HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ハンドルネームはジャニーさん🎵

2022年11月28日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

アニーさんのご主人の大好きな歌は「ジャニー・ギター」です。

レッスンの始まりは

「さあ、今日は何歌いましょうか?」

「では『ジャニー・ギター』でお願いします」

そしてレッスンの終わり、

「最後にもう1曲、何にしましょうか」

「それじゃ『ジャニー・ギター』で」

こうして、レッスンの始めと終わりに必ず歌う「ジャニー・ギター」。

こんなに大好きな「ジャニー・ギター」なんだもん、もう「ジャニーさん」と呼んじゃってもいいのでは?

と思ったので、あとでアニーさんにLINEして聞いてみました。

ご主人もしっかりヒバリ教室のメンバーなので、そろそろ他人行儀な「ご主人」からは卒業して、ハンドルネームをつけてもらいたいですから。

それに「ジャニー&アニー❤️」って韻も踏んでてイイしね?!

そしたら、アニーさんから

「素敵です。

若い頃主人がシェパード犬を飼っていて、名前がジュニーでした。よろしくお願いします。」と返信が届きました。

これで決定!

ジャニーさん、これからもよろしくね。

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「ジャニー・ギター」ってこんな歌




「クレオパトラの夢」 驚きのコード進行

2021年07月01日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

クレオパトラの夢」は、ジャズ・ピアニストのバド・パウエルが1959年にリリースした曲です。

今から半世紀以上も昔の作品ですが、いつ演奏しても新鮮で色褪せることないこのチャーミングな曲は、ジャズの定番中の定番です。

この曲の特徴それはその魅惑的なタイトルだったり、シンプルな中にも印象的なメロディーだったりと色々ですが、しかし、中でも特筆すべき驚きの特徴、それはコード進行です。

この「クレオパトラの夢」、なんと全曲「ドミナントモーション」だけでできているのです。(オリジナルキーで言うと E♭7 → A♭m となります。)

Aメロも、Bメロも、サビも、全部。

全曲、ぜーんぶ、「じゃん!じゃん!」。

これってすごくない?!

「ドミナント」及び「ドミナントモーション」がわからない人は、1つ前の日記「ドミナントモーションとは?」で簡単に説明してありますので、まずそちらをお読みいただくことをお勧めします。

そのあと この項を読んでいただけば、「クレオパトラの夢」の驚きの構成を実感していただけると思います。

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ジャズピアノ「クレオパトラの夢」の魅力

2021年06月29日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

K子さん(大人)

ジャズピアノ曲集から「クレオパトラの夢」を練習し始めました。

モダンジャズの代表格といっても過言ではない、定番中の定番の名曲です。

バロック音楽LOVEのK子さんが ジャズピアノに開眼することとなった、そのきっかけとなった曲。それが、ある時ふと聴いた「クレオパトラの夢」なのだそうです。

「最初に聴いた、この『クレオパトラの夢』、これがやっぱり一番好きなの」というK子さん。

「この、なんとも言えないコードの流れ、マイナーの曲のはずなのに、なぜか急に明るいような気もするどうしてこんな魅力があるのかと不思議なんだけど」と、その思いを語ってくれました。

本当に魅力あふれる曲ですね。

そして、その「コード(和音)の魅力」。

その真相をK子さんに伝えたら、K子さんはびっくり。

「えー、本当なのー?」

さて、その「クレオパトラの夢」のコードの秘密。

それは後日、種明かしを。

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Sちゃん(高2)、「君は友だち」ストライド奏法で

2021年02月20日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

Sちゃん(高2)

この数回レッスンしている「You' ve Got A Friend In Me(君は友だち)」。

耳コピ ピアノアレンジ 演奏 という流れで、今日は完成形を聴かせてもらう、という予定です。

「さあ、どうかな?!」

「はい」とピアノの前に座ったSちゃん。

「弾けるかなドキドキしてきた

「いいからサッサと弾いてごらんよ」

実はSちゃん、いつもは大口開けて笑うような太っ腹キャラなんですが、いざ弾くという時になると おじけづいてなかなか弾き始められないという、弱気キャラなところがあって困ったもんです。

「間違えたっていいんだから弾いてごらん、発表会じゃないんだから。ほら、ここで練習しないで」

音が出ないように鍵盤の上で指の動きをやってみてる()

