爺のお散歩

天気の良い日は自然観察

蝶を撮る

2011年06月29日 | アウトドア
2011/06/27(月)~28(火)
 蝶の写真はなかなか難しいものだ。キアゲハはもう片方の触角が全て入っていれば良かった。
安曇野市明科・長峰山にて悪戦苦闘。相手は兎に角じっとしていてくれない。吸蜜や日向ぼっこの時がチャンスだと思うのだが。。。。まあ、名前を覚えることが先決で来た筈だったと反省。ここで活動するNPO法人に入る事にしたので、またちょくちょく挑戦したい。名前は小図鑑とインターネットの写真で調べたが、まだ素人なので誤りがあるかも?


 アカシジミ


 ルリタテハ


 ヒオドシチョウ


 ツマグロヒョウモン


 アゲハモドキ(アゲハモドキガ科のいわゆる蛾)


 これも蛾・キンモンガ(6/18に梓川・金松寺林道で撮る。詳しい人に聞き、名前が判明。)
 日中飛んでいる蛾も多い。尤も学問上、蝶と蛾は区別しないそうだ。


 オマケ:何トカゲだろうか?車を止めて遊歩道を登り始めたらいきなり会いました


 今、ヤマボウシが満開。白い花びらに見えるのはガク。秋には丸くて赤い甘酸っぱい実がなります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金峰山へ登る

2011年06月23日 | アウトドア
2011/06/22(水)


「信州50山同時記念登山」イベントで5/29に登る予定が雨で延期となり、一般人を募っての再登山はしないとのことであった。折角の機会であり、梅雨の晴れ間が保証されていたので、甲府市の最高峰でもある金峰山(キンプサン・2,599m)へ登った。廻り目平の広い駐車場に車を止め、小一時間ほど林道を歩く。晴天で暑くなりそうだ。右手に連続した二つの堰堤を見て10分弱で沢を小橋で渡る。ここから小沢沿いのフカフカして歩き良いカラマツ林の上りとなり、最後の水場からは沢身を離れ、苦しい上りとなって行く。咲き始めたアズマシャクナゲに励まされながら、シラビソ、コメツガなどの針葉樹林帯を行き、標識のある中間地点で行程は半分だ。シャクナゲの木が多くなるも、花はポツポツで残念。盛期にはあと一週間ほど時が必要であろうか?樹林帯は木の根が縦横無人に露出し歩きにくそうだが、程よく丸太が配置され、快適に高度を稼げる。下りではその感がより一層際立った。上りが一旦緩くなり、前方に小屋のある大岩や五丈岩が見え隠れするようになれば、もうひと頑張りで金峰山小屋へと飛び出す。ハイマツ帯となり、視界が一気に開ける。大岩のあるベンチから仰ぐ山頂方面と五丈岩が眩しい。小屋の主人と一言二言言葉を交わし、瑞牆山や小川山へのなだらかな稜線とその岩峰群を眼下に望みながら20分程で頂上へ到着。絶景である。八ヶ岳、南アルプス、富士山など名だたる山々が見渡せる。ただ、御嶽山や北アルプス方面は雲がかかり見えなかった。頂上は狭く岩場のせいか、少し下った五丈岩の立つ広場に殆どの人が休憩している。岩へは途中まで登ってみたが、怖くて止めた。下りは瑞牆山方面へ道をとり、千代の吹上・下の分岐から小屋まで戻り、来た道を辿り下山。足の疲れを感じながらだらだらと林道を下ってゆくと、奇岩や岩峰が幾つも眺められ、思わず足を止めずにはいられなかった。今年初めてのハイマツ帯を行く山行であった。


 廻り目平へ向かう車道からは先ず屋根岩が目を引く


 大弛(オオタルミ)峠への車道を分けると、道脇奥までレンゲツツジが咲き誇っていた


 トイレの上にある大駐車場(まっすぐに林道を行き、進入禁止手前の路肩に駐車すれば少し時間が稼げたか?)

