7月10日は近くにある松本神社の祭典日である、この地域に数ある夏祭りのトップを切って、神輿が威勢よく事務所の前を通って行った。
雨降り祭といわれるほど例年雨が降るのだが、今年は荘厳な日没が見られた
昨年オランダからダン君がホームスティにやってきた日である。
まだ梅雨が明けないのに、紅と白いコスモスが咲いていた
長虫の様な栗の花の付け根に、小さい々緑色のウニの様にイガがついている
余分な葉を落とし散髪が済んだ葡萄棚に、デラの房が際限もなくぶら下がって、もうその先端に薄い紫が滲んできた
1月から始まる6ヵ月の長さに比べて、7月からの半年は駆け足のように早い
特段 目指す目標があるわけでもないのに、目を細めて落ちる夕陽を惜しんでいた。