見ごろを迎えた紫陽花
思いのほか青梅が良く実って、自家用や近所に頒布してもまだ枝に沢山残っている。
黄色く色付き始めた梅が芳香を放ち始めた。
いつか焼酎の代わりに安価なブランデーを使った梅酒が美味しかったので、今年も残り梅で作ってもらうことになり、朝露の中を梅の収穫に向かった。
となりの畑地に牡雉がいたので遠くからカメラに収めた
ビールケースを踏み台にして、大粒の梅だけを選んで収穫した。
木登りや脚立を使わずに両手で収穫できるから200個くらい訳なくもげる。
小さな羽音がして手の甲に張り付くように何かが止まり、その途端に刺すような痛みを感じた。
小さな小さな蜂である。
手繰り寄せた梅の小枝に巣を作っていたのだろう。
手の甲に残された赤い班痕を吸った、こうすることで蜂毒を吸い出すことができると子供のころ教えられた。
いったん入った毒素がそんなことで簡単に吸いだせることはないだろうが、この習性は今も残っている。
自分で吸えない場所は誰かが吸い出してくれたものだ。