HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

「弾き語りクラス」に新メンバー🎵

2024年08月19日 | 弾き語り

ヒバリ教室に新しいメンバーが増えました。

ミーコさん(レディース)です。

「ピアノは小さい時に少しやっただけで…」と心配そうでしたが、お話を聞いたら「歌を歌って、その時に自分でピアノ伴奏しながらできたらいいなぁと」のことです。

「弾き語りですね!🎵 チャーリーさん(ヒバリ教室唯一の弾き語り生徒)がやってるみたいな」とヒバリ。

「そうですそうです!いつもチャーリーさんを『師匠』と仰いでるんです」とミーコさん。

チャーリーさん!弟子ができたよ。

これでヒバリ教室「弾き語りクラス」もメンバーが2倍となり(1名→2名)、ますます充実です。

「新弟子」のミーコさんに、まずはコードの初歩を説明し、楽譜ストックの中にあった「君を乗せて」をやってきてもらうことにしました。

「ジブリ」の楽譜も買ってもらうことにしました。楽しみだ〜🎵

あ、そうそう、 実はね、ミーコさん、べっきー君の奥さんなんですよ〜

これまでも発表会を見に来てくれたり、飛び入り参加で歌ったりもしてくれてたので、チャーリーさんの弾き語りのこともよく知ってたんですね。

月に1回ぐらいになるかと思いますが、二人で仲良くレッスンに来てくれる予定です。

楽しみですね!

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ビリー・ジョエルのピアノソロ、ダイナミックは出番ナシ🎵

2022年09月16日 | 弾き語り

チャーリーさん(メンズ)

「ビリー・ジョエルのように」を目標に、弾き語り「素顔のままで」を練習しています。

「もう歌の歌詞は大体覚えました」と言ってるチャーリーさん、歌は専門なので安心です。

ピアノのバッキングも、ずいぶん慣れて上手になってきました。

ここまできたら、やっぱ中間にピアノソロを入れなきゃね?!

というヒバリ先生の提案で、ピアノのインストソロを少しずつ練習し始めました。

ところで、チャーリーさんは手がすっごく大きいです。

大きいだけじゃなくがっしりと力強くて、広げたら10度は楽々弾きこなせます。

ちびっこのヒバリ先生から見たらうらやましすぎる手の持ち主。

で、今回の「素顔のままで」ピアノソロなんですが、楽々弾けるオクターブでメロディーを弾くことにしよう、とやってみたら、チャーリーさんの手が力強すぎて、なんかすごく迫力ありまくりな曲になってしまいました。

なので、せっかくのチャーリーさんのダイナミックなタッチですが、それをなるべく発揮しないように封印して、ソフトに弾いてもらうことで、だんだんアーバンなラウンジピアノの雰囲気に近づいてきました。

いつも ヒバリ先生から「伴奏の右手がうるさい」と言われているチャーリーさんなんですが、やっと右手でメロディーを弾くチャンスがきても、やっぱり右手の力は発揮できないのでした。

残念です。

いつの日か、ベートーヴェンのソナタとかグリーグのピアノコンチェルトとかを 大迫力で弾いてもらいたいです。

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猛暑の中 チャリンコで🎵

2022年08月16日 | 弾き語り
チャーリーさん(メンズ):
その名の通り、今日も暑い中 自転車をこいでレッスンに来ました。
いつもレッスンにくるのは、午後いちから14時くらいの間なので、1日のうちでもいちばん暑い時!まさに熱風の中ですよね(~_~;)

今日 お天気情報TVを見て、最高気温が40℃以上の日を「酷暑」と呼ぶことになったんだ〜などと驚いていたところ。

そんな中、大人なのに、隔週とかじゃなくちゃんとほぼ毎週、自転車こいで通って来るチャーリーさん、感心すぎる。すごい。

今レッスンしているのは、ビリー・ジョエルの「素顔のままに」です。

以前から「弾けたらいいなぁ」と思っていたというこの曲、もちろんビリーのように弾き語りです。

もちろん英語です。
かっこいいです。

ピアノを弾きながら歌うことが大分出来てきたので、今日は、中間部のピアノのアドリブソロを弾こう!ということで、少しずつ始めてみました。

ピアノソロが入ると、さらにかっこいいです。

クリスマス発表会までは、まだ余裕で練習期間たっぷりあります。
憧れのビリー・ジョエル目指して、頑張りましょう!