「あのー、またイントロのところを、ちょっとアレンジ変えたので

「はいはい、わかったから弾いて」

やっとSちゃんが弾き始めました。

ホホゥ、イントロのベースラインが、オリジナルの通りメロデックな「ウォーキングベース」になってるんだ。アレンジ変えた、ってココのことだったんだね。

よく聴き取れて、そして再現できたね。

上出来上出来。

曲全体も、ブロックコードやリズムブレイクを効果的に使い、迫力のあるかっこいいサウンドに仕上がっています。

あんなに怯えてグズグズするけど、実は上出来なのです。

せっかくここまでできたので、もう一つ注文を出しました。

「あのね、左手、ベースの音は今のポジションでいいから、ブン・チャッ のチャッの方だけ、1オクターブ上げられる?けっこう難しくなっちゃうかもなんだけどこうすると、もっとずーっとかっこよくなるんだ」

先生がお手本を弾いてみました。左手が、3オクターブ近い幅で行ったり来たりするので、ジャンプの難しさが倍増します。

「どう?イヤ?」

「あ、やります。確かにこの方がいいし」

さすがSちゃん、太っ腹。それに彼女の実力なら、そして彼女の長い指なら、この伴奏で大丈夫。がんばって弾きこなしてくれ。

大きくジャンプを繰り返すこの伴奏形、ジャズピアノ用語では「ストライド奏法」と言って、1900年代初頭ぐらいのラグタイム音楽とかが進化していったものです。

古いカントリー調の「You' ve Got A Friend In Me(君は友だち)」にはピッタリかと。

興味のある人は「ストライド奏法」「ストライドピアノ」でYouTubeなど検索してみてね。

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トイ・ストーリー「君は友だち」耳コピで

2021年02月13日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

Sちゃん(高2):

このところは、「耳コピしてピアノで弾く」ということをレッスンしています。

課題に選んでいるのは、ディズニーアニメ「トイ・ストーリー」の曲「君はともだち(You've Got A Friend In Me)」。

カントリー調の、なかなか素敵な曲です。

教室にあった「片手で弾けるディズニーメロディーズ・ベスト」の中から選んだのですが、何しろ「簡単に」弾ける楽譜なので、ミソーミ、ラーソドー とハ長調でメロディーが書かれていました。

けれど、オリジナル演奏を聴くと ソシ♭ーソ、ドーシ♭ミ♭ー と聞こえます。

Sちゃんは「このまま耳コピする方がいい」といって、オリジナルのE♭キーで 音源を聴き取り、自分でコードも聴き取り・判断して伴奏をつけています。

なかなか耳コピの実力がついてきてる。いいぞいいぞ。

今日は、イントロ~Aメロ~、そしてハ長調の楽譜にはなかったサビのBメロまで、ちゃんと一人で聴き取って、ひととおり演奏が完成していました。

もう「聴き取り」は完成です。

今日は、さらに耳コピ~アレンジ演奏をする際のポイントをアドバイスして、次回の完成を待つことにしました。

「歌モノ」をアレンジする時:

メロディーがよくわかるように弾きましょう。

イントロからメロディーにはいる時、それから メロディーの途中で「オカズ」みたいな合いの手が入るとき、そういうフレーズは メロディーとはちがうテイストで弾くと、メロディーがはっきり浮かび上がってメリハリがつきます。

具体的には、メロディーと違うポジションで弾く、メロディーが単音なら重音やハーモニーで弾く、などです。

さあ、来週、メリハリのある演奏ができてますように。

がんばってね。

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ジャズピアノは左手が大事!

2021年01月19日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

K子さん(大人):

いつもいつもやりたいこといっぱいのK子さん。

「今日はコレからやっていいかしら?!」と意気込んで広げたのは、「ジャズ曲集」の「A列車で行こう」です。

「この間、先生に録音していただいたのに合わせて弾いたら、なんかスゴくいいのよ~♪」

そう、生徒のみんなには「Youtubeとかをいろいろ見て、参考にしてみたらいいよ」と言ってあるのですが、どうしてもそういった動画はテンポが速かったりして、学習中の生徒には追い付いていけないことが多いです。

クラシック曲は、楽譜をよく見てきちんと音を取っていけば、ゆっくりながらも自分で練習することができますが、ジャズは、楽譜に書いてないノリを表現しなければいけなかったり、ヒバリ先生がしょっちゅう言ってる「暗黙の了解」が必要だったりと、慣れていない生徒のみんなは、楽譜を見ただけでは「雲をつかむよう」「取り付く島がない」と、お手上げ状態になってしまうこともあります。

