こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

梅の花

2021年01月31日 01時29分52秒 | 日記
加西市の広報誌が配達されてきました。
コロナに負けぬ若者たちの笑顔が溢れださんばかりに
成人式の写真が表紙を飾っていました。
彼らの明日に希望が開けるよう祈念するばかりです。

所で広報誌に遅ればせながら掲載された
「ねひめひろばふるさと川柳」募集の記事。
既に公募ガイドなどネットで案内を出し、
全国から作品応募が続いています。
今回の広報誌をご覧になって、
地元加西市の皆さんからの作品が応募されると思いますが、
ぜひふるさと加西を詠んだ作品が集まればいいなあと、
思う次第です。
締め切りは2月28日です。

この間からの雨で、畑は水マミレ。
仕方なく暫く畑の作業を見合わせています。他にすることもなく、
自然と自宅で自粛生活を送らざるを得なくなっています。
体がなまるので、時々庭に出ますが、
きのう梅の花を発見。
春の兆しに、
鬱屈しがちな心が久しぶりに明るくなるのを感じます。

はやく来い来い、春よこーーい♪ですね。
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回顧アルバム・最終版 赤毛の世界

2021年01月30日 01時18分46秒 | 日記
いよいよ青春回顧も今回で終了。
ふるさと川柳の募集も、
応募が全国各地から寄せられて、
さてどうなるものやらと、
コロナを横にらみに、
応募作品の確認開始をスタート。
よき時代を振り返る余裕もなくなりそうだ。
まず一区切りつけることにした。

最後の回顧シーンは、赤毛モノ。
演劇に関わり始めたとき、
翻訳劇をそう呼称していたっけ。
20歳になったばかりの私が出会った
お芝居が赤毛モノだった。
アーサー・ミラーの「橋からの眺め」。
不法移民問題を取り上げていたように記憶している。
当時働いていた加古川のアマ劇団の公演だった。
圧倒され感動を受けた結果、
根暗な青春生活を送っていた私、
勿論芝居のシの字も知らない無知な暴挙というべきか、
その劇団へ飛び込む羽目になってしまったのだ。
その後赤毛モノの舞台は数多く参加することになった。
後年自分のプロデュースでは、
「ベニスの商人」「リア王」「オセロ」などのシェイクスピアの名作を、
他に「ガラスの動物園」「授業」「二人で狂う」「アンネの日記」「夜の来訪者」などなど、
不条理なものからオーソドックスなものまで、
やりたい作品は即取り組んできたっけ。

さあ、もう青春の記憶に思いを募らせるのは終わりとしよう。
老後のやりたいことを、やっつけてしまおう。
未練を残したまま命が尽きないように。(本当にそう思う。せっかく生かされているんだからと)
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回顧アルバム・9 燃え尽きた青春あの日々

2021年01月29日 00時40分12秒 | 日記
回顧アルバムも今回をいれて後2回の予定。
依頼原稿の推敲や何やかやで、
日々の暮らしを報告するのも無理ということで、
過去を振り返ってきたのも、
やっと一段落つけるわけです。

今回は30代から40代にかけて、
芝居作りに夢中になっていた時期。
当時「夢の遊眠社」(野田秀樹)「第三舞台」(鴻上尚史)が、
小劇場から飛び出た存在感を見せ始めたころ。
主宰していた「姫路ドラマ劇場」に、
姫路フォーラスから
小劇場ホールのこけら落としのプログラムに
加わってほしいとの依頼を受けて、
劇団名も「夢遊空間舞台・自遊席」と改名しての参加を決めた。
それまでのオーソドックスな舞台を封じ込めて、
小劇場向きの自由で若い発想の芝居をやり始めた。
フォーラスホールは仙台フォーラスをコンセプトにしていた。
こけら落とし第1弾は紅萬子のお芝居。そのあとに辻ての公演となった。
アマチュアならではのハチャメチャ度をと企画したのが、
「嗚呼!夢の初恋探偵局」舞台を所狭しと跳ね回った。
「嗚呼!恋こころ伝説」「嗚呼!銀河の遥か流れて星のように」と、
実に楽しかったなあ。
30代の私も10代のメンバーに負けじと、踊り歌い演じ狂った(?)ものだった。
オリジナルなものというわけで、脚本も書きまくった。