「素顔のままで」イントロ🎵

2022年06月12日 | 弾き語り
チャーリーさん(メンズ)から予約の電話がかかってきました。
「今どこ?」
「家です。すぐ前じゃないですよ」

はは…  この前「だんだん電話が近づいてくる」とブログに書いたからね。
今日は家から、と言うことでしたが、到着はあっという間です。自転車のスピード速い!!

チャーリーさんが今レッスンしている「弾き語り曲」は、ビリー・ジョエルの「素顔のままに」。

ヒバリ教室でレッスン始めた最初の頃から、その曲が憧れだということは聞いていたけど、いつの間にか、それが弾けるような実力がついてきたんだなあ、と思います。

今日は、冒頭の「これぞ『素顔のままで』って感じのピアノイントロを練習しました。
かっこいいです。

このところ、ヒバリ教室では かねてからの「憧れの曲」演奏に着手している男子多し。

チャーリーさんの「素顔のままで」、炭焼き職人君の「春よ、来い」、べっきー君の「ショパンバラード1番」。

どれも素晴らしい曲です。
みんな、頑張って夢を実現しましょう!!


Kさん弾き語り・スタンダードナンバーの格調

2021年04月22日 | 弾き語り

Kさん(メンズ)

Kさんのジャンルは「弾き語り」です。

最初にヒバリ教室を訪れた時は「小田和正さんのような美しい弾き語り」が希望だったのですが、レッスンを進めるうち、今ではほとんど洋楽中心になっていて。

Kさんは、驚くことにまだ生まれていない時代のスタンダードジャズやポピュラーの定番曲、オールディーズなどもたくさん知っていて(なんでそんな曲を知ってるのか謎なんですが)、それならそういう曲をやりましょうよ、ってことで だんだん洋楽路線に引っ張った、みたいな感じです。

なぜって、たとえば1950年代、1960年代・・・など昔から「スタンダード」として知られている曲は、2021年の現在までに50年とか60年とかの淘汰(とうた)に耐えて生き延びている、つまりそれだけ質の高い曲なのです。

今みんなが歌っているJ-POPとかは、それに比べたら歴史が浅く、つぎつぎ新しい歌にとって代わられ、忘れられていくものがとっても多く、この中で50年後、60年後に生きながらえている曲は、ほんの一握りだと思いますよ。

それを考えると、スタンダードナンバーとして残っている洋楽はやはり格調高く、残るだけの理由があるものです。

で、今回Kさんがレッスンし始めたのは「オールド・ファッションド・ラブ・ソング」。1970年代初頭にリリースされた曲です。

G-F-E♭ーD というラウンドコードが繰り返されますが、その旋律にはなぜか心惹かれる魅力があります。

Kさんの場合ピアノだけでなく歌がつくので、魅力も倍増(の予定)。

楽しみです。

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Kさん、弾き語りは自信もって

2021年04月01日 | 弾き語り

Kさん(メンズ):

新年度の最初の日、2人目はKさん、ピアノの弾き語りです。

今日はJ-POP、スピッツの「魔法のコトバ」をレッスンしました。

Kさんが「オリジナル通りでなく、少しスローな感じでやってみたいです」ということで、淡々としたスローバラード風のバッキングで弾いています。

かっこいい弾き語りを目指してレッスンを重ねていますが、いまいち自分のピアノに自信が持てない様子なのが、ヒバリ先生としてはちょっぴりもったいないと思ってしまいます。

もう、コードも的確に使えるし、バッキングのセンスもいいし、歌は文句なしに上手だし、いうことナシだと思うんですが、どうしても大人の人は自分への評価が低めになりがち・・・