お手本の音源がほしいところですが、ジャズは決まった楽譜というものがなく、Youtubeに自分が弾こうとする演奏がUPされてるわけではありません。

そこで、K子さんの弾いてるアレンジ楽譜の「A列車で行こう」を、K子さんが追い付いていけるように、ゆっくりのテンポで弾いて録音してあげたのでした。

「先生の録音に合わせて弾くと、なんかいい感じで弾けるの。・・・でも、自分一人になると、やっぱりダメで」

「そう? その録音のリズムをよーく覚えて、心の中で歌いながら、それに合わせて弾けば?」と言ってみるのですが、やっぱり一人になると甘えが出て・・・というか、弾けるところはどんどん走ってしまい、逆に難しいところやつっかえるところは 遅くなったり、いっぱい間が空いてしまったり・・・

「それじゃダメなのよ。いくら自分一人で、だれにも迷惑かけないといっても、甘えないで、テンポはちゃんとキープしないと。特にジャズはテンポが命だから」

そこで、まずは左手だけを徹底してきちんと弾けるようにレッスンしてみました。

クラシックや歌曲などは、どちらかというとメロディーが主役です。

ピアノを習っている人はわかると思いますが、常に先生から「右手のメロディーをはっきり弾きましょう」とか「左手は伴奏だから、音量は右手より控えて」とか「左手が強くならないように」とか言われていると思います。

ほとんどの場合、左手は「サブ」で「脇役」です。

主役より目立ってはいけないのです。

ところが、ジャズの場合、それとは逆。

リードをとるのは「ベース」つまり左手です。

コンボバンドなどの場合はまた違いますが、ピアノソロでジャズを弾く場合は、左手のベース、そして内声のバックリズムが演奏のリーダー的存在になって、曲のテンポやグルーブ感を率(ひき)いていき、右手のメロディーは、左手の流れに「乗せて」いくようなニュアンスになります。

極端に言えば、左手さえ完璧に弾けていれば、右手はフレキシブルでもいいのです。リズムとサイズさえ合っていれば。

考えてみたら、ジャズはクラシックとは反対のことばかりかも?!

・クラシック・・・まず右手から練習する。

 ジャズ・・・まず左手から練習する。

・クラシック・・・右手をしっかり

 ジャズ・・・左手をしっかり

・クラシック・・・楽譜を正確に再現する

 ジャズ・・・楽譜どおりじゃなくていい

そんな、クラシックピアノとは真逆のことばかりのジャズですが、慣れればこんな楽しいジャンルはありません。

クラシックだけやってきた人も、たまにはカタい理屈を置いといて、自由なジャズに親しんでみてはどうでしょうね。

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クリスマスの気配☆☆シャンソン「雪が降る」

2020年12月05日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

M子さん(大人)のお家へレッスンに行きました。

今日は午前中に冷たい雨が降っていて、夕方近い今も空気は氷のように冷たく、しっとりと水分を帯びた空気には雪の匂いさえ感じられます。

まさに「クリスマスの空気」なのでした。

M子さんが 前回に引き続きベートーヴェンの「トルコ行進曲」とサイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」をレッスンした後、ヒバリは持参した1曲の歌の楽譜を譜面台に置きました。

曲はサルバトーレ・アダモのシャンソン「雪が降る」です。

1~2か月くらい前に、ご主人が好きで「歌いたい」とおっしゃってたんですが、なかなかその機会がなく、そのままになっていた曲です。

今日はお宅に伺ったし、ご主人もご在宅です。

クリスマスの空気の中で「雪が降る」を弾いてあげたいと思ったので、ヒバリの演奏で曲のプレゼント。

1FのM子さんのお部屋でピアノを弾き始めたら、いつの間にかご主人も二階から降りてきて、ピアノの音色に耳を澄ましてくれてます。

そして、そのうち一緒に声を合わせ始めました。

最初、ピアノソロバージョンで弾いていましたが、ご主人が歌い始めたので、歌とピアノのセッションバージョンにスタイルを移行し、もう1コーラス、もう1コーラス、と続けているうち、M子さんも声を合わせ、最後はみんなで歌って演奏を終わりました。

ご主人も、M子さんも、とてもとても喜んでくださいました。

コードネームを付けたメロディー楽譜をM子さんに渡して、「今度は奥様が弾いてあげてくださいね」と宿題(?)を置き土産に。

ピアノは、大きなホールやコンサートで弾くだけじゃなく、こうやってご家庭で、気軽にみんなが楽しめたらいいなあ、と いつもヒバリは思っています。

ヒバリ教室のみなさんにも、自分や家族、友だちの好きな曲を、臨機応変にすぐ弾いて楽しめる人になってもらいたいです。

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Kさん練習UP!

