暗闇
寝るとき
いつもは円形型の照明器具の明るさを
豆球にするので
天井に浮かぶ目玉焼きのように見える。
中々眠りに入れず
目玉焼きの明るさが気になる。
目蓋を閉じなければ
暗闇の世界にならない。
目蓋を閉じ続けるには
意識が働き余計に眠れなくなる。
目玉焼き照明を消し暗闇にした。
目蓋を閉じなくても暗闇にある。
暗闇は時間が経つにつれ
暗闇のなかにも陰影が浮かび上がり
その陰影の形が気になりだした。
眠りにつかない限り
暗闇の世界に身を置くことはできない。
躰は眠がっているのに
頭だけが妙に働き眠りを邪魔する。
そのうち頭も疲れ目蓋が落ちゆく。
このまま眠りにつき
目が覚めたら「秋」になっていた
寝るとき
いつもは円形型の照明器具の明るさを
豆球にするので
天井に浮かぶ目玉焼きのように見える。
中々眠りに入れず
目玉焼きの明るさが気になる。
目蓋を閉じなければ
暗闇の世界にならない。
目蓋を閉じ続けるには
意識が働き余計に眠れなくなる。
目玉焼き照明を消し暗闇にした。
目蓋を閉じなくても暗闇にある。
暗闇は時間が経つにつれ
暗闇のなかにも陰影が浮かび上がり
その陰影の形が気になりだした。
眠りにつかない限り
暗闇の世界に身を置くことはできない。
躰は眠がっているのに
頭だけが妙に働き眠りを邪魔する。
そのうち頭も疲れ目蓋が落ちゆく。
このまま眠りにつき
目が覚めたら「秋」になっていた