気持ちわかるんですが、遠慮せず自信もって弾き、苦手な部分はエアーにしちゃったり、思い切りミスタッチしたりすればいいです。その方が絶対上手に聞こえるし、事実、上手に弾けてるはずだから。

「魔法のコトバ」は、とにもかくにも歌を自信もってしっかり歌い、ピアノはそれについていくスタンスで。とお伝えしました。

また、ポップスの曲集から「オンリー・ユー」を、オリジナルのスローバラードでなくスィングタッチでやってみました、と、弾き語りしてくれたんですが、こちらはとても元気よく、英語の歌なのに日本語の「魔法のコトバ」よりずーっと上手に歌えていて、びっくりです。

なんで? なんで英語の「オンリー・ユー」が日本語のスピッツより楽々と歌えてるんだろ?

謎だ。

この件については、あとでよく検証してみます。

「オンリー・ユー」の謎・・・

ともあれ、Kさんの課題は「自信もって」「歌をガンガンリードして」「ピアノ下手でも気にしない」ってことですな。

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音階のポイントは親指のクロッシング

2021年02月18日 | 弾き語り

Kさん(メンズ)

レッスンの時は最初にスケールその他の基礎エクササイズを行うのですが、スケール(音階)というのは、シンプルですが なかなか奥が深く、きれいに弾くのは難しいです。

「スケール」の鍵となるポイントは、ズバリ「親指のクロッシング」。

親指(1の指)をいかにスムーズにくぐらせるか、ということが、スケールの練習ポイントとなるのです。

慣れないうちは、親指が充分くぐり切れないために手のフォームがくずれてしまい、その結果音が飛ぶ、リズムが乱れる、音の粒が揃わない、など きれいなスケールになりません。

Kさんも、親指のクロッシングがいまいちギクシャクしてしまうのが悩みでした。

そこで前回「親指クロッシング」のみのエキササイズをご紹介していました。

ドとファを1の指(親指)で弾く、と決め、1の指を中心にしてドレミ、ファミレ、と何度も何度も行ったり来たりする練習。徹底的に「指くぐり」をするエキササイズです。

これを何度も練習してね、と言ってありました。

今日のレッスンの時、まず最初にKさんがそのエクササイズの成果を見せてくれたら、なんと、いともなめらかに親指がくぐれてる!すばらしい!

数段階ハイグレードなピアニストみたいな柔らかい動きになった。やったー!

憧れの華麗なピアノプレイに一歩近づけそうかな?

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弾き語りはハミングやコード弾きで工夫して

2021年01月28日 | 弾き語り

Kさん(メンズ)

弾き語りができるように、という目標でレッスンしています。

ただ今の課題は「What A Wonderful World(この素晴らしい世界)」です。

ルイ・アームストロング(サッチモ)さんの歌で有名な、とても美しい曲。

「きらきら星」によく似たメロディーです。

しっとりとしたこの曲を、スローバラードのバッキングを付けて歌う、というのが最終目標で、今日は前半のAメロ部分をレッスンしました。

Kさんはリズム感もいいし、コードのセンスもいいので、ベースの動きなど私が言わなくても、きれいな流れになるように音を選んでいて、有望です。

ピアノだけなら、真剣に集中してなんとか弾けるし、歌だけなら、これはもうお手の物、なんですが、ピアノを弾いて同時に歌も歌うとなると大変です。

どっちかに集中すると、どっちかがおろそか、というか放置状態に。

何も、すべて完璧にやらなくてもいいので、たとえば歌は歌詞なしでハミングかスキャットとかにしておく、それとか伴奏はリズムや分散和音じゃなくコードを押さえるだけにする、など、少しハードルを下げて、取り組みやすい方法を工夫しながら、徐々に高いハードルへとシフトしていけばいいのです。

「弾き語り」はほんとに大変だけど、それが目標なんだから、がんばりましょう。

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今年の弾き語りレッスンは バッキングのパターンから

2021年01月14日 | 弾き語り

Kさん(メンズ)

