爺のお散歩

天気の良い日は自然観察

8/31 小群落があったのね

2022年08月31日 | アウトドア

遥か南の台風11号の影響もあって、随分風がある。曇り空も相まって、鳥の出は期待できない。坂の途中でシジュウカラのみが撮れた。

釣り下がる花が面白いツリフネソウが目を引いた。

 

正面を向いている花弁があったので引き延ばしてみると、なかなか綺麗な模様が垣間見える。ヨモギに張られたクモの糸からぶら下がっている

ナツメ型のものは何だろう? 繭のようにも見えるのだが。。。。

 

希少種も目撃したいセセリチョウ。羽化の時期を迎えたのだろう、そこここに見られたイチモンジセセリ。

ジッと待ったが、翅を少ししか開いてくれなかった。

 

後ろから見ると良く分からなかったが、少~し斜めから撮ると体全体が良く分かった。サソリのような針を持ったシリアゲムシだった。

尖った口(?)と目のバランスも面白い。(ヤマトシリアゲ)

 

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8/29 今が盛りの。。。

2022年08月29日 | アウトドア

晴れたので今日こそと思ったが、鳥の出は悪い。元気旺盛なのはアレチウリ。言わずと知れた特定外来種生物の一つ。人にとっては厄介者だが、

昆虫にとっては有用なのが面白い。キイロスズメバチも盛んに訪れていた。小さな花であるが。。。。 葉っぱにはウラギンシジミが日向ぼっこ。

ゆったり伸びた蔓が邪魔で~す。

 

鳥がなかなか現れないので、雑草の茂った植込みを見回す。実を付けたコニシキソウの仲間(Ḿさんの見解はオオニシキソウ)は

小さいのでなかなか目に入らない。 蔓からヒョイと伸びた実の連なりがなかなかの風情を醸し出すツルタデも面白かった。

 

ヤマガラが束の間、電線に止まった。道端の草にはイトトンボ(オツネントンボ)がピタッ。

 

黄色い3弁の花はコバノセンダングサらしい。実は枯れるとトゲトゲになり繊維に引っ付くので「バカ」と呼んで、もいで投げ合って遊んだものだ。

1925年に長野県で発見された外来種と解説があった。

 

クルミの葉っぱにとまったクロヒカゲを撮っているとエナガが現れた。でも角度が悪かった。盛んに飛んでいたワシタカ類はノスリの若鳥か?

止まった姿をMさんに照会中。→ 結果、だちらかであるとのこと。ノスリは若鳥でも模様は親と変わらないとのこと。そういえば羽根裏には

黒い斑がなかったと記憶するのでハチクマかもしれない。

 

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8/27 警戒されました

2022年08月27日 | アウトドア

晴れた朝は久しぶり。期待が高まるが、車から下りても鳥の声はない静寂の中である。おにぎりを食べている間も姿は無い。

遊歩道を歩き始めると脇の柵に虫が一匹。薄茶色をしているが、キリギリスのように見える。レンズを向けると見え隠れしながら遠ざかって行った。

向こうにも私が見えているよね。クズの葉の上ではホオジロの若鳥。

 

草原に目立ったニョキ。オニフスベか?欠けた所がまだ白いので食べられる状態。ここは毎年生える所だ。

日差しを避けて木陰で待つとコゲラがカシワの枝に止まった。

 

エナガも数羽でやって来た。潜り込んだカシワの木にはまだ出来立ての実が成っていた。直射日光が余りに強いのか葉を少し内側に

巻き気味にして耐えているようだ。

 

日陰の林縁ではセミがクモの巣に引っ掛かっているのを2か所で見た。ジョウロウグモには大きなご馳走だ。見入っていると、子グモも相伴に来た。

 

 

帰る間際、ウラギンシジミの(♂)が地面に止まった。もうちょっと翅を広げてぇ~と思っていたが、やがて飛び去ってしまった。 

前面をアップしてみると随分なダイコン足でありました。

 

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8/25 よく来たなぁ~

2022年08月25日 | アウトドア

雨上がりなので、朝ドラを見てから来ました。案の定、鳥の動きは鈍い。坂を下る途中で何やら声が聞こえたので立ち止まった。と、シジュウカラの幼鳥たちが現れた。

もう、親離れし兄弟達とおしゃべりしながら食事をしているようだ。今日、確認できた鳥は8種。随分と少ない。こんな時は花と昆虫です!

