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信濃国分寺八日堂縁日  カラスのローソク焼き

2013年01月10日 | 季節の便り

 

先頃終わった上田市の信濃国分寺八日堂縁日は有名である。

蘇民将来符のお守りを求めて、県内外から善男善女が集まるという。

昔はこの縁日に、カラスのローソク焼きを食べさせる屋台が出ていたと聞いたことがある。

真偽は判らないが、かって信州上田地方では、カラス肉を食べる風習があったらしいから、縁日にその屋台が出ても不思議ではない気もする。

ローソク焼きも、田楽も同じ類で、ミンチ状にした肉団子を串に挿し、秘伝のタレを付けてこんがりと焼き上げる。

良い香りがして美味であったらしい。

ローソク焼きは多分に宗教的な意味合いが濃いのかもしれない。

仏閣を詣で、蘇民将来符を懐に、神秘的なカラスの薬膳料理を堪能して、新しい年のいやさかを祈願してのだろう。

 

 

 

 

 

 

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