 
 林道脇にある大岩(20分ほど進んだ処にある。岩登りのハーケンが残っている。)


 五丈岩はまだ高み


 金峰山小屋上の大岩とベンチ


 ベンチから見上げる頂上と五丈岩


 小川山のなだらかな稜線、瑞牆山、そして小屋


 岩峰群を見下ろす


 瑞牆山(2,230m)をズームアップ


 頂上下から五丈岩をバックに


 広場から八ヶ岳方面(瑞牆山はいやに低く見える)


 広場から富士山遠望


 五丈岩全景


 下山した「千代の吹上」方面


 五丈岩から頂上を望む(頂上は通過されることが多そうだ)


 岩の間からの富士山


 五丈岩と頂上を振り返る


 稜線が遠くなる(五丈岩が右の枝の葉と見間違うほど僅かに伺える。中程は金峰山小屋の大岩。)


 一番大きかったアズマシャクナゲ


 キバナノコマノツメ(林道脇にシロバナノヘビイチゴとともにそれぞれ小群落を作っていた)


 シロバナノヘビイチゴ

◇今回のコースタイム
 ・駐車場 6:12 - 大岩 6:33 - 中ノ沢出合 7:02 - 中間地点 7:45 - 金峰山小屋 8:44 - 金峰山頂上 9:13              <3時間01分>
 ・五丈岩 9:55 - 千代の吹上・分岐 10:20 - 小屋 10:30 - 中間地点 11:05 - 中ノ沢出合 11:29 - 大岩 11:57 - 駐車場 12:17   <2時間22分>














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レンゲツツジ咲き始める

2011年06月18日 | アウトドア
2011/06/18(土)
 午後は雨の予想だったので昼までに帰るべく、早起きをし梓川・天狗岩(1,964m)へ登ってきた。ゲートをくぐり、小山を回り込み左手の開けた広場の先、ヒノキの林手前で、ガォーと吠えて叢をかき分けて走り去る物がいた。姿を確認出来なかったが、多分ツキノワグマであろう。以前ブログにも書いたが、昨年の6/24・午前 5時前にもヒノキ林の処で 2頭目撃しているので、早朝にこの辺りをうろついているのかも知れない。暫く林道を行き、沢を高巻くカーブ付近でサルを見る。数匹が道脇の木の上に見えたが、大半は対岸のヒノキ林の中でギャーギャーと騒ぐ声のみが聞こえた。登山道へ入り、水源地を過ぎたころからガスが巻いてきた。金網で囲まれた植林地ではギンリョウソウが出始め、「はりえあたま」から先の緩い上りではツマトリソウやマイヅルソウが、頂上肩へ向かう上りではレンゲツツジ(写真)、ベニバナイチヤクソウも点々と咲き始めた。上りが一旦緩くなったあたりで大滝山が霞みながらも伺えたが、常念岳は雲の中であった。無論、頂上からの展望はなく、恒例である天狗岩の上で時折現れる登ってきた道(金松寺山方面)を眺めてオニギリを食べ、引き揚げた。はりえあたまの下りで13人のパーティーとすれ違う。自分は避けられたが、彼(彼女)等はきっと雨に会ったことだろう。


 コシアブラの葉はもうすっかり開き切った (携帯電話のカメラで撮影)

◇今回のコースタイム
 ・P 5:12 - 登山口 5:45 - 金松寺山分岐 6:49 - はりえあたま 7:07 - 頂上 7:47   <2時間35分>
 ・頂上 8:44 - はりえあたま 9:07 -金松寺山分岐 9:33 - 登山口 9:52 - P 10:17   <1時間33分>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天狗山へ

2011年06月10日 | アウトドア
2011/06/08(水)
 五郎山から下山し、梓山地区から大深山地区へと車を走らせた。レタス畑の向こうに端正な天狗山(1,882m)が視界に入る。南相木村との境・馬越(マゴイ)峠から1時間で登れることは先月、御座山へ登った時に確認してあったので、欲張って足を延ばした。登山口には浜松ナンバーと山梨の各一台が駐車。峠の向こう側に小型のバスが止まっていた(頂上で話をした山梨の男性の話では、ガイドを伴った十数名のパーティーが男山へ縦走していったとのこと)。ひと登りで尾根筋へ出て、ミツバツツジが咲き乱れる道を時に岩場を北側(頂上へ向かって右側)へ巻きながら進む。巻き道ではシャクナゲが歓迎してくれ、五郎山とは比較にならないほど花に囲まれた至福の山でした。