 

坂を下りた時、背後から来たチョウが目の前に止まった。クロヒカゲだ。「2回目の羽化(盛夏)個体は午前早めに活動する」と図鑑の解説にあった通りだ。

.この後見た個体は眼玉模様の数が少なかった。この変異が面白い。

 

林内にポツンと白いセリ科の花。健康だった頃、植物の専門家Mさんとオオバセンキュウではないかと議論したことを思い出す。

茎の屈曲がないことからセリモドと教わった。キアゲハの幼虫が食べる葉っぱの一つだ。

 

もう目線は下気味。珍しくツユクサに止まる虫がいた。ホソヒラタアブでした。よく手の甲や腕に止まって塩気を撮る可愛いハナアブの仲間だ。

暫らく絵にした後、逆側の林縁の巻かれた葉っぱにサシガメと思われるカメムシがいた。これは難問でした。図鑑やグーグル写真検索でも分からない。

それもその筈、これは幼体でした。アリに擬態するホソヘリカメムシの5齢幼虫(成体になる直前)に何とか辿り着いた。

 

キビタキの幼鳥を見た辺りで待機。なんも出て来んな!と諦めかけた時、忙しく飛び回っていたオニヤンマ(♂)が小枝にピタッ!ラッキーストライク!

シャターを押して暫くしたら、数羽のエナガも登場。

 

次はクモだ。近くに3体。薄茶色のものと、褐色気味の個体。左前足2本を揃えて構えている姿は瓜二つ。クモ図鑑は持っていないのでネット検索。

イオウイロハシリグモが妥当かなぁ~?

 

もしかして前者はまだ幼体で、近くにいたこの個体が成体ののかもしれない。調べ始めれば、この分野も面白そうだ。 

実を付けたイノコズチにヤマトスジグロシロチョウ。蜜もなさそうだが何しているの?

 

翅を開いた姿はオオルリシジミ? が、体も小さく、ここにはクララがない。シジミチョウを撮るときは翅を閉じた側面をとるのが肝要だったなと思う。

ヤマトシジミの(♂)が妥当。 帰途に撮ったイトトンボはオツネントンボかな?図鑑でははっきりしないのは恐らく幼体であるからだろうと思う。

その変態の様まで示された図鑑があればいいなぁ~。

 

 

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8/23 朝のうちだけですよ!

2022年08月23日 | アウトドア

今日も曇り。何が出るかと待ち構え。キジバト一羽がずぅ~と留まっている中、登場です。My name is 'AKAGERA'. 鳥達が行き交うのは概ね7:00過ぎまで。後はサッパリでした。

処暑が分っているかのように、花も夏から秋に目立つ様相になってきた。道端に茎がか細い小さな黄色いきのこが生えていた。良く見せようと画面の手前の草をむしったら倒れてしまった。

アチャ~!やはり演出しようとしてはダメだと後悔。

 

アオゲラが加われば揃い踏みだったなぁ~と思いつつ、先を行く。ヤマガラ、メジロを見たのみで駐車場を去る。

 

秋の到来は如実。栽培のクリは緑のイガイガを誇示。ウドの花穂がアレチウリの緑をバックにポツンと目を引く。

 

目立つ黄色い花はオミナエシやメマツヨイグサか? オミナエシは花の付き方がいやに密であったが変異であろうか?

 

カエデ類の葉に赤とんぼが止まった。アキアカネ?それともナツアカネ?としか思わなかったが、図鑑を開いたらマユタテアカネ(♂)らしい。樹下のクズの葉には見事な虫こぶがあった。

 

夏が行く。私も逝く。アブラゼミは地上での短い生涯を終えた。子孫を残すことが出来たのであろうか?

 

 

 

 

 

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8/22 お待たせ~

2022年08月22日 | アウトドア

信州の夏はどこへ行ったのか!?と、今朝も思う。朝のおにぎりを食べながらニセアカシアの半枯れ木で待つ。写真を撮るのに曇り空のバックは最悪だがこればかりは仕方ない。後は加工するだけだ。

食べ終わって待つとピリリピリリの声もなくサンショウクイが止まった。午前7時半頃までは鳥は活発で、それ以降は声さえしない。「鳥の習性をもっと知りたいなぁ~」と思う。後はキジバトだ。

止まった幹と枝が織りなす造形(デデポッポーのÐと採るかピジョンのPと採るかはあなた次第)の中に暫く鎮座。

 

駐車場を後に坂を下る。田んぼの向こうの梅の木(だったっけ?)に鳥が止まった。おっ!モズだ。カマキリ様な虫をくわえていた。これ以降、鳥は見られなかった。キジの幼鳥たちも現れず、目を下に歩く。

うん?イトトンボがいた。珍しいトンボは先ずいないだろうからセスジイトトンンボの幼体だろう。

 

盛んに行き交うのはトンボとチョウだ。ここはジャノメチョウが多く見られるので、特に後者には最適な環境なのだろう。地味なチョウなので葉っぱがバックでも映えるが、やはり花の方がベターかな?(ヒメウラナミジャノメ)

 

あっ!忘れた。超逆光の中で写したのは多分キビタキの幼鳥だと私は思う。決め手は目の上の眉線。ここでキビタキの目撃をHさんから聞いていたし。。。。

 

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8/21 今日はキジだけ?

