貰われていった。タロと瓜二つだが、母のモモに似て体は小さく、やっぱり娘だった。ポコと名付けられている。




 兄の家は目と鼻の先だから、散歩中によくかちあう。トトへの接近を禁じられた(?)タロは、今度はもう一人の娘ポコにちょっかい。全く懲りないヤツである。「




「浮気すんならよそでやって来い!」




 私に叱られてタロはキョトン?




 しかし、そんなタロを尻目に、モモは今日も私にベッタリ甘えて離れない。




 その光景にトトやタロも負けじと突進して来る。こいつらの甘えはモモの淑女的なものとは雲泥の差だ。咬む(モチ余り痛くない)前足で引っ搔く、飛び乗る、体当たる、ヨダレをベタベタ!もう、いい加減にしてくれよ!




 私の本心。嬉しい、くすぐったい、可愛いやつらだ。もう幸せ気分でいっぱいなのだ。 


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やりました

2016年11月25日 09時20分03秒 | Weblog
きのうまでの成果です。
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愚の骨頂?

2016年11月25日 02時22分47秒 | Weblog
小さな庭だが、
家が完成した時に
コツコツと作ったものだ。

そこには、
30年近い時を経て
立派に成長した庭木と石が……あれ?

石が見えない!
龍のひげや低木の茂みに
覆われてしまっている。

当時は
飛び石や庭石を頭に描き
裏の川や山から
いろんな石を拾って来て
並べたり組み合わせたりと
路傍の石ながら
それなりに庭らしく仕上がり
ひとり悦に入っていたものだ。

それが、
周りの植物の成長するのかを
計算していなかった報いが待っていた。
配置した石の存在がなきに等しい状態になってしまった!

将来に庭の木々がどんなふうに成長するかを
頭に描いて作らなかったから、このざまだ。
やはり頭が悪いんだなあ。

そこで
急にその気になった。

隠れた石に
再び日の目を見せてやろう!

隠れた石を掘り起こし、
よこになっているものを立てたり、
高く組み合わせたりと
石を主役にしてやることにした。

ウォーキング帰りで、
足腰の痛みをよそに
思いついたが吉日とばかりに
取り掛かった。

これが大変な作業。
ツルハシやスコップを駆使するのだが、

年を食っているのを忘れていた。

そこらで拾ってきた石といえども
1メートル近いのもある。
当時
どうして運んだのか?

抱えられないので、
片方を全身で持ち上げて転ばして移した。
土だらけになり
いびつな形の石だけに
思う方向に転んでくれない。

しかも据える時には、
形よくが前提だ。

2日かかって、
なんとか石を配置し直せた。

石が落ち着くと、
今度は植木の位置が気になりだした。

もう冬に入りかけているので、
根から掘り出して移しても
根付いてくれるだろうと
安易な考えで
また始めた。

人間の欲は限りないというが、
ひとつ実現すれば、
さらに次をと
やはり、
わたしも俗物だった。

コデマリとアジサイの大株を
スコップとツルハシにのこぎりを使って
じっくりと挑んで掘り出し
根の部分を袋で覆って
また全身を使って
えっちらおっちらと移動させた。

まちライブラリーのゲストがひとり。
そのお相手もしながらの作業が続く。

どうやら
わたしはじーっと現状に満足できないタイプらしい。

それを
いまさらながらに気づいた。

もう時間は残り少ないというのに……?(ため息ひとつです)
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思い出メモリー

2016年11月24日 01時52分21秒 | Weblog
「なにかお探しですか?」


夢中だった。
欲しい本が見つからない。
老眼で背表紙の字が見えにくく、
本棚すれすれに顔を近づけた。
不審に思われたのかも?


