水稲生育順調
今年の田植えは5月中旬であった。
2ヵ月を経過して生育は順調であると、昨日転作現地確認をした折り農協の担当者が話していた。
これからの心配は泥虫の発生だという、降雨の少ない空梅雨模様の時に多発するという。
泥虫は泥状の鎧を身につけた5ミリ程の小さな幼虫で、もっぱら稲の葉を食い荒らす、特異的に限られた水田に発生し、その数は数万匹にのぼるらしい。
この虫は雨が降れば水面に叩き落とされるのだが、晴天が続くと水中から際限なく水稲の茎をよじ登ってくる。
食い荒らされた稲は一時的に白く枯れ、成長は著しく阻害される。
特効の農薬はあるけれど、農家は農薬を好まない。
写真の水田には今のところ泥虫被害は皆無である。