2020年12月03日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲
Kさん(大人・男性)

いよいよ今日が発表会前最終レッスンです。

「サー・デューク」の弾き語りをする、と決めてから、何ヶ月もがんばってきました。

歌より何より大変だったのは、イントロとエンディングのピアノです。

両手ユニゾン、16分音符連続のピアノインパクトあるけどその分難しい。

大人になってからのピアノは、子どものレッスンよりもっと難しいと思うけど、Kさん本当によくがんばりましたね。

あとは、3日後の発表会当日、本番前のリハでドラム合わせをするだけです。

ドラマーのYくんには、もうKさんの演奏の全貌を伝えてあります。

実はKさん、ピアノは初心者ですがボーカリストとしてはキャリアの持ち主なので、今回の発表会でそれを生かせるよう、ヒバリがいくつかのセッションをプロデュースしてみました。

まず、アート・ガーファンクルの「オール・アイ・ノウ」のセッション。

メンバーはピアノ、ギター、ベースにパーカッション、そしてメインはKさんのボーカルです。

こちらも当日のリハが初顔合わせとなりますが、きっといいセッションになるとヒバリは確信しています。

それともう一つ。

発表会フィナーレ、出演者全員合奏によるベートーヴェンの「よろこびの歌」なんですが、そのイントロをKさんのア・カペラボーカルで始めてもらうアレンジにしています。

オリジナルのクラシックスタイルだと「第九の合唱」ですが、今回の発表会では、軽いボサノヴァっぽいスタイルにしました。

さあ、どんな仕上がりになるか楽しみだ。

みなさん、本番の成功を祈ってね。

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Rちゃん、「パイレーツ・オブ・カリビアン」完成!

2020年11月27日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

Rちゃん(小4):

先生がRちゃんのピアノタッチを生かしたくて、発表会の演奏曲に選んだ「パイレーツ・オブ・カリビアン」。

繰り返しのパーツがほとんどなく、常に新しい流れを覚えていかなければならなかったので、大変だったと思います。

楽譜から読み取るだけではとても難しいリズムやニュアンスがたくさんあったので、歌詞をつけ、歌いながらがんばりました。

一人で練習するのが苦手で、新しいメロディーが出るたびに「難しいー」「練習できないー」と言っていたRちゃんですが、曲が少しずつできてくるにつれ、どんどん本来の良さが出てきました。

今日のレッスンには「めっっちゃ練習してきたよ!」と、見違えるような演奏を聞かせてくれました。

ソロ曲の「パイレーツ・オブ・カリビアン」だけでなく、オープニング曲、フィナーレのリコーダー、その他のデュエットや伴奏など、どれも完成しました!

今年、大成長したRちゃん、来週のレッスンが済んだら本番です。

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サウンド・オブ・サイレンス: ブレイクは演奏のスパイス

2020年11月07日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

M子さん(大人):

「前回選んでいただいた、この曲がとても楽しくて、ずっと弾いていました」と、M子さんが開いたのは「サウンド・オブ・サイレンス」のページでした。

映画「卒業」のサウンド・トラックにも使われた「サイモンとガーファンクル」の大ヒット曲です。

ピアノの分散和音で伴奏したらいいですよ、と参考アイディアをお伝えしておいたのですが、M子さんは元々ピアノ経験があるので、分散和音の伴奏をとても綺麗に弾いていて 素敵です。

シンプルで透明感があって、ピアノで弾くのによく似合う曲ですよね。

M子さんはスラスラと分散和音を弾きこなしていてとても良かったのですが、ほんのちょっとの工夫で、もっと素敵になりますよ、というポイントを、実際にヒバリが弾いてアドバイスしました。

