白ねこちゃん(小2):
「バーナム」が好き、と言って、前からよく練習していたので、早いうちにピンクまで終わってしまっていました。なので次のバーナムに進む前に「こどものバイエル」の新版を使ってテクニックの練習をしています。
今回は「アルベルティ・バス」の伴奏形が課題でした。
「アルベルティ・バス」というのは、伴奏形の一つのパターン。
古典派のピアノ曲によく使われている、ドソミソ,ドソミソ…という、アレです。
これまで、白ねこちゃんも何度かこの伴奏形を弾いた経験はあるのですが,今までは 一つ一つの音がド、ソ、ミ、ソ、ド、ソ、ミ、ソ、と切れてしまい、それに合わせて弾くメロディーも,1音ずつ切れていました。
白ねこちゃんは、右手だけでメロディーを弾けば、なめらかに、そしてはずむようにきれいに弾けます。
また、左手だけで弾けば、アルベルティ・バスも「ドソミソ ドソミソ」となめらかに弾けるのです。
それが,両手いっしょに合わせると、右手は「ソ・ミ・ミー」、左手は「ド・ソ・ミ・ソ・」になってしまう。
初心者のうちは、こうなってしまう人がけっこういるんですが,これは、ある意味「コツ」をつかめばクリアできるのです。
今日、白ねこちゃんには 右手・左手別々に練習して それぞれの感覚をよく覚えてもらった後、「左手は、ずっと切れないように弾いてね。右手がレガートでも、スタッカートになっても、左手は切れないでね」と言いながら、慎重に両手で弾く練習をしました。
そしたら…
弾けた!
なめらかなアルベルティ・バスが弾けました!
それに合わせて、右手のメロディーは軽やかに、なめらかだったりスタッカートで弾んだり、ちっとも左手につられずきれいに弾けています。
やったー
もうこれで、白ねこちゃんは 右手・左手がつられず、それぞれを独自に、そして同時に弾く技を身につけました!
1ランクアップです!
HP HIBARIピアノ教室
Youtube HIBARI PIANO CLASS