枇杷の実が色付いてきた
身振り手振りで意思を伝えることがなんと下手なのだろう、オランダのダン君と丸一日暮してみてつくづくそう思った。
しかし 日常生活をする上で不便は感じない、10日19:00松本に到着したダン君とファミレスで食事した、スパゲッテイのオーダーも無難にこなし、飲物はコーラを頼んだ。
私は箸を所望し、ダン君にも箸の使用を勧めた、彼はおくすることなく箸を器用に使った。
奇しくもこの日は松本神社の夏祭りである、家に戻る道すがら神社に参拝した。
狭い境内に夜店が並び参道は、色とりどりの人で埋め尽くされていた。
教えた参拝の作法通りに礼をして柏手を打った。
混雑する人ごみの中で彼を見失う心配はなかった、肩から上はいつも雑踏の上にあったのだから。
家に帰って、しばらく生活をおくる空間の説明と、食事について説明した、聡明な彼はほぼ完璧に理解した。
次の朝 11時半まで熟睡したらしい、結局この日は朝食と昼食が一緒だった。