老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

701;「今日 僕5歳になりました・・・・」

2018-04-08 04:23:25 | 犬と人間

                「今日 僕5歳になりました・・・・」

今日 4月8日はお釈迦様の誕生日
僕も同じ4月8日に生れ
今日で5歳になりました
5歳の誕生日を迎え僕の抱負というより
僕の願いは
「散歩のとき紐から解き放され 自由に駆け回りたい~」
「満腹になるまで食べたい~」

5年前 妻とホームセンターへ
胡瓜のネットを買いに行った
ネットを買う前に
「ペットコーナーを見てこようか~」
と 妻に声をかけた
そこで生後4ヶ月の悪戯なビーグルの子犬に出会った
抱っこしたら目と目が合い
手放せなくなり そのまま家族の一員となり
5年が経った

肝心の胡瓜のネットを買うのを忘れてしまった
胡瓜が大好物の元気君
フルーツが大好き
今日はお祝いに 林檎と胡瓜をプレゼント
ドライブが好きなので 一緒にドライブの時間もプレゼント

日中はひとりで留守番
帰宅時 玄関のドアを開けた瞬間
二本足で何度も飛び上がり
喜びを表現する
嬉しくなってしまう
仕事の疲れも癒される
人間より生命が短いだけに
1日でも長く 生きて欲しい

ときどき「元気になりたい」
と呟いたら
傍らで聞いていた妻は
「そしたらいじめてあげる」
「・・・・」

700;地球は俺のもの

2018-04-07 18:34:29 | 阿呆者
西空に夕陽 陽光が川面(阿武隈川)に映る

地球は俺のもの

認知症を患うと男女に関係なく
自他の所有物に対する区別がつかなくなってくる

他者の衣服や靴などを見て
「これは私の物だ」と言い張り譲ろうとしないどころか
余計にその物に固執する


俺の物は
俺の物

他人(ひと)の物は
俺の物

故に
地球は俺のものである

698;邂逅(かいこう)

2018-04-06 05:19:00 | 老いの光影 第2章
異人館街から見た神戸

邂逅(かいこう)

「邂逅」 という何だか難しそうで意味がわかりにくい文字
小説の題名は忘れてしまったが、私は小説で「邂逅」という漢字に巡り合った
邂逅とは 再会

デイサービス桜でのできごと

72歳を過ぎた高次機能障害を抱えた爺様
理解力、判断力、短期記憶力など低下しているのに

認知症を抱えた恩師が初めてデイサービスを利用された日
恩師会澤さんに再会し
スタッフに「(あの人は)会澤さん」と声をかけた

声をかけられた会澤さんは振り向き
「浅山さんかい」と答えた

デイサービスで恩師と教え子の邂逅場面に
眼がウルウル、ウルトラマン

秀樹も感激!
私も感激した!

だからお祝いに 柏餅を利用者とスタッフに奮発~

697;待つ時間は長いが・・・・

2018-04-04 07:49:29 | 阿呆者

待つ時間は長いが・・・・

路端に蕗の薹が顔を出し
桜の開花を待つ時間は長く感じる
桜前線は
白河の関を越え
南湖公園にも桜の花が咲いた
その美しさにみとれている時間は短く
気がついたときには葉桜となり
初夏の風が吹く

老人にとり
桜の花に再び巡り会える歓び
今年こそ最後の桜かと想い慈しむ

昨年の夏
脱水症と食欲不振から
寝たきりとなり床ずれの心配をした
91歳の口の悪い智恵婆さん
「初めて利用したとき小さなデイサービスだと思ったが
いまは、わたしにとり長生きをさせてくれ、ありがたい処だ」
〔あとどのくらい長生きしたいの?〕と尋ねると
「あと20年は生きたいな~」
〔・・・・・・・〕

696;飢餓

2018-04-03 04:18:13 | 老いの光影 第2章

飢餓

飢餓
飢える
餓える
飢餓は余程
食べることに餓えた状態に放置された

消費期限が切れた弁当が
コンビニの片隅のゴミ袋に捨てられた
飽食の日本

家があり
息子夫婦は居るのに
老いた親は
食べる物もなく
放置されたまま
それでも
家族愛に飢えた老親は
息子夫婦を庇い
「食べている」と話すが
デイサービスでの昼食を摂るときの様は
食に飢えた動物の様であり
皿に残った汁まで舐め尽くす
隣りにいた老いた女性は
「舐めた皿をきれいに洗っても その皿では食べたくない」

食べる とは・・・・

694;神戸北野天満宮の桜

2018-04-01 19:56:37 | 春夏秋冬

神戸北野天満宮の桜


国の桜を見た
初めてみた神戸の桜
神戸も
かつては大震災に遭遇した街であったことを
想い出した

まだ南福島の桜は咲いていない
桜前線
まだ白河の関を越えずにいる
福島の桜も
神戸の桜と同じく
大震災にもめげずに咲き誇るまで
あと数日

明日から「くれよんケアサポートセンター」が始まる
4月のカラーは 「ピンク色」であろうか
桜の花
淡いピンク
ピンク色は女性
幸せな気持ちにさせ
優しい気持ちになる

桜の花のような
あなたが傍にいるだけで
心も体も若くなる

ピンクレディー
懐かしい
目をつぶると
UFOが飛んできた


693;blogはジェットコースター

2018-04-01 19:04:39 | 阿呆者
ユニバーサル駅に停車したスヌーピー電車

blogはジェットコースター

3月29日から30日まで
一人の妻と姪っ子(妻の姉の子ども 14歳)と私の3人で
ユニバーサルスタジオジャパンに行って来た
春休みの最中
混雑最高
並ぶことは覚悟していた
若いうちならよいが
65歳になると流石に
身体が疲労困憊
左脚の脛がつってしまい耐えられない痛みに襲われた
持参した湿布薬を貼ると
耐えられない痛みは時間とともに消え助かった

10年ぶりにジェットコースターに乗り
スリルを味わい最高
上昇したり下降したりで
まさにいまの私のblogのようである
4日間blogを休んだら
一挙に下降してしまった

遊びに行くために
仕事をやり終えなければと
28日22時30分まで仕事場に居た
妻からはぷんぷんされ
頭から角が見え隠れしていた


茨城空港から神戸空港まで スカイマークで50分で到着


姪っ子は初めての飛行機旅
帰りは神戸や大阪の夜景を
上空から見れたことで感動していた

ユニバーサルも良かったが
サービスが徹底されているのは
何と言っても
東京ディズニーランド・東京ディズニーシー が優っていた

翌日は神戸異人館通りを散策してきた