今年初めてのレッスンです。

去年は クリスマス発表会でスティービー・ワンダーの「サー・デューク」を弾き語りしたり、ヒバリ教室選り抜き4ビッグ・メンによる「オール・アイ・ノウ(アート・ガーファンクル)」のボーカルを歌ったり、フィナーレの全員合奏ではベートーヴェンの第九の合唱をアレンジした「ジョイフル・ジョイフル」のボーカルソロを歌ったりと、ヒバリ教室トップボーカリストとして大活躍しました。

ボーカリストは一人なので、必然的にトップです...w

いや、ボーカリストが100人いても、Kさんのボーカルはトップです。

みんなに聞かせられないのが残念です。

で、今年は、そのすてきなボーカルをいっそう引き立てることができるように、ピアノもがんばりましょう。

初レッスンの今日は、いつものように音階やアルペジオやオクターブで指慣らしをしたあと、ちょっとしたバッキングパターンを練習しました。

去年の終わりに、16ビートのバッキングパターンを練習したので、今日はスローロック、とかスローバラード、とか言われている、ゆったりした4ビートの左手ベースに右手で三連符のコードを連続してつけていくパターンをやってみました。

Kさんはリズムセンスがとても良いので、少し練習したらリズムに乗れるようになってきたので、エレクトーンでオートリズムを出して合わせてみました。

できるできる。ちゃんとリズムに合わせて、スローロックのラウンドコードができています。

ベースを少しメロディックに、コードとコードのつなぎ部分に音を加えます。

これもOKだ。

最後は、エレクトーンの自動伴奏 + Kさんのピアノバッキング の上に、ヒバリがエレクトーンで即興演奏をつけて、ゴージャスなセッションが完成しました。

よしっ、この調子で、リズムパターンをたくさん使いこなせるよう、がんばっていきましょう。

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発表会後 初レッスン・Kさん

2020年12月10日 | 弾き語り
Kさん(メンズ)

去年発表会にデビューして、今年は2回目のKさん。

今回はソロの弾き語りのほかに、ヒバリ教室の選り抜きビッグ・フォーヤングメン&ア・レディーでのセッション「オール・アイ・ノウ」のボーカル、そしてフィナーレの全員合奏「よろこびの歌(ジョイフル・ジョイフル)」でのリードボーカルと、一気に活躍の場が増えました。

ヒバリ教室のメンバーやお客さんたちにも、「ボーカリストKさん」が印象づけられたと思います!

今日は発表会後初めてのレッスンですが、せっかく歌った「ジョイフル・ジョイフル」を、自分でピアノを弾いて歌えるようにしてみたらどうですか?と提案し、「ピアノ弾き語りバージョン」で練習してみることにしました。

まだまだクリスマスシーズンだしね。

あと2週間、たっぷりクリスマスを満喫してください!

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サー・デューク完成!

2020年11月26日 | 弾き語り

さん(メンズ)

今月最後のレッスン日となりました。

苦労して練習してきた「サー・デューク」、全部上手に弾けるようになりました!

歌+ピアノの後のピアノソロの部分、あんなに大変だったのに、軽々と弾いてる(ように見える)ようになりました。

イントロのピアノはもっと短くてもっと簡単なんですが、それでさえ「こ、これを自分で弾くんですか?」とびびっていたことがウソのようです。

と、ヒバリ先生は思っています。

ご本人はまだまだそんな気にはなれていないようなんですけどね。

そして、Kさんはリズム感やノリ感のセンスがとてもいいので、それを見込んで、発表会当日は、Kさんの弾き語りに合わせて生ドラムを付けてもらうことにしました。

ドラム合わせは当日本番前のリハだけ、ということになりますが、Kさんはセッション感覚がいいので大丈夫です。(と思います。)

さあ、発表会まで、あと1回、来週のレッスンを残すのみ。

自信をもって、余裕の演奏ができるようにがんばりましょう。

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サー・デュークのエンディング〜 これで速く弾けるかな

2020年09月24日 | 弾き語り

Kさん(メンズ):

