爺のお散歩

天気の良い日は自然観察

雑木を除く

2014年07月31日 | アウトドア
2014.07.31.(Thu.)
 里山ではヒメヤブランやオトギリソウが咲き始めました。


 今日、長峰山にて。オトギリソウは切り傷の薬草でもある。

 昨日はキノコが出るように、日当たりを遮っている雑木を伐りに、四賀の山へ行った。
 夏ぎのこが散見されたが、サマツはこの天気続きでは無理。


 ササクレシロオニタケか?まだ幼菌。北側樹林の道脇。


 こちらは毒々しいが、食菌のタマゴタケ。


 随分、綺麗になった。さあ、今年の出来はどうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨が明けた

2014年07月23日 | アウトドア
2014.07.23.(Wed.)
 昨日は早起きをして、蝶ヶ岳へ登った。梅雨明けが予想されたからだ。
連休の後ではあるが、三股の駐車場には県外ナンバーの車が沢山止まっていた。出発は 4:50、頂上へは 9:12に到着。
中間の沢から稜線までは極端にバテたが、何とか登り切った。


 蝶ヶ岳の三角点はヒュッテのある瞑想の丘から30分ほど北にある。
 ここから、ヒュッテ方面を撮る。二重山稜とその窪地が良く判る。


 ハクサンシャクナゲ咲く(背景は蝶槍と常念岳)


 槍沢はU字谷である。上部はまだ、かなりの残雪だ。


 北鎌尾根の落ち込みとヒュッテ西岳(日付と重なってしまったが。。。恰好よいカットになった)


 蝶ヶ岳ヒュッテ付近から屏風のコル越しに涸沢小屋を捕える。涸沢ヒュッテはここからでは見えなさそうだ。
 11:15 携帯メールに梅雨明けのニュースが入る。槍穂高の稜線に霧が巻き始めた。


 テント場脇のタカネナナカマドの花を吸蜜するアサギマダラ。


 大滝山分岐のお花畑では、シナノキンバイの大きな花弁にカミキリムシがいた。
 今年は花が遅く、コバイケイソウはまだ咲かず、シナノキンバイもチラホラだ。


 三股が近づいたころ、山行を締めくくるかのように、オオミズアオが綺麗な姿を見せてくれた。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Oh!初物

2014年07月18日 | アウトドア
2014.07.08.(Fri.)
 日射しを遮っている木を伐りに行った。昼前から3時頃まで整備をし、帰途、ショウゲンジでもとシロの処を見たら、なんとマツタケが一本生えていた。この時期のものはサマツ(時季の早いマツタケ)と呼ぶ。


 大きさは70gあった。茎が締ってはいたが、腐れが入り、50gが食用可の部分であった。
 明日、次男夫婦と孫がくるので、焼いて食べよう!


 8日に岩洲公園でみた、シャクジョウソウがこの山にもあった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きのこ山へ行く

2014年07月11日 | アウトドア
2014.07.11.(fri.)
 台風一過、予想通り晴天になった。気になっていた山へ入った。
獣除けのゲートを開けて登り始めた。尾根まで、30分ほどかかるが、この時期は流石に暑い。汗がいきなりほとばしって来た。鹿の鳴き声(警戒音)が中腹でのこえた(相手には私が見えている。私には彼らが見えない。五感が衰えている証拠である。)。キビタキがさえずリガ聞こえると尾根は近い。
この時季に山へ入るのは先ずないので、少し期待したのだが、マツタケ(この時季ではサマツと呼ぶ)は流石になく、ショウゲンジやアミタケが僅かにあった。今日の目的は雑木を伐る事なので、探すことは二の次であった。伐る場所へと向かう途中、アカマツの根際にハナビラタケが一株あった。帰途、採集し、酢の物にしたが、野菜や肉と一緒に炒めた方がキノコの味がしてよかったかもと、妻と話した次第。しかし、疲れた。齢ですね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪が消えた

2014年07月09日 | アウトドア
2014.07.09.(Wed.)
 午前中、長峰山へ写真を撮りに行った。朝からかなり蒸しているが、青空が広がり、ズッと雲の中にあった北アルプスの稜線が久々に姿を見せた。今日の予想最高気温は35℃、正に真夏である。ただし、湿度が異常に高く、風が吹いているのに汗ばむ陽気だ。山頂から望む常念岳もすっかり夏の様相だ。


 燕岳へ向かう合戦尾根は小屋(燕山荘)下の雪ももうなさそうだ!


 蝶ヶ岳由来の雪形(一番左端、稜線上の雲が切れる所)も、既にチョウの羽には見えない。


 シロスジカミキリがいた。体長は 5cmと大型で、目が大きい。 
 触角は開くと端から端まで 10cmにはなる。希少種ではないそうだ。


 彼女の産卵痕のようです。

午後から雲が拡がり、先ほど(午後 4時ころ)雨が落ちてきた。雷鳴も聞こえた。



   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩洲公園で見る

2014年07月09日 | アウトドア
2014.07.08.(Tue.)
 岩洲公園の蛇岩上から見た東天井岳である。稜線を左に下ってゆくと端に見えるのが、「白い犬」の雪形である。頂上に向かって吠えている様といったところか?比較的最近に名づけられた一つだと思う。


 シャクジョウソウ(錫杖=修行僧が持つ、手元にジャラジャラ音をたてる輪がある
 金属製の杖)があった。
(若干湿り気を保つ風通しが良いアカマツ林の地面に見ることが多いギンリョウソウ
 と同じく腐生植物の一つで、引率された那須野さんも初めて見たとのこと。)


 ボケてしまったが、下向きに咲く花びらの中はこんな感じ。
 自分の行くマツタケの生える山にもあるかも知れない。
 この時季に行くことは先ず無いので、近々に行ってみようかと思う。


 稜線上より少し下にあったシャクジョウソウの方が茎が伸び、様態がよくわかるかも。
 20cm程の高さにも成長し、実は上向きに付くそうだ。花びらがのけぞってくるということ。


 公園入口の秋葉神社前(駐車場になっている)で地面に落ちてしまった
 ヒメヤママユの幼虫。めったに見れないそうだ。 


 林道脇の獣の糞で食事をするキマダラセセリ。最大時は、5頭が群がっていた。
 セセリチョウは目が大くて、存外可愛いのである。


 午後、長峰山で見たオオムラサキ(国蝶=日本のシンボル)も乾いた糞に止まっていた。
 まだ羽化したばかりで、非常に綺麗な色を見せてくれていた。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鹿を見る

2014年07月04日 | アウトドア
2014/07/04(fri.)
 3日前に見つけた変形菌の写真を撮ろうと長峰山へ駆けつけた。が、もう姿が消えていた。


斬鬼に堪えないが、仕方なく帰ることにした。車を駐車スペースからいつもの様にバックさせた所、後部座席越しに車道脇で木の葉を食べているニホンジカが見えた。あわててエンジンを切り、カメラを向けた。


 こちらが判ったようだが、お腹がよほど空いていたのか逃げずにしきりに口を動かしていた。



 車から出ようとしたら、道下へと去って行った。
 鹿の子模様が良く見えた。

 
 今、ウメガサソウが花盛り。全体が小さく、花が下向きに咲くため、見逃しやすい。


 花を起こしてみると、なかなか可愛い咲き方である。


 タテハサムライコマユバチに寄生されたルリタテハの幼虫。
 生餌で、触ると動く。繭からは150頭以上のハチが羽化するそうだ。
 


 今日はもう幼虫の姿はなく、でんでん太鼓型をした繭が残るばかりであった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする