爺のお散歩

天気の良い日は自然観察

阿修羅展を見て

2009年05月29日 | 日記
一週間前、5/22(金)の事。妻と東京・上野へ「阿修羅展」を見に行きました。朝一番の高速バスに乗り、開場(9:30am)少し過ぎには現地到着出来ました。でも人気ですね!待ち時間表示が無かったにも関わらず、待ちました。入館に30分近く並んだ次第。まあ、展示終了期間が迫っている事も影響しているのでしょうね!兎に角、寸刻みの歩みで肝心の阿修羅像もゆっくり鑑賞できない状況でした。それでも、間近で背面まで見る事が出来るのは、前回の「薬師寺展」と同様で素晴らしいことです。一見の価値は十分。お土産にフィギュアが欲しかったのですが、売り場には無く、帰宅後インターネット検索したら、公開後2週間で売り切れだと知ってビックリ!
しかしながら結論は、これらの仏像は本来安置されている所で薄明かりの中で伺うから、「ありがたみ」なり「ご利益」なり「我が身の反省」が出来るのではないかと思います。だから、この種の展示会は見方を変えれば、今の社会(何でも金)を象徴している様な傲慢な現代人の勝手であるとも思えます。自然界でこれほど繁栄し、地球の誕生以来、最大規模の自然破壊をしている動物、それが我々人類であると言う事を自覚する必要が今あるのだと私は考えます。
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生意気に書いていますが。。。

2009年05月27日 | 日記
写真は前述した「ツクバネウツギ」です。なるほど、ガク片がハネツキの羽に似ていますね!
色々知っているように書いてはいますが、本当のところ出会った花々、木々、鳥などは殆ど「ああ、あれは何々だ!」と特定できないのが常であります。写真を撮ってきて、家にある本で調べることでほぼ判る次第。キノコは結構判っているつもりですが、花、鳥、樹木は苦手。歳とともにだんだん覚えようとする意欲と記憶力が薄れてきているのでなお更です。そういえば、日々目にする山々の標高も若い頃にはスラスラと口から出たのですが、最近は山名すらもなかなか出てこない事があり、もしかしたらアルツハイマーの予兆なのかも....
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「山で何に出会うか!」という楽しみ

2009年05月26日 | 日記
 生意気な書き方ですみません。
僕は山へ行く(山菜採りも含め)時、大抵は単独行です。多分狭量な性格なのでしょう、山菜の場所を独占したいという欲が一つ、登山であればマイペースが保たれるという、それだけです。とどのつまりは人付き合いが苦手という事です。それでもすれ違う人たちには、「こんちわ!」「あともう一頑張りですよ!」などと声は掛けます。登山では多くの人と会いますが、山菜採りとなると先ず人と出会うことは少ない。ましてや1-2時間彷徨っても動物に出会うことは先ずないが、鳥のさえずりと風の音ばかりだとチョッと寂しい。でも熊には出っくわしたくない!
それでも過去を振り返ると遠目ではあるが、結構動物とは出会っている。
最近では、4/24に塩尻・下西条でカモシカの青年期の死体(市に届け出た)と元気な一匹、5/14に三郷スカイライン奥では青年期手前のツキノワグマに出くわした。無論相手の方の察知が早いので害は無いが、こういう時にカメラを持っていず、携行した時には全く出会わないというのが皮肉で面白い。
写真は4/26に下西条で撮った一枚。この時はもしかしてと思いカメラを携行した。コシアブラを採ろうと道から上ったら、突然近くから駆け出し、彼らの習性で少し距離を置き遠目でこちらを伺っていた。仕方なく道に下り、少し坂を下り数分後、戻ったところ、同じ場所から同様に逃げ、同じ場所で探りを入れている所を撮ったもの。距離は50m-100mか?もしかしてそこが棲家なのかも?5分ほど待っていたが、動く気配は全くなく根気負けで山を下りた次第。
最近、都会からの登山者で賑わう霧訪山の周辺ではあるが、登山道以外で所々延びている林道を辿ってみるとカモシカに出会う機会は多い。熊出没注意の立看板もあるが、今まで出会っていないのは幸いな事か!?
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山賊焼き

2009年05月25日 | 日記
「山賊焼き」を知ったのは就職して外で飲むことを覚えた頃からのことであるが、最近になって我が町、松本では名物にしようと大々的に宣伝を始めている。大開きにした鶏肉をニンニク等を使った店それぞれの「秘伝のタレ」で下味を付けた後、片栗粉をまぶして揚げたもので、県外に暮らす子供達に聞くといずれも該当する食べ物は聞いた事が無いとのこと。色々食して旨いと私が思ったのは、職場近くの「つるよし」、「びわの実」であったが、今は廃業。雑誌等で紹介された所のを食べてみたが、やはり郊外・山形村の「成美屋(ナルミヤ)」が今のところBestです。街から30分ほど車をとばすが、とにかく大きく、旨く、食べ応え十分。温かいうちに一度ご賞味あれ!
  Tel.0263-98-2288/午後4:30~/第2木曜休み/事前予約要/¥700-750
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京ヶ倉行 追記②

2009年05月24日 | 日記
おおこば見晴台からの眺望。まるでオオサンショウウオが口を開けて迫ってくるそんな風に想像ができる絵ですね!晴れ上がっていれば、この景色の上方に蝶ヶ岳や常念岳、大天井(オテンショウ)岳が望めるのだ。
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京ヶ倉行 追記①

2009年05月24日 | 日記
生坂橋から山並みを望む。向かって左から大城、京ヶ倉、剣刷山のピーク。快晴に登れば北アルプス前山も望めるとか。うーーむ、絶対再訪する!
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5/23(土) 京ヶ倉へ登る

2009年05月23日 | 日記
松本から国道19号線を長野方面へ向かい、明科(アカシナ)を過ぎ生坂(イクサカ)へ入り、犀川沿いを走るようになると右手にいかにも峻険そうな山並みというより数々の岩場を見ることができる。「京ヶ倉」はその一角を担う990mの峰である。山の名を広めようと村では登山道の整備に力を入れていると聞く。曇天ではあったが朝5:00前に家を出発、池田へ向かう生坂橋手前に駐車。坂を戻って、生坂小学校への坂を上り、処々にある案内板を頼りに林道「万平線」へ入り、上り口まで辿り着く。整備用の重機や材木、簡易トイレが置いてあるカーブから登り始める。笹の点在する道は上ってすぐ下りとなり、左手下に林道を見ながら暫く行くが、それも束の間でやがて松林の中をジグザグに切られた道を登るようになる。これから稜線までは終始急な傾斜が続き、汗がほとばしる。駐車場から1時間余、小ハシゴを三つ超えると景色のよい「おおこば見晴台」へ着く。犀川の蛇行と集落の対比が見事だ。一息つくにbestな場所だ。すぐ上方にヒカゲツツジがある(表示板あり)が、花は終わっていた。更に歩を進め、眼前の岩をロープや針金に助けられながら巻いて上りきると僅かで稜線上へ出る。ナップサックを置き、剣刷山方面の景色の良い岩場まで往復し京ヶ倉へ向かう。暫くして潜水艦甲板上を行く様なスリリングな岩場:馬の背(景色と風は申し分ない程素晴らしい)を通過、「とどの岩場」を西側に巻いて再び稜線へ上がれば頂上は間近である。頂のベンチで朝飯を取り、大城(オオジョウ:980m)へ向かう。馬の背様の岩場(東側のみ切れている)を通過、「天狗岩」で西下へ急降下し「双子岩」下を巻き上りきったところが頂だ。東方にベンチがあり筑北方面のみ展望が利く。来し方、京ヶ倉は少し伐採された西側のはずれから見ることが出来る。この先3箇所ほど展望が利く場所があるのみでひたすら樹林の中を下る。眠り峠から林道・雲根線を下りたが、期待した展望は少なく疲労を覚えた。林道が終え、国道19号へ出、騒音を避け対岸へ渡り、ひとつ上流の橋から車へ戻る。行程は約 5時間、晴天の日に登り、眺望を堪能したいと思わせる素晴らしい山であった。

 ・今回のコースタイム:上生坂駐車場5:25-登り口6:02-見晴台6:37-稜線6:57-7:17京ヶ倉7:38-大城7:53-
            物見岩8:10-はぎの尾峠8:17-眠り峠8:36-国道9:45-駐車場10:20 
 ・次回予定:林道入口付近へ駐車、京ヶ倉~大城を往復。
 ・出会い :ホタルカズラ(眠り峠登山口ほか)、ツクバネウツギ(頂上初め随所)、雉♂一羽
 ・参考ホームページなど:「生坂村」「信州山歩きマップ」

  【写真:馬の背から京ヶ倉を望む】
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