青春は、悔いなく燃焼しきったと思っている。

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回顧アルバム・8/忠臣蔵の里

2021年01月28日 02時05分26秒 | 日記
加西市に誕生の
市民劇団「おおきな木」。
私が愛読の絵本「おおきな木」から、
拝借(?)して命名したものである。
その第2弾の舞台公演は「忠臣蔵ー雪の章」だ。
加西市市民会館に
市民が扮する赤穂浪士らの雄叫びが上がったものだ。
オリジナル脚本のセリフにも使ったが、
忠臣蔵ゆかりの久学寺は加西市にある。
加西市北部に赤穂藩の飛び地があり、
そこに赤穂浪士ゆかりの三がく寺の一つ久学寺がある。
大石内蔵助が、灌漑工事の進捗状況の確認にこの地を訪れた際、
たびたび久学寺に宿泊したといわれている。
赤穂浪士の小野寺・潮田・奥田将監(最後に脱盟)らの、
屋敷や墓碑・檀家寺など多くの名所が残っている。
忠臣蔵サミットも行われているほど、
忠臣蔵と加西市の縁は深い。
そこで市民劇団が上演する
舞台のテーマに選んだのである。
ふるさと加西には、
舞台で感動を呼ぶ
お芝居にできるテーマが数限りなく存在するのだ。(ウン)
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回顧アルバム・7 加西を好きになる過程

2021年01月27日 01時06分59秒 | 日記
あれがすべての始まりだった。
地元のJCからの電話。
それまで地元を離れた姫路加古川で、
劇団活動をやっていた私。
なんの接点もなかった相手からの電話は、
「地元を代表する伝説の美女、根日女を舞台化できませんか」
実は当時「根日女」が何たる存在かを全く知らなかった私。(苦笑)
即答しなかったが、
後日、また連絡があった。
なんと姫路で上演した「忠臣蔵―雪の章」を観劇したとかで、
「あの感動的な舞台を加西で実現してほしい」旨の説得を受けた。
姫路の次回公演に
シェイクスピアの「キング・リア(リア王)」が決まっており、
躊躇した挙句、相手の熱意に押されて引き受けてしまった。
さあ、それからが大変。
何度となく打ち合わせに姫路と加西を往復、
「根日女」のストーリーを創作するため、
図書館に通い、資料を読み漁った。
播磨風土記と加西(当時は賀茂の国だったっけ)の関わり、
そして大和朝廷との関係性など、
ありったけの知識を得て1時間30分の脚本を書き上げた。
加西市民の参加を呼びかけオーディション、
20数人の市民劇団員を決めて、芝居作りはスタートした。
舞台美術の構想も、よりダイナミックにと心掛けた。
姫路の定期公演と掛け持ちの強行軍も、
今では懐かしい限りである。
「根日女ーあなたに愛する人はいますか」公演は、
加西と姫路でかなり好評を得た舞台に仕上がった。
その勢いでJCをバックに、
市民劇団「おおきな木」が創立した。
手弁当のボランティアで、その後の舞台製作に力を注いだ。
第2弾は「忠臣蔵」、
これも加西と赤穂浪士の関係性を知るいいきっかけになった。
この段階で、
歴史と伝統のふるさと加西へのかかわりに意義を見出すようになった。
第3弾は「リア王」兵庫演劇祭参加作品である。
第4弾は「モモと時間泥棒のお話」
そこで私の加西における演劇活動はいろいろな事情で終わった。
しかし、私のふるさと愛は確固たるものになっていた。

サイサイ祭りの「お化け屋敷」、ウズラのの戦争遺跡ボランティアガイド」
ネヒメ広場運営会議に参加イベントを企画実行、市民ウォーキングへ参加など、
ふるさと加西愛は拡大の一途だったが、
今はコロナで幕を下ろした感じである。
もう一度ふるさと紙芝居INネヒメ広場を
再開する日を心待ちにするばかりである。(ウン!)
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回顧アルバム・6 家族っこの光景

2021年01月26日 00時43分49秒 | 日記
アルバムを開くと、
やはり4人目の子供の写真が多い。
私が50代の時に授かったので、
もうおじいちゃんの感覚。
とにかく可愛くてたまらなかった。
上の子供たちも、
年の離れた妹を猫っ可愛がりである。
もちろん妻だって私以上である。
名前を付けるのも、
家族5人が競い合ってかなり大変だった。
そんな家族の赤ちゃん騒動を描いたエッセーが、
当時主婦の友社から出ていた赤ちゃん雑誌の公募で、
賞を頂いた。
妻が書いて私が監修(?)というエッセーである。
その後も家族の愛を総取りする赤ちゃんだった。
私もカレンダーにしたり、
写真の加工を試みたり、
愛情を惜しみなく注いだのである。(メロメロ)
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回顧アルバム・5 ファミリーメルヘン劇場から