2022年08月21日 | アウトドア

雨上がりで草や木はまだ乾かない。まだ濡れた路面からスズメとキジバトを電線で見た後、田んぼの方からなにやらガサッと音が聞こえて来た。しばらく目を凝らしていると、オスのキジが一羽現れた。そそくさと茂みに

隠れてしまったが、歩を進めた民家の近くで幼鳥たちに遭遇。例の今年孵った8羽だろう。しかし、逃げ足が速く山側の林の中へ一羽、また一羽と消えていった。

 

一団にサヨナラしてからは鳥は姿ばかりか声もなし。それでもトビ → ハチクマが枯れ木の先に止まり、急降下。林縁にはフラフラとやって来たヒメウラナミジャノメが。よく見るとつながった2頭。交尾中であった。

  

チョウの止まる葉っぱにはとても届かないが、その下ではニホンカナヘビがニョコッと顔を出した。いかにも爬虫類らしい表皮だ。 濡れた切り株の表面に生えていたのは、小型のきのこか粘菌か?

 

幼鳥と呼ぶのがいいのか、若鳥と呼ぶのがふさわしいのか迷います。生まれて一冬越していないので幼鳥か?先ほどの群れの中の(♂)と(♀)。(だと思う)

 

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8/20 本当に鳥の姿が少ない

2022年08月20日 | アウトドア

少し雨がポツポツする朝。それもあってかシジュウカラやヤマガラは木の中でヒッソリと動いている。声はするが、ヒヨドリさえ飛ばない。トホホである。

この時期になるとキノコも目に付くようになる。枯れアカマツが伐採された後の切株にマツオウジが生えていた。ボリュームがあり、甘い匂いがあるが毒とされている。

 

クズの葉っぱが重なる緑の中にひときわ目立つ黄色い花が一輪。多分、キクイモであろう。

雨があたってきた。早めに引き上げるべく、迎えを頼む。車が着くまでの間、駐車場で待つ。と、例の枯れ木に遠目でもそれと分かる鳥のシルエット。アオゲラだ!「逃げないでくれ」と

念じつつソッと近づく。まだ、そこにいた。羽根の色がまだ全体が深緑になっていない。とすると、幼鳥か若鳥に違いない。ゆっくりと毛繕いも見せてくれた。

 

逆光の中ではよくよく見ないと木の幹に溶け込んでいて分からない。十字架のように枝が出ている所を目星とした。迎えの車が到着すると同時に姿を消してしまった。

 

 

 

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8/19 秋めく朝でした

2022年08月19日 | アウトドア

昨日は家で虫の声を聞き、本来の夏の夜を感じた。 久し振りに気持ちの良い朝の公園。 ノスリが枯れ木を占拠し毛繕い。 従って、ほかの鳥はなかなか止まらない。

 

犬の散歩が多い中、ヤギの散歩を初めて見た。 これにはヒヨドリの幼鳥もビックリしたことだろう。

 

路傍に小さな花が一輪。根元の葉っぱと毛深い茎。え~と!何だたっけ?・・・・・白花のゲンノショウコだった。なかなか可憐。隣りには開花後の「さや(実)」があった。

 

朝日のスポットライトを浴びるクズを写真に収め、大きなクルミの木まで行くと、数種の小鳥が盛んに飛び交っていた。エナガもその中の一つ。

 

シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、・・・センダイムシクイもいたぞ! そして、対斜面の枯れ松には。。。お腹の模様はオオタカ???

 

早速、MさんにSOS! 結果、ハチクマの若鳥と判明。逆光と遠距離が恨めしい。私のレンズではこれが精一杯。

 

 

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8/11 帰る間際に登場だぁ~

2022年08月11日 | アウトドア

今日も鳥の出は余り期待できそうもない。 代わりにトンボが沢山見られる。 写真が撮れたのはホオジロの幼鳥だけかぁとションボリして迎えの車に乗ろうとした時、

田んぼの斜面を何やら大きな鳥の群れが上って来た。 おおっ!キジではないか! 慌ててカメラを向けた。 母親に連れられ幼鳥たちが道を横断。 棚ぼたであった。 

 

高原から下りて来たアキアカネか? これからは恋の季節だね!

 

オオシオカラトンボの(♀)は葉っぱの上で日差しを待つ。 写真を撮っているうちにひっくり返ったミンミンゼミはもう命が尽きるのか?そのまま動かなくなった。

 

帰途、いい塩梅に枯れ木に止まったホオジロの幼鳥。もう一人立ちしたのか親の姿は近くに無かった。 道脇ではセセリチョウの仲間が見られた。今夏初目撃だ。(チャバネセセリ)

 

キジの子供は8羽孵ったと、近所のOさんから聞いていた。 まさか、この時間に出会えるとは幸運であった。 左は母親か? 右は横断中の(♂)の幼鳥。 羽根の色がまだまばら。

 

まだ小さい(♀)らしい幼鳥。 確かに8羽いたかも知れない。 大小入り混じって、皆、小走りに横断し、道下の畑へと消えて行った。 

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