「サー・デューク」の弾き語りを練習中です。

発表会は12月の初めなので、練習期間はあと2ケ月です。

今日は最初から最後まで、通して弾いてみました。

もう、楽譜や歌詞は全部入っているので安心です。

苦労してるエンディングのピアノソロも、がんばって大体弾けるようになったんですが、途中一部分だけ、どうしても困難な部分があり、スラスラと弾けません。

「サー・デューク」はピアノで弾くための曲じゃないので、初心者の人が両手ユニゾンで弾くのは、確かに難しいです。

練習曲として弾くんだったら、片手でいいや、ってことにしておくんですが、今回は発表会での演奏なので、出来ることなら両手でかっこよく弾いてもらいたい。片手と両手ユニゾンでは、迫力がまるで違ってきますから。

どうしたらいいかな…

Kさんに代わってピアノの前に座ったヒバリは、いくつか試し弾きしてみました。

「よしっ、こうしよう」

そして弾いたフレーズ。

「どう?バレてます?」

そこには「ある仕掛け」…というか、「抜け道」がほどこしてあってね。言わなきゃわからないレベルですが。

「バレてない…というか、どう違うんですか?」

「バレてないならいいや。ココでズルをしよう。そうだ、ついでにココもこうして」

と、もう一度弾いてみます。

「今のは2つズルしたけど、さっきの1ズルと、今の2ズルと、比べてみてどうですか?」

「バレないです。っていうか、他の人にもバレませんか?」

「絶対バレません!」

ヒバリは自信を込めて言いました。

本番演奏では、楽譜にこだわってタドタド弾くより、多少アレンジしても(そうだ、ズルじゃなくアレンジって言えばよかったんだ)、勢いよく堂々と弾く方がずっといいです。

変えた部分はそれなりに練習が必要ですが、それでも元の楽譜よりは大分弾きやすくなるはずです。

ってことで、Kさんの苦手だった部分には、いくつかのズル、というか抜け道、というかアレンジ、というか…を採用することにしました。

何ズルしたか、そしてそれはどこなのか。

それは演奏者Kさんと、指導者ヒバリ先生だけが知っている…

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Kさん サー・デュークの道のり

2020年09月03日 | 弾き語り

Kさん(メン)

かっこいい弾き語りを目指し、スティービー・ワンダーの「サー・デューク」を練習しているんですが、今日は、ここまでの道のり=涙の努力をご紹介しようと思います。

Kさんが楽譜集の中から選んできた「サー・デューク」。

ピアノのバッキングを練習し、歌詞も覚えて順調に進んできたので

「ねえ、今年のクリスマス発表会の曲コレやります?」

「はいっ、頑張ります」

ということになったのですが

Kさんの苦労はそこからだったのです。

「サー・デューク」の魅力。それって、歌、バッキング、そしてあの独特のイントロ、エンディング全部含んだものですよね?

Kさんもそのことが薄々心配になってきたらしく、ある日言いました。

「このイントロって、先生が弾いてくれるんですよね?」

「弾かないよー」

「えっ!?じゃ、じゃあ、誰か他の人が?」

「だーれも弾きませんよー。もちろんKさんが自分で弾くんですよ?」

「ええっ、僕が弾くんですか?!」

「だって『弾き語り』なんだから。かっこいいピアノを弾いてこその弾き語りでしょ。そして『サー・デューク』なんだから。このイントロ弾かなきゃサー・デュークじゃないでしょ〜」

というわけで、その日から毎週、少しずつ区切ってのイントロ練習が開始されました。

Kさんはピアノを初めてまだ1年の初心者なので、イントロを弾かされるとは思わなかったかもしれませんね。

甘い。

でも、やってみれば、Kさんは感覚がいいので、意外とやれたりするのです。

何度かのレッスンを経て、イントロが右手で弾けるようになった!\(^o^)

「Kさんすごい!弾けましたねー」と絶賛。

「弾けるもんですねー。これは右手だけでいいんですよね?」とヒバリ先生の方を見たKさん。「え?ち、違うんですか?も、もしや

「せっかく秘密にしてたのにバレては仕方がない。これは両手で弾くのじゃ」

   