2021年01月25日 01時08分25秒 | 日記
私が始めた劇団は、
一般向けには「はりま300人劇場」。
子供とその家族たちには、
ファミリーメルヘン劇場と銘打ち、
絵本や児童書からピックアップした作品を、
私流に脚色して舞台に上げた。
第1弾は「おむすびころりん」だったなあ。
「あれを1時間ちょっとの芝居にするのは無理」
とメンバーは躊躇したが、
当時の私は怖いもの知らず。
何度も紙芝居や絵本を読み、
推敲を重ね、ひとつの物語に仕上げた。
確か惣太というオリジナルな若者を登場させたっけ。
のんびり過ぎて誰にも相手にされない若者の冒険話の始まり始まり!
姫路文化センターで上演、自分でも予想外の成功だった。
図に乗ってファミリーメルヘン劇場を面白おかしく進めた。
子供にこびないが、子供の心へ真剣勝負をしかけるのに遠慮しない!と、
メンバーたちを鼓舞しながら、
(自分はほんまにできるんかいな)疑心暗鬼に囚われたものである。
しかし、やりたいものはやりたいと思った時こそやれるんだ!と、
一連のメルヘン劇上演を続けるのに常に自分にいい聞かせたものだった。
「おむすびころりん」のの次は「オズの魔法使い」「森は生きている」「モモ」「ホッツェンプロッツとその愉快な仲間たち」「ガンバの冒険」「フランケンシュタイン」と続けられたのには、
自分でも驚きだった。
(絶対やる!)という頑固な信念が衰えることがなかったからだろうか。
定期公に始まり依頼されての移動公演をこなせたのは、
ついてきてくれた若いメンバーたちのおかげだった。

完全燃焼したといえる劇団活動は、
その後の私に糧となってくれたのは確かだな。(ウン)
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回顧アルバム・4/愛犬

2021年01月24日 00時59分03秒 | 日記
愛犬源ちゃんの相手をするのが楽しい。
コロナ禍で窮屈な日々の暮らしの中、
幸せなひと時を貰えて幸運である。

そういえばあの頃も幸せに包まれた日々だったっけ。
むかしのアルバムを引っ張り出して、
見つけた写真がそれを証明してくれている。
10数年前に老衰で亡くなった愛犬と、
子供たちのスナップである。
最初に飼ったのがオスのタロ、
そこへ嫁に迎えたモモ、
二人(二匹?)の愛娘トトと、
愛犬一家が最も元気だったころの写真である。
当時は子供3人、
一人一人が散歩や何やかやと世話係を務めてくれた。
そうそう当時は、今ほどお金をかける必要はなかった。
タロとモモの夫婦は、
知人から無償でいただいた犬たち。
彼らの食事も、
ペットフードではなく、
俗にいう汁かけ飯だった。
時々魚の骨やチキンの残り物をトッピング(?)すると、
もう大喜びだった。
大きい小屋を作り、
一緒に寝たこともある。

考えれば考えるほど、
タロ一家はわが家族に欠かせない
幸福の使者だった。

ペロッと顔をなめられて正気に戻ると、
源ちゃんの黒いつぶらな瞳が目の前にあった。(こいつめ、やったな。笑)

貧しくても幸せな日々を手にする私である。

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回顧アルバム・3/絵本の記憶

2021年01月23日 01時56分23秒 | 日記
地元もコロナで脅かされ、
私も外出を自粛して家にこもっています。
何もすることがなくなったので、
しばらく目にしなかった雑誌や本を読みだしています。
思い出に染まった本に、
祈念すべき一文が掲載されたページを発見しました。
昭和62年発行だから、34年前になります。
30代後半の私には大きな転機となった文章です。
それまで演劇一筋(もちろん仕事をしながらですが)だった私が、
公募という世界に足を踏み入れたのです。
自分の書いた文章が雑誌の中で初めて活字となったことが、
信じられない思いでした。
「Sさん、文章も書かれるんですね」
いつも舞台を見てくれている
本好きの文芸青年である住職さんに教えられるまで、
雑誌の創刊記念公募に応募したことすら
忘れていたぐらいです。
後日届いた賞状と金一封で、
ジワーッと感激が湧いてきたのを思い出しました。
実はこの絵本「しろいうさぎとくろいうさぎ」は、
私と妻を結び付けてくれた特別な意味を持った絵本です。
それまで絵本を本と思わなかった私が、
保母だった妻に贈られたこの絵本に魅了されて、
絵本の世界に飛び込んだのです。
東京下石神井の「いわさきちひろ絵本美術館」まで
足を運ぶほど夢中になりました。
地元出身の永田萌が、
小学校のある時期同級生だったことも知り、
以来絵本は
私の人生になくてはならないものになったのです。
さっき「おおきな木」を読み終えました。
もう何十回と読んでいるお気に入りの絵本です。
私の人生に多くの影響を与えてくれた作品なのです。

本は、絵本は読者を決して裏切りません。
電子本もいいですが、
活字本を一度読んでみましょうよ。(うん)
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通信2021年第1号発行

2021年01月22日 00時29分04秒 | 日記
まちライブラリー(根日女創作倶楽部@まちライブラリー)の
通信紙2021年第1号が出来上がりました。
明日配布する予定です。
裏面のイベント案内は、
コロナの影響で中止になったものも多く、
ふるさと川柳作品募集の案内だけに
なってしまいました。
コロナの終息が見られ、
またふるさと加西を賑やかに盛り上げてくれる、
イベントの実現が普通になる日を、
願ってやみません。
でき得れば我が世代が老い尽きる前にと、
祈るばかりです。(ハイ)
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