そのヒントは、絶え間なく流れる綺麗な分散和音を、あえて一瞬止めることにあります。

1コーラスごとの最後のフレーズ、たとえば1番の歌詞で言えば、「ウィズイン・ザ・サウンド…オブ・サイレンス」というフレーズに入る、その前にひと呼吸。

それと、ザ・サウンド…の … のところでひと呼吸。

なめらかに続いてきた伴奏を、一瞬、フッ… と止めるのです。

このように、一瞬演奏をピタッ、と止めることを、ポピュラー音楽用語では「ブレイク」と言います。

この、一瞬のブレイクが入るだけで、曲の美しさ、透明感がさらに際立ちます。

まさに「サウンド・オブ・サイレンス(静寂の響き)」ですね。

M子さんも「ほんとに、素敵になるんですね!」と驚き、喜んでくれました。

音は、たくさん出せば出すほどインパクトが高まるとは限りません。

むしろ、いっさいの音が止まった何もない空間に、強烈なインパクトがこめられることもあるのです。

曲の合間に、フッと入る一瞬のブレイク。

それは、素敵な演奏のスパイスです。

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パイレーツ・オブ・カリビアンを簡単に弾く方法

2020年11月06日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

「パイレーツ・オブ・カリビアン」のように、リズムが分かりにくい曲をレッスンする時、ヒバリ先生が時々使うのは「メロディーに歌詞をつける」方法です。

「歌もの」の曲ならいいんですが、ピアノ曲やオーケストラ曲などには歌詞がありませんから。

例えば曲の中で三連符の連続とかが出てきたら「タマゴ、タマゴ、タマゴ」といいながら弾くとか、レッスンしてる子の名前で「花子、花子、花子って言うとかすると、3つずつの音符が把握でき、メリハリもついて弾きやすくなります。

今回、「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、曲全体が「分かりにくいリズム」だったので、始めから終わりまで、全部に歌詞をつけました。

冒頭のメロディーに付けた

「味噌ラーメン、塩ラーメン、チャーシューメン、ギョーザ!」

に始まり、中華メニュー、レストランメニュー、フルーツ、スイーツなど、そのフレーズに合ったリズムともう一つ(これがけっこう大事)、「メロディーの抑揚」にも一致した言葉を探して当てはめていきました。

(「パイレーツ・オブ・カリビアン」では、食べ物で統一しました笑)

現在、小学生のRちゃん(小4)は、曲の後半部分

カレー、ハンバーグ、スパゲティ、

メロンソーダ、バナナジュース(どのメロディーの所だか当ててみて?)

を経て、

アン!パン!

た、ま、ご、ごはん!

チャー! ハン!

の、り、ま、き〜

という歌詞をつけたフィニッシュ部分を仕上げているところです。

もう最後まで到達したので、レッスン時は、まず先生と二人で声を合わせて「味噌ラーメン!塩ラーメン!」と 全曲通して歌うことから始めています。

これで、複雑なリズムも簡単に弾くことができます。

また、分厚い和音の伴奏はコードで弾くので、これも簡単です。

以上、「パイレーツ・オブ・カリビアン」攻略法でした!

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パイレーツ・オブ・カリビアン 難しさの理由

2020年11月06日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

Rちゃん(小4)

今年、Rちゃんが発表会で弾くソロ曲は「パイレーツ・オブ・カリビアン(彼こそが海賊)」です。

Rちゃんの力強いタッチを生かしたいと思って、先生が決めました。

だけど、この「彼こそが海賊」という曲は、かっこいいけど弾くのはなかなかしんどい。覚えにくい。という難点があります。

[ 覚えにくい理由その1 ]

曲の構成が明解な「形式」にのっとってなく、次々にエピソードが展開していくスタイルなので、「弾けた部分の使い回し」ができない。

例えばAA'BA' などの形式の曲なら、最初のAが弾ければ、もう曲のほとんどがクリアできたも同然で、特に小さい生徒などに与えるには大変助かるスタイルです。

ロンド形式も、ABAーCーA など、やはり最初のAが何度も使えるので、「お得な形式」といえます。

ところが「彼こそが海賊」は

ABCDE…と、1つも使い回しのないエピソードが続いていくので、全部を新しく練習しないと曲が完成しません。

実に「お得じゃない」スタイルなのです。

[ 覚えにくい理由その2 ]

リズムが取りにくい。

聴くと軽快でワクワクするリズムですが、楽譜からそのリズムを読み取って弾くにはかなりの読譜力が必要で、初心者や小学生にはなかなか与えられないレベルです。

この、全然お得じゃない「彼こそが海賊」ですが、そして初心者の小学生であるRちゃんですが、彼女のキレのいいタッチで、ぜひ弾いてもらいたい。

そこで、ヒバリ先生が考えたのは「わかりにくい曲を覚える裏技」です。

それは次の記事で。

To be continued…

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速いテンポキープを強気で!