というわけで、次は両手ユニゾンでのイントロ練習に突入。

まあ、左手は右手に合わせていけば、何とかいけるから大丈夫だから。

こうして、ヒバリ先生に騙されながら少しずつ頑張り、イントロ両手弾きをマスターしたKさんです。

素晴らしい!なせばなる。

それからKさんはどうなったでしょう。

イントロの後は、エンディングがあるんだよね

そしてエンディングは、イントロの5倍ぐらい難しいんだよね

「これも自分で弾くんですか?!」

そうです、弾くんです。

「も、もしかしてこれも両手ですか?」

その通り!

というわけで、今日もKさんは「サーデューク」のエンディング両手弾き完成を目指して頑張っているのです。

手の形。指づかい。鍵盤のアタックとリリース。ポジションの移動とジャンプ。

それらを、レッスンの度にある時は2小節、ある時は1小節、またある時は半小節だけ、など少しずつ少しずつ身につけていきます。

今週のレッスンで、ついに最後まで弾き切ったKさん。

やったね。

よくがんばりました。

あとは繰り返しの練習あるのみ!

がんばれー

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サー・デュークのイントロ

2020年08月27日 | 弾き語り

さん(メンズ):

「弾き語り希望」とのことでピアノを始めて、1年ちょっとです。

今、練習しているのは「サー・デューク」。

'70年代、スティービー・ワンダーの大ヒット曲で、今ではスタンダードナンバー化している名曲です🎵

ファンキーなメロディーもリズムもごきげん、歌詞(もちろん英語)もごきげん、ピアノコードも明快と、三拍子揃った嬉しい曲なのですが、ただ一つ、大きなハードルが。

それは、独特なイントロとエンディングです。

コレなくしてはサー・デュークが成り立たない、というくらいの強烈なインパクトを持ったイントロ&エンディング。

オリジナルはブラスアンサンブルのユニゾンですが、Kさんはピアノ弾き語りなので、当然ピアノで弾かなければなりません。

ヒバリ先生ならば初心者のKさんに選びはしないよ、という曲ですが、Kさんが自分で曲集の中から選んできたんだからしょうがない。

おまけにこの曲、クリスマス発表会に弾こうよ、ということにしたので、四苦八苦して このインスト部分の練習に励む羽目に

それでも、Kさんはがんばってイントロをマスターし、エンディングも半分くらいクリアして、あとはエンディングの残り半分をマスターするばかりになりました。

あと、もう一息です。

がんばろう!

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素敵な弾き語り目指して

2020年02月27日 | 弾き語り

Kさん(メンズ)

すてきな「弾き語り」を目指してピアノを練習しています。

(ボーカル)は、文句なしに上手なKさんなので、その歌を、自分の流暢(りゅうちょう)なピアノ伴奏で弾きながら歌えたら

これはもう「鬼に金棒」ですよね!

そんなわけで、音階練習やアルペジオ、オクターブ練習などのエクササイズを地道に重ねながら、実際の歌を使い、歌+ピアノの実践練習も並行して行なっています。

今日のレッスンは、ジャズのスタンダードナンバー「スターダスト」でした。

Kさんが何気なく選んできた曲なのですが、ゆっくりしたテンポには似合わず 弾くとかなり難しいです。

歌の場合、音域に合わせてキーチェンジもしなければならず、ピアノソロにはない苦労が色々あります。

今日やったのは、ヴァースを除き、AメロとBメロの部分だけですが、Kさんはがんばってコードをつけ、弾き語りしました。

難しい曲なので、今の段階ではここまででOKということに。

スターダストのレッスンは一応修了なのですが、せっかくのKさんの素敵なボーカルが中途半端に終わってしまうの、なんかもったいないね。

なので、来週、「ピアノ無し」の歌だけ、頑張ってきて!ということにしました。

ピアノの心配をせず伸び伸びと歌ってるのを聴かせてもらいたいと思ってね。

その時はヒバリがピアノ弾きますので、必要ならヴァースも付けて、ジャズボーカルを満喫してください。

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