「本の名前か作者の名前がわかれば、
お探しできるかもしれませんよ」


スマホを取り出し、
告げた署名を検索した店員さんは、
明るく答えた。

「恐縮ですが、
その本、
署名を勘違いなさってます。
こちらの本をお探しだと思います」

彼女が本棚から抜き取った本は、
なんと探し求めていた本だった。


「勘違いか。
年を取るといつもこうですわ」
「またお分かりにならないことがございましたら、
当店○○までお尋ねください」と素敵な笑顔。
そして丁寧に頭を下げた店員さん。


四十八年前、
地方の書店で働いていた私。
総勢十数名の同僚の中で、
男性は店売にたったひとり。
ほかの男性は外回り専門だった。


入ったばかりの私は、
とにかく仕事を覚えようと
躍起になっていた。
書店に就職の動機は
無類の本好きだったからだ。
本のことなら
誰にも負けない自信があった。


「だめよ、
そんな怖い顔をしていたら、
お客さんは近寄れないし、
何も訊けないでしょ」

主任のKさん。
小太りの体に愛嬌のある顔で、
お客さんに受けがいい。
指導係だった。


「いくら本のことがわかっていても、
お客さんに訊かれなかったら、
意味ないじゃない」

Kさんはスリップ(発注するための短冊)を整理しながら、
サラーっとした口調だ。

「店頭ではお客さんの気持ちをほぐし、
お店の本を楽しく選んで貰うことが一番の仕事」


店売は取次からの荷を受け取り検品、
客注したものと店頭分に仕分けする。
さらに返本作業と、
仕事は煩雑だ。
店が混むと、
万引き対策を兼ねて
店頭に立たなければならない。


「お客さんみんなが
万引きするわけじゃないのよ。
だから怖い顔はダメ。
笑顔、
笑顔」


確かにそうだった。
万引きばかり気にして
お客さんへのサービスを
ないがしろにしていた。
店売部門失格である。


「お店では、
あなたはお客さんじゃないの。
お客さんをサポートする
大切なヒトにならなきゃ。
本の説明ができるだけの
ロボットじゃ悲しいし、
お客さんのためにもならないわよ」


自然に笑顔を
振りまけるようになるまで、
K主任のさりげない注意は続いた。


やっと身に着けた笑顔。
同じ笑顔が、
いま自分に向けられている。
(ありがとう!)
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ほぼ満足

2016年11月23日 10時38分21秒 | Weblog
22日。
地元のウオーキングに行ってきました。
国宝一乗寺と地酒酒造所の散策コースです。
朝5時、天候はパッとしない。
これは中止かなと思ったが、
8時過ぎにはカラッ上天気。
暑いぐらいです。

家から集合場所まで1時間余りテクテク。
汗をかく程度。

北条鉄道播磨下里駅前に集まったのは70名あまり。
平日にしては結構多い。
やはり国宝とお酒が効果あったよう。

一乗寺まで2時間ちょっと。
起伏の急なところもあって
ちょっとアヘアヘ状態。

しかし、紅葉に
身も心もシャン!

帰りは地元酒造メーカーの
レストランと土産物店を併用した
醸造所へ一路。

田舎の酒屋は
近在きっての豪商だ。
どでかい敷地に酒蔵が立ち並び、
大きな酒樽が
迫力を感じさせる。
ぷーんとあたりを覆う
ほのかな酒のいい香り。

新酒の利き酒もあって
もう何も言うことはない。

ゴールの法華口。
3時間あまりの行程は
滞りなく終わりました。

そこから家まで
また歩きです。
あたりの風景を
満喫しながらの一人歩き。
これもいいもんです。

結局家に帰りついたのは4時。
38000歩でした。

満足満足。……でした。
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風邪ひいてまんねん

2016年11月22日 16時46分10秒 | Weblog
 我が家で一番風邪をひくのがわたし。季節の変わり目になるとだいたいひいている。それも念の入ったことに、最初と最後の二度もひく。「また風邪ひいたの?もう寄らんといて。うつるから」と家族にきつい皮肉を頂く。
 最初にひいたわたしの風邪が子供にうつり、それが妻に。みんなが治った後、またわたしに回ってくる。よほど風邪に気に入られるのか、毎年同じ目に合う。
 風邪の元が父親では申し訳ないと、寒くなると風邪の予防とばかりに厚着する。首をタオルで巻き、万全の対策を講じる。それが汗ををかかせ、ゾクーッときたら、もう逃れられない。ヘタな対策は逆効果になるだけだ。
 風邪はしょっちゅう
やってくる。喉がいがらっぽいなあと思ったら、もう駄目だ。なぜわたしだけが……?考えると、思い当たるものがあった。わたしは感受性が強い。その性格が風邪を呼び寄せているとしか思えない。
 

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