常念が見える部屋から

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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

薄の穂とざわわ

2013年10月05日 | 季節の便り

ススキの白い穂が風に揺れる景色と、1月に見た沖縄のサトウキビ畑が重なる。

 激戦地の道路沿いにサトウキビの穂が揺れる

 

ススキの穂が風に揺れる景色を見ると、今年1月に見た沖縄のサトウキビ畑を思い出す。

本島の南端に位置する南城市玉城は沖縄戦のまれにみる激戦地で、今でもサトウキビ畑から人骨が見つかることがあるという。

その日 道路沿いの畑に耕作放棄されたサトウキビが一面に白い穂をゆらせていて、その風情が信州の秋の風景に重なった。

「ざわわ ざわわ むかし海のむこうから、いくさがやってきた 夏の ひざしの中で

ざわわ ざわわ あの日 鉄の雨にうたれ 父は死んでいった 夏の ひざしの中で」

 

コメント
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