常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

水辺の花 サギソウ

2012年07月19日 | 季節の便り

球根の植え付けが例年より1週間ほど遅れ、既に伸び始めていた芽や根の傷みを心配したが問題はなかったようだ。

ここのところ花茎が上に向かって成長を始めたから、2週間ほどで涼やかな花が見られるかもしれない。

この球根は八王子原産で、我が家に移ってから既に10年が過ぎ、現在も増え続けている。

栽培の約束事を守りさえすれば、手間のかからない作りやすい花だと思っている。

昨日までの灼熱地獄と打ってま変わって、時折小雨がぱらつく凌ぎやすい天候となった、1週間ぶりの安息日である。

昼のニュースは霧ヶ峰にニッコウキスゲが咲き始めて、高原は観光客で賑わっている様子を伝えた。

年中行事だった、キスゲ探訪が途絶えて何年になるだろう。

 

 

 

 

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一つだけ残った枇杷の実 

2012年07月19日 | 季節の便り

 枇杷が結実できなかったのは春先の異常低温が原因といわれている。

全滅と思っていたのだが、1果だけ寒さを耐え凌ぎ、ようやく色付き始めた枇杷がある。

果物の品種改良には様々な技法があるらしいが、いずれも一朝一夕に出来あがるものではないという

バイオや遺伝子組換え技術の進歩で、品種改良のスピードは格段に上っただろうが、成長して花が咲き、果物が実るまでの時間を短縮させることはできない。

この生き残った枇杷に寒さに耐える何かが備わっているとしたら、寒さに滅法強い枇杷を目指した品種改良ができるかもしれない。

しかし このたった一つ残った宝石を狙っているのは私達だけではない、ムクドリも、ひよどりも、烏でさえ当然のようにねらっている。

収穫したら種を抜いて 土に埋める 芽が出たら、耐寒枇杷と名札を付けて成長を待つ。

多分実るのは20年先だと思う。 もちろん耐寒性?が引き継がれているどうか誰に判らない。

 

 

 

 

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