2020年10月28日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

Kさん(大人・男性)

「サー・デューク」の弾き語り、もう暗譜も出来て、仕上げにかかる段階です。

歌&ピアノ伴奏の部分も、フィニッシュのピアノソロの部分も、それぞれとても上手に出来ています。それぞれね。

それぞれ、というのは、得意分野の歌どんどんいい感じのノリに仕上がってきました。一方、難しいフィニッシュのピアノソロ焦らず着実に弾けてきました。という、2種類の「それぞれ」ということなのです。

なので、今後はそれを一貫した同じテンポで弾けるようにしたい。

ネックははピアノソロのテンポなので、それが歌に追いつくまで速く弾けるようにすればいいわけです。

じゃあ、ピアノソロを止まらず弾く訓練をしよう。

ってことで、ヒバリが手拍子でカウントをとり、それに合わせて落ちこぼれないよう、止まらないように弾いて!とがんばってみました。

最初は、今まで練習していた「着実テンポ」でカウントします。それでも、つっかえたりつまずいたりして立ち止まらないように!となると結構大変です。

止まらず弾けたら、次はほんの少し、カウントを速め、それに合わせて。

それがクリアできたら、またほんの少しテンポを上げて。

こうして、何度も何度も、少しずつ少しずつテンポを上げながら弾き続けて、ついには歌のテンポに追いつく速さで弾けた!\(^o^)

「できた〜!もう弾けるよ!\(^o^)/」とヒバリ。

「やったー\(^o^)/」Kさんも大喜び。

もうこれからは、強気で速いテンポに食いついていく度胸も必要。

あくまで、丁寧な練習をある程度続けて、指づかいなどが馴染んだ後、という条件の元ですが、Kさんはもう、その段階に来ています。

だから、これからは強気でがんばってくださいね。

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サー・デューク ベースとグループ感

2020年10月01日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

Kさん(大人・男性)

10月になりました。

「サー・デューク」、今日は最初から「通し」で弾いてもらいます。

イントロ…大丈夫。ちゃんと弾けてる。

歌の部分に入って、Aメロ、Bメロと進んでいくと… 

オヤ? 何気にいい感じです。

全体に、左手のベースが存在感を増して、いい音でよく鳴ってる。

それにBメロの、歌・リズム・ベースが全部一緒に八分音符のユニゾンで刻む所…心なしか「後ノリ」のアクセントがついてて、いい感じのグループ感が出てる!

弾き終わったKさんに、ヒバリは聞きました。

「アクセントが付いてる感じしたんだけど…意識して付けてました?」

そうしたら、Kさんは

「はい、一応意識はしてたんですが…」と答えたのです。

すごい!

こんな風に弾いてもらうのは理想だけど、そんな要求したら難しすぎると思って今まで言わなかったのに。

Kさんが、何も言われなくても自分でグルーブ感のあるノリを表現してたとは、さすがだ。

もともと、Kさんの音はすごくいいので、自信を持って弾けるようになったら最高にかっこいいと思います。

… あとは、問題のエンディングを弾きこなすだけだ。

頭を使わず無意識に手が動いてしまうレベルになるまで、ひたすら練習しましょう!

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フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーンは クールなボサノヴァ♪

2020年09月19日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲

Nちゃん(高1):

今日はスケジュールの都合で、いつも来ている午前中ではなく、夕方M子さんのレッスンの後に来ました。

さっき、M子さんへの「お手本」として「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」を弾いたところでしたが、今日Nちゃんがレッスンするのも、実は「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」なのです。

M子さんとの違いは、Nちゃんはボサノヴァバージョンということ。

偶然に、2つのバージョンの「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」が連続して弾かれることになりました。

先ほどのワルツバージョンは、うっとりと夢の世界に誘われるような、その名の通りまさに「私を月へ連れてって」という感じの曲でしたが、同じ「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」でも、ボサノヴァバージョンだと もっとクールでスピード感あるテイストが加わってきます。

同じ曲でも、アレンジや演奏によってガラリと違った印象になる。

ポピュラーやジャズの演奏の醍醐味ですね。

Nちゃん、今日はアドリブの中ほどまで進み、ボサノヴァのノリも上々です。

高校生になって、一段と大人っぽい演奏ができるようになってきました。

楽しみです。

 

 

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