 馬越峠の駐車場を南相木村方面より見る


 すぐ尾根へと出て、しばらくは平坦な道を行く


 案内板が設置されている


 アカマツ混じりの稜線上はミツバツツジが群生する


 岩が多くなってくる 


 北側は植生が一変、シャクナゲが綺麗だ(巻き道)


 岩場から頂上方面


 上の写真を撮った岩場を振り返る


 頂上にて(背景の御座山は頭で隠れてしまった。南側の展望は効かない。)


 峠から麓へ向かう道脇から(魚眼レンズ風に)


 登山道にはシャクナゲも多かった


 信州峠へ向かう。山よサヨナラ!(中程右のピラミダルな頂が天狗山)

◇今回のコースタイム
 ・峠登山口 12:00 - 尾根 12:08 - 頂上 12:45  <45分>
 ・頂上 13:20 - 峠登山口 13:49 <29分>

※峠の標高は1,620mなので、260m強の高低差を往復したことになる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五郎山へ登る

2011年06月09日 | アウトドア
2011/06/08(水)
 御座山(オグラヤマ)へ登って以来、この地域の山に惹かれた。麓から伺える見事な岸壁は登高欲を十二分に揺さぶる。中信地区にはこれに値する里山は殆ど無い。今回は麓からは見えない岩稜を控える川上村・五郎山(ゴロウヤマ)2,131.7mへ挑戦した。(写真はP2越しに見える本峰)
梓山地区から町田市自然休暇村へ向かい、天文台先の分岐を左折し悪路をかなり進み「幻の滝」標識を下った道脇に駐車。歩き始めて早々に小沢を渡り、暫くは林道を行き登山口へと着く。ここからは急登の連続となる。点在するミツバツツジに励まされながら大岩を越え、樹林が針葉樹になりロープの張られた先を右折、踏ん張って登ると岩稜端に飛び出す。「マキヨセの頭」だろうか?標柱は失われて無いが、てっぺんを赤く塗られた三角点がある。曇天で遠望は効かないが麓の村と天狗山や男山などの里山連山は良く望めた。岩稜上を少し行き、岸壁は左側に巻きながらP2へ近づき、更に左手に巻いて鞍部へ下る。岸壁下のやや広いバンドに道が採られ、意外とあっさり通過できるが、覗き込むのが怖いほど切れ落ちている所もある。木々があるのでそれと気づかないかも知れない。ここを通過してひと登りで奥秩父連山方面にしか展望が効かない頂に至る。




 西側の麓から見る頂は岩山を想像できない穏やかさだ


 自然休暇村を過ぎ、天文台先の分岐を左にとり林道を辿る


 {幻の滝}標識(写真の上側)から下りきった所に駐車(この先にも行けるが小沢を渡る事になる)




 きれいなカラマツの植林地を縫って林道は延びる(幹に張られたテープは鹿やカモシカの食害除けか?)


 林道から山道へ(とはいっても暫くは作業道を兼ねる)


 道脇の所々にミツバツツジが見られる


 針葉樹林帯となりロープの張られた先を右折し、ひと登りで岩稜に飛び出す(マキヨセの頭?)写真は下山時のもの


 麓と天狗山をはじめとする里山を見下ろす






 ここからは岩稜を越えたり、岩峰を左に巻きながら進む(右側は切れ落ちた岩壁のオンパレード)


 P2を巻き、鞍部へ下る手前からの本峰(ルートはあるのか?と思う)

 でもあります。岸壁の基部から樹木下を辿る広いバンドがそれ。木がなければ凄く怖いでしょうね!


