5月に創業90周年史を贈った取引先から胡蝶ランが届いた。
5本の花茎が形よく伸びた素晴らしい仕立ての逸品であった。
長い期間楽しんだ花期が終わって、さてどうしたものかと思案した。
ほっとけばゴミ捨て場行きである。結局私が預かることになった。
家に持ち帰り、教本に沿ってミズゴケの鉢に移した、素焼きの鉢がおすすめとあったが生憎手元にないのでプラ鉢にした。
植え替えた後1週間を与えないのが秘伝だと書いてあった。
水を吸いたくて根がどんどん伸びるのだという。
来年の春が来て花が咲くかどうか、シンビジュウムを一度咲かせたことがある。前年に比べたら1割にも満たない花数であったけれど。
幸いなことに、私は胡蝶ラン栽培の達人を友達に持っている。