 P2を振り返る


 見上げると、こんな岩壁の下を行きます


 バンドは比較的楽に歩ける…が、

 覗きこめない程切れ落ちている所もある


 頂上は奥秩父連山方面しか展望が効かず、狭い


 対斜面から頂上(岩壁の右上)を見る


 帰途、P2直下まで行き、基部に咲いていたツツジ撮る


 マキヨセの頭方面(P2の帰途から)


 岩稜帯から下りはじめる(結構急であったことに気付く)



 下山後、立ち寄った幻の滝(種別は滑め滝です)全容と落下点付近

◇今回のコースタイム
 ・駐車場 7:32 - 登山口 7:45 - 大岩 8:04 - マキヨセの頭 8:32 - P2・鞍部 8:59 - 頂上 9:10 <1時間38分>
 ・頂上 9:40 - P2 9:56 - マキヨセの頭 10:18 - 大岩 10:40 - 登山口 10:47 - 駐車場 10:57   <1時間17分>

※下山したら晴れ上がってきた。うーーん無念!
  夕刻の「松本城床磨き」まではまだ間に合いそうなので、もう一山、天狗山へと向かった(続く)














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天狗岩(1964m)へ

2011年06月03日 | アウトドア
2011/06/03 (金)
  朝ドラ「おひさま」を見てから梓川・天狗岩へ出かけた。高曇りで陽は薄め。
ゲート手前の駐車スペースには先行する車両が一台。名古屋ナンバーで、「はりえあたま」ですれ違った男性のものであろう。
 沢を2回高巻く最初のカーブ付近ではフジとヤブデマリと思われる花、そしてサワグルミの地味なそれが相まって咲いていた。かなりの大木。桐も咲いていたが、次のカーブではもう散っていた。少しの標高差なのに自然の微妙なところだ。30分ほどの林道歩きを終え、登山道へ(伐採や送電線の作業道と言った方が当たっているかも?)。水源地を高巻き、植林地を越えて束の間の水平道を過ぎ、しだれカラマツのある上りを詰めると金松寺山分岐。満足な展望が期待できないので、登らずに巻き道を行くのが賢明だ。主稜線へ出て「はりえあたま」までと最後の頂上までの2か所はキツイ上りである。山巓付近はまだカラマツが新緑で眩しい。笹が結構刈られ雨の日には滑りやすいかも。カメラを肩掛けし歩いたもののサルやカモシカに出会う事はなかった。スミレ(種は不明)やコイワカガミ、マイズルソウ、クルマバソウ、ラショウモンカズラ、ハタザオ系の花などが道脇に散見されたがベニバナイチヤクソウはまだ。季節は例年より一週間ほど遅れていそうだ。


 ゲート手前の駐車スペース(帰り) 


 駐車し、沢を渡るとすぐゲート・脇を通って林道を行く。



 実験林の小さなピークをぐるりと巻き、広場の先にあるヒノキ林で去年、熊を目撃した。6/24早朝の事である。


 水源地手前の道(下りにスリップしやすい橋)


 水源地を高巻く道の右脇一か所にのみ「オニク」が群生している。


 植林地にはタラノメやコシアブラが散見されるが、この時期はもう二番芽なので採らない(採ると枯喝する)


 「はりえあたま」を越え、緩やかな上りの後は最後の急坂が待っている。


 ガマズミ属の花(種を特定するにはもう少し勉強が必要だ)



 頂上には展望を図示する表示盤あり/明神~前穂、奥穂方面のみ見えた(乗鞍、御嶽は雲の中)


 天狗岩から新緑の中の岩場を見下ろす(カモシカでも現れてくれないかなァ!)


 笹薮をかき分け少し下から天狗岩の一部を撮る


 帰りは金松寺山(中央赤いのが三角点)を経由


 ムラサキヤシオは満開まであと少し


 ゲート付近でミツバを採集、夕餉に旬の味と香りで一杯

◇今回のコースタイム
 ・駐車場 9:12 - 林道終点 9:42 - 植林地上 10:34 - 金松寺山分岐 10:49 - はりえあたま 11:15 - 頂上 11:52 <2時間40分>
 ・頂上 12:50 - はりえあたま 13:18 - 金松寺山 13:34 - 植林地上 13:52 - 林道終点 14:20 - 駐車場 15:12  <2時間22分>

 



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする