HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

黒ねこちゃんと「貴方の恋人になりたい」🎵

2024年09月20日 | いろんな歌・いろんな曲

黒ねこちゃん(小4):

「貴方の恋人になりたい」というJ-popの曲を練習しています。

最初、パパに作ってもらったという歌だけの楽譜を持ってきたので、好きな歌ならいいよ、と軽い気持ちでレッスンに取り入れていました。

「歌もの」ネックあるあるなんですが、この曲も「譜割りがあいまい」、「1番と2番でメロディーが違う」、そして最大のネック「キーが難しい」すべて搭載(とうさい)です(^_^;)

特にキーが「B」、調号で言うと♯♯♯♯♯、シャープが5つ付くのです。メロディーほぼ黒鍵ばっかり。

初めからヒバリ先生が楽譜作ってあげるんだったら、迷わず半音上げてハ長調にしてたところですが、もう楽譜をパパに作ってもらってあったので それを尊重し、シンプルなラウンドコードの伴奏をつければなんとかいけると思ったので、オリジナルキーのままで進めることにしました。

黒ねこちゃんも頑張っていて、それはいいんだけど、12月に行う発表会の準備も始めなければいけません。

そろそろ切り上げて、新しく発表会用の曲を決めないと。

それとも?

「ねえ、相談があるんだけど」

先生は黒ねこちゃんに聞きました。

「この曲の最後の方に、すっごくかっこいい演奏が入ってるんだけど。歌じゃないとこね。こういうの」

そしてYouTube音源の、エンディングインスト部分を聴かせました。

「ピアノで弾くとこんな感じ」と弾いて。

「うわ、めっちゃすごいねー」

「かっこいいでしょ?でね、この部分も弾くなら、この曲を発表会の曲にしようと思うんだけど。どう?」

「うわー、どうしようかなー 弾けるかなー…めっちゃ難しそう!」

「難しいよ?でもかっこいいよね?」

「うん、かっこいい!」 

「でも難しいんだよ」

「うん、難しそう〜」

「どうする?」

「うーん…」

一瞬の沈黙の後、黒ねこちゃんは

「弾く!」と力強く言いました。

「よし!弾くね」

「うん!がんばる!」

というわけで、現在 黒ねこちゃんは、「めっちゃ難しい」エンディングインスト部分の練習に全力投球しているところです。

毎週、少しずつ指づかいや弾き方を教わり、ピアノで弾いてそれを録画、お家に帰ってもすぐに弾いているとのこと。

実は、ヒバリ先生としては、エンディングのこのピアノワークこそが、黒ねこちゃんの持ち味&見せ場だと思っています。

今年の発表会、黒ねこちゃんの「売り」をアピールできる曲は何かな〜と ずっと考えていたのですが、この曲で!

フィニッシュの華麗なピアノワークを、ぜひがんばってもらいたいです!

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ごましお色でブリンバンバンボーン🎵

2024年08月28日 | いろんな歌・いろんな曲

ごましおくん(小4):

今日、レッスンにやってきたごましおくんは「お見事!」というほど真っ黒に日焼けしていて、その色はまさに「ごましお」だ。

今日は夏休み最後のレッスン日。この黒さは、元気に過ごした夏休みの成果ってことだね。

ごましおくんは、出しておいたキーボードの鍵盤に指を置いて、前にやった伴奏パターンを思い出そうとしている様子。

「じゃ こっちからやろうか?ブリン・バンバンバン」

「うん」

ごましおくんには、去年に引き続きグループ合奏チームの「キーボード伴奏係」を任命してあります。

先生がピアノでメロディーを弾き、ごましおくんがキーボードのオートリズムに合わせて、Am、E、Am、E …とリズミカルにコードを弾いていきます。

リズムを外さないように、からだ中で拍子を取りながら一生懸命。

「ねえ、伴奏やりながら、右手でメロディーも弾けない?こっち側で」と先生。

「無理無理!無理だよ〜」と言いながらも、恐る恐る右手をキーボードの高音域に伸ばしてメロディーを弾いてみてるごましおくん。

ちょっとアタフタしてるので

「テンポおとしてみるね。このテンポでどう?」とオートリズムのテンポを下げて、再度アタック。

🎵 鏡よ鏡、答えちゃって、Who's the best?  I'm the best, オー、イェー!

「できるできる!弾けるじゃん!」と先生盛り上がる。

「うわ〜」と必死のごましおくん。

「テンポ上げちゃうよ!」とオートリズムのテンポを上げる先生。

🎵ブリン、バン、バン、ブリン、バン、バン、ブリン、バン、バン、ボーン!

「すごいすごい、弾けるよ!すごいねー」

先生大絶賛、ごましおくん、自分でも(けっこう弾けたじゃん)と まんざらでもない様子です。

すごいなー

速いテンポのリズムに合わせて、メロディーと伴奏を一緒に弾くのは、どっちかというと苦手だったごましおくんだけど、両手のタイミングをしっかり合わせて、しかもオートリズムのテンポに乗って弾けるまでになっていたのは驚きです。

ひと夏超えて、成長していたんだなーと実感しました。

真っ黒顔はダテじゃなかった!

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カントリーロードはソラシ〜🎵

2024年08月23日 | いろんな歌・いろんな曲

夏休みで旅行に行っていたカメですくん(小4)が久しぶりにレッスンに来ました。

ヒバリ教室に入門してすぐお休みになったので、今日が 今月最初のレッスンです。

「あの魚、コイ?」

部屋に入っての第一声は、奥の部屋にチラッと見えている水槽に向けての質問でした

「あれ金魚なの。もう15年も生きて、10倍ぐらいになっちゃったんだよ」

「へ〜」

先月レッスン初日の時の第一声は「入り口の木にイモムシいたよ」だったカメですくん、さすが博物博士(?)

カメですくんは4年生でのピアノ入門なので、すでに学校で鍵盤ハーモニカやドレミの音符は履修済みだと思っていたのですが、違ったらしい。

カメですくんの行っている学校では鍵盤ハーモニカは習っていなくて、3年生からリコーダーを習ってるとのこと。

「カントリーロード習ってるよ」とカメですくん。

「そうなんだ。🎵ソラシ〜、シラソラ〜、って吹くのかな?」

「うん、そう」

「じゃピアノでも それ弾いてみようか」

「うん」

小学生のリコーダー入門では、まず左手の「ソ」の音からスタートするのが一般的です。

そこで、いつもは「まんなかのド」から始める入門レッスンですが、カメですくんの場合は「ソ」の音から始め、キーもト長調でスタートすることにしました。

カントリーロードのサビの部分メロディーを弾くのと、「ソ」「ラ」「シ」の音符カードを使って楽譜を覚えていきます。

サビの部分が弾けるようになったので、そのほかの部分は先生が弾き、お互いに自分が弾いてないところはタンバリンを叩いて、本日のカントリーロードが楽しく完成しました

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ブリン-バン-バン-ボンで大盛り上がり🎵

2024年06月16日 | いろんな歌・いろんな曲

黒ねこちゃん(小4):

バーナム速弾き〜持ち曲のレッスンとメニューをこなした後、「さあ、これやろう!」とピアノに向かったのは『Bling-Bang-Bang-Born(ブリン-バン-バン-ボン)』、ちょっとおさまって来てはいますが、まだまだ世界中でブレイク中のごきげんな曲です。

ジュニアクラスは全員知ってる、全員弾ける、中毒性のある歌とダンス。

「みんなでコレやろうよ!」

「うん、いいね!発表会で弾こうよ」

ということになって、黒ねこちゃんは「ボク伴奏やる!」と ピアノ伴奏者デビューを表明。

「先生、歌弾いてね」

「いいよ。せーの!」

で弾き始める。

ブリン バン バン、ブリン バン、バン、ブリン、バン、バン、ボン!

どんどんテンポを上げながら何度も繰り返し、止まらない!

🎵ピンポ〜ン

「あっ、ロータスちゃんが来た。じゃ黒ねこちゃん、また来週ね」

「えっ、もう時間?早いよー もう一回、もう一回だけお願い」

「じゃあと一回だけね!」

と始めたら、入ってきたロータスちゃん(小1)がドラムスティックを握り、ドンチャカ叩き始めた。

先生と黒ねこちゃんの連弾に合わせて、スネアを叩き、バスドラを踏み、シンバルをジャーン!

「今度、交代だよ!」

黒ねこちゃんとロータスちゃんが、ピアノとドラムを交代してまた続ける。今度は先生が伴奏だ。

もう三人とも止まらなくなって、ますます演奏は白熱。

ふと振り返ったら、隣室に遊びに来ていたドクターが、何事かとドアのところに来て ニコニコしながら見物していた。

「盛り上がってるねー」

やっと演奏を止め、

「黒ねこちゃん、もうほんとに帰らなきゃ」

「あ〜ん、こんなに楽しいのに〜帰りたくない〜ここは音楽ワールドなんだから〜」

「もう帰る時間過ぎちゃったよ。ママが心配するよ」

「じゃ来週は、少し遅くなるねってママに言っとく!」

こうして、ようやく白熱ライブは終了しました。

ジュニアクラスは、全員この曲が大好き。発表会では小学生全員で合奏する予定です。楽しみだ。

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まほちゃん・アメちゃん、姉妹で連弾🎵

2023年06月10日 | いろんな歌・いろんな曲

 ピンポ〜ン

「こんにちはー」

声を揃えて、まほちゃん(小3)・アメちゃん(小1)の姉妹がやってきました。

以前はそれぞれレッスン日が違っていたのですが、この春、アメちゃんが小学生になってから、同じ曜日にレッスンに来ることになったのです。

一緒に来ると、なんかウキウキした気分になりますね。

「誰が先にレッスンする?」

「アメちゃんから」

ってことで、さっそくアメちゃんがレッスンを始めました。

アメちゃんは、いくつか曲を弾いたらピアノの前から立ち上がり、ソファーで本を読みながら待っているまほちゃんのところへ行って、何やら耳打ちしています。

「ねえ、まほ。ゴニョゴニョゴニョ」

「え?先生に聞いてごらんよ」

まほちゃんに言われて、アメちゃんは先生に言いました。

「あのね、『ドレミの歌』、二人で弾いた」

そうか。夏にやる発表会の時に、アメちゃんに「ドレミの歌」を提案し、まほちゃんに「伴奏してあげて」と頼んであったのです。

まだ最初の方だけしかレッスンしてないけど、お家で一緒にやってみたんだね。

そこでアメちゃん、まほちゃん、二人並んで、「ドレミの歌」を弾いてみました。

まほちゃんの軽快なリズム伴奏でスタート。

さすが姉妹、よく揃っていい感じです🎵

ドはドーナッツのド、から始まって、最後の「さあうたいましょう」までを2回繰り返し、そして今日は、その続きまで少し進めて、「ここまで覚えて練習してみてね」ということになりました。

まほちゃん、ヒバリ教室では まだ新人の方だと思ってたけど、もうこうやって、伴奏やってね、と言われたら サッと出来るようになってる。

実力も貫禄もついてきたなー、と思います。

まほちゃん、伴奏よろしくね。

アメちゃんもがんばろうね。

姉妹での連弾、楽しみだ。

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「ジングルベル」の歌詞🎵

2023年06月10日 | いろんな歌・いろんな曲

ピアノを習い始めた小さい生徒たちが、その少しのテクニックや読める音符の範囲で弾ける曲。

そうたくさんはないですが、子どもたちが「ピアノで弾けた!」「楽しい」と思うことができる貴重な存在です。

その「簡単に弾ける曲」の一つに「ジングルベル」があります。

「ドレミファソ」の元指(もとゆび)だけで弾けて、おまけにミミミ、ミミミ、とシンプルな音使い。

リズミカルでスピード感があるし、「弾いた!」という満足感が得られるので、子どもたちに人気です。

いつも 習い始めの誰かが弾いているので、ヒバリ教室では真夏だろうと春秋だろうと、一年中、「ジングルベル」が鳴り響いています()

ところで、その歌詞、原曲は英語なので

ジングルベル、ジングルベル、ジングル オール  ウェイ、となるんですが、歌集や楽譜、それとか動画などでも、いろいろな歌詞で歌われていて、面白いです。現在は

ジングルベル、ジングルベル、鈴がなる〜🎵

というのが定番かな、と思いますが、

じんぐるべー、じんぐるべー、

と歌ってる子もいるし、また、小さい子用に

リンリンリン、リンリンリン、

としているものもあります。

昔、J君は1歳の頃、

ちんちんちーん、ちんちんちーん、くーりしゅましゅ〜🎵 と歌ってたなー()

最近面白いと思ったのは、英語圏で覚えたと思われるミニーちゃんの歌。

ティンカーベル、ティンカーベル、と歌ってました。 

年齢が小さければ小さいほど、意味などお構いなしに 自分の耳に聞こえた通り 素直に歌ってる。

みんなの大好きなジングルベル、さて、あなたはどんな歌詞で歌ってますか?

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トイピアノでマフィン・マン🎵

2023年06月08日 | いろんな歌・いろんな曲

ミニーちゃん(小1):

この春、小学校に入学するちょっと前から、ヒバリ教室の生徒になりました。

といっても、おうちの都合で、下北沢にいるのはほんの少しの間だけなんだそうです。

夏休みになるころには、もうバイバイ

短い間だけど、元気いっぱいなミニーちゃんはそんなことちっとも気にせず、楽しくピアノに来ています。

「先生、『マフィン・マン』っていう歌、知ってる?」とミニーちゃん。

「知ってるよ。ドゥ ユー ノウ、ザ・マフィン・マン、だっけ?YouTubeで見てみようか」

iPadで動画を探して

「あっ、これこれ!」とミニーちゃんが指差した動画を再生し、二人で声を合わせて歌います。

ミニーちゃんは、グランドピアノの下から赤いトイピアノを見つけ出し、「これで弾く!」と 小さい鍵盤を鳴らしました。

「いいよ。最後の所なら弾けるよ。こんなふうに」

この動画はト長調での歌だったので、最後の1フレーズ、黒鍵も使って「ソ、ララソファソー🎵」を弾けるように教えてあげました。

iPadで動画を最初から流しながら、それに合わせて 二人で大声で歌い、先生がピアノを弾き、ミニーちゃんは最後の「ソ、ララソファソー🎵」が来るたびに そこを弾きます。

こうして、「マフィン・マン」が弾けるようになったミニーちゃんは、それからもレッスンに来ると、「マフィン・マン」だけは「これで弾かなきゃ!」とトイピアノで弾いてます()



ポピュラーピアノには楽譜がない?!🎵

2023年03月01日 | いろんな歌・いろんな曲

炭焼き職人くん(大人)

「糸」(中島みゆき)を練習中です。

忙しいお仕事の合間を縫ってちゃんと練習し、レッスンも休まず通っているので、いつも感心しています。

炭焼き職人くんがやっているのは「ポピュラーピアノレッスン」。

ところで、ヒバリ教室のポピュラーピアノレッスンの特徴を一言で言うと、「楽譜がない」ということかもしれません。

楽譜を買ってきて、その通りに弾いて完成させるのではなく、シンプルなメロディーだけの楽譜を用意し、伴奏やスタイルは 弾きながら工夫して作り上げていくのです。

また、「これが完成形」という「ゴール」もありません。

弾けるにつれ、先生が次々と音符やテクニックを付け足し、どんどん盛っていきます。

生徒さんのレベルやモチベーションなどによって、「盛り」の内容は変わりますが、

「難しいのは無理〜」という人もいるし、「簡単でかっこよく弾きたい」という人もいます。

炭焼き職人くんはどうかというと、「どんどん難しくしてください!」という姿勢です。

感心ですね!

だからヒバリ先生も遠慮なく、和音を変えたり、伴奏形を複雑にしたり、コードの弾き方を変えたりして、「糸」をレッスンし始めて2ヶ月ほど経った今では、かなりピアニスティックなアレンジが盛り込まれてきました。

炭焼き職人くんは、こういう美しい曲が好きだと見えて、そのピアノの音色はとても柔らかくてきれいなんです。

また、コードや音使いの仕組みも熱心に飲み込んでくれるので、今ではコードの基本形だけではなく、転回形も恐れず使ってもらっています。

ただ今、2コーラス目の中ほどに差し掛かり,より豊かなサウンドになるように「盛り」が加わってきたところです。

これからの展開がどうなるか、楽しみです。

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「草競馬」をスピードで🎵

2023年02月28日 | いろんな歌・いろんな曲




アルフレッド・ピアノライブラリーの中の「草競馬」という曲。

これはアメリカのフォスターという人が作った曲で、もはやアメリカ民謡と言ってもいいぐらい、おなじみの曲です。

本物の「競馬」というのは大きなスタンドやスタジアムのある競馬場でのレースだけど、この「草競馬」は、アメリカの西部開拓自体に、テント村の野原でワイワイガヤガヤと行っていた アマチュアの競馬です。

だから、途中で穴にはまって出られなくなる馬がいたり、コースに牛が紛れ込んできたり、という てんやわんやの大騒ぎなのです。(歌詞の内容から)

今週は、まほちゃん(小3)とはなちゃん(小2) この曲をレッスンしました。

一通り弾けるようになったら、田舎の草競馬の様子を出して弾いてみることにします。

まずは、先生が連弾で伴奏参加して賑やかに盛り上げる。

楽譜は1コーラスしか書いてないんですが、それを2回繰り返してつまり2コーラス弾く。

そして、1コーラス目は のんびりと弾き始めます。

2コーラス目に入るころから、先生の伴奏が だんだん速くなってくる。

どんどんどんどん、勢いがついてきて、最後はすごいスピードになって、大興奮のうちにフィニーッシュ!

うわー、ドキドキするねー。

みんなも、曲のイメージに合わせてテンポを速くしたり、逆にゆーっくり弾いたり、いろいろやってみてね。

おもしろいよ。

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千本桜お気に入り🎵

2023年02月25日 | いろんな歌・いろんな曲

黒ねこちゃん(小2)

レッスン室に入った途端、カバンもほっぽり出して いきなり「千本桜」を弾き出しました。

「千本桜」は、去年のクリスマス発表会で弾いたお気に入りの曲です。

「えっと、ここの伴奏どうだっけ?」

ほぼ3ヶ月も前の曲だから、ところどころ曖昧(あいまい)になってしまってる部分もある。

忘れた所は先生が手助けしながら、それでも抜群の切れ味で威勢よく弾き終えたけど、「先生の伴奏がかっこいいから、それやって!」とリクエスト。

「いいよ!」

待ってました,と応じ、「セーの!」

で連弾で弾き始めた。

すごいスピードで、大迫力の演奏だ。

なにしろ先生の共演だから。

「たのしー!!」

黒ねこちゃん大満足。

「もう一回やろう?!」

「いいよ!」

「ねえ、今度の発表会は、先生と千本桜弾きたい!」と黒ねこちゃん。

「いいけどさ、誰か上級生に伴奏してもらうっていうのもいいんじゃない?ゴマちゃんとかさ」と先生。「ねえ?」

ちょうど早く来てのんびりしていたゴマちゃん(小5)に振ってみると、

「え? いいよ」と大らかな返事。

「ゴマちゃん、伴奏してくれるって。よかったね。それとかさ、もっとみんなを誘って,大勢でやるのもいいかもよ?打楽器とか入れて」

「うん、いいねぇ〜」

「シンバルとかさ、ジャァ〜ン!」

と、レッスン前にひとしきり盛り上がった「プロデュース会談」でありました。

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ジェリーくん「前前前世」🎵

2023年02月23日 | いろんな歌・いろんな曲

ジェリーくん(1)

「今度の発表会は『前前前世』を弾きたい。楽譜作ってね!」といって、さっそく練習を始めてるジェリーくん。

なんでも、ハラミちゃんがYouTubeかなんかでそれを弾いてるのを見て「これだ!」と思ったらしい。

そこで、メロディーはハ長調に移して、なるべくわかりやすい譜割りにしてと工夫して楽譜を作ってあげたけど、それでも「前前前世」は「前前前世」だ。

テンポ早いし、細かい音がいっぱいだし、リズムも難しいよね。

でもジェリーくんは、ぜんぜん気にしない。

からだ中でリズムをとりながら,力いっぱい弾いてる弾いてる。

「これ、前奏あるよね?」

楽譜をあげてしばらくたってから、ジェリーくんが言いました。

「ああ、イントロね?うん、あるんだけどとりあえず歌だけでいいかと思って、前奏書いてなかった… 

「前奏どんなの?」

「こんな感じだよ」と先生が前奏を弾いてみました。

「それ書いて?!」

「弾きたい?」

「うん!」

そこで,しょーがないので、とりあえずありあわせの五線紙に、先生が手書きでイントロを走り書きしました。

「これで練習しといて」

「うん、わかった!」

ジェリーくんは、すぐさま弾き始めました。

伴奏はコードネームなので、それもガンガン付けています。

「今からこんなに夢中になって弾いてて、発表会まで気持ちが続かなくなっちゃうんじゃないでしょうか」とママが案じています。

そう、私もそう思うんですよね。

でも、「発表会で」というのは、実際にステージに乗せる、というよりは、ジェリーくんの「本気で弾きたい」という気持ちを表した言葉だと思うんです。だから、今これが弾きたい!という熱い思いは、どんどん追いかけてもらいたいです。

そのうち、別の「弾きたい曲」が出てくるかもしれないし、その時はその時で。

それもまた、楽しみでもありますね。

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「グリーン・スリーブス」をリュートの演奏で聴いた

2021年01月26日 | いろんな歌・いろんな曲

Lちゃん(小5):

「アルフレドピアノライブラリー」が確実に進んでいることもあり、今日から並行して「エリーゼのために」も練習することになりました。

前に渡してある「曲集」にも載ってるし、ピアノをやってる人が一度は弾いておきたい「エリーゼのために」ですからね。

Lちゃんなら十分余裕で弾けるレベルですし。

今日は、冒頭Aの部分をレッスンしました。

一昨年の発表会で「乙女の祈り」を弾いて、クラシックピアノのタッチはかなり身に着けているLちゃんなので、メロディーや伴奏形のフレージング、脱力の仕方など、先生がいちいちうるさく言わなくても、ちょっとアドバイスしただけでやわらかな指さばきで弾けて、さすが上級生です。

来週はA-A’のところをまとめてこようということになりました。

メインテキストの「アルフレッドピアノライブラリー」では、「グリーン・スリーブス」という透明感のある美しい曲が課題でした。

この曲は、イギリスの古い民謡で、リュートという古楽器で弾かれることが多いです。

「アルフレッド」にもリュートを弾いているイラストがついていたのですが、残念なことに絵がちょっと違ってる。

リュートというのは、ギターにそっくりの楽器ですが、ネック部分がガックリと「折れている」のが特徴です。ところが、このイラストのリュートはネックが折れてない!

そこでYouTubeを開いて、Lちゃんと見てみました。

ほらね。ネックが折れてる。これがほんとなのよ。

Youtubeを開いたついでに、リュート演奏の「グリーン・スリーブス」も聴きました。

Lちゃん、イメージがつかめたかな。

来週、素敵な「グリーン・スリーブス」を弾いてね。

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「紅蓮華」弾いてみよう

2021年01月24日 | いろんな歌・いろんな曲

Tくん(小2):

先週レッスンに来た時に、Tくんが「今年、発表会で弾きたい曲きまった」と言うので「え、何?何の曲?」と聞いたら「でもなー、難しいんだよなー」と、ためらっている様子でした。

Tくんは、保育園時代からあまり一般的な童謡とかに触れてこなかったようで(通っていた保育園が「わらべ歌」でやっていくスタイルだったとのこと)、「チューリップ弾きたい」とか「メリーさんの羊ひいてみた」などのことがなかったのです。

そのTくんが「弾きたい曲ができた」とは。いったい何なのかな?

「何の曲? 言ってごらんよ」何度かうながして、ようやくTくんは言いました。

「ぐ!」

ぐ? えー、なんだろ。

「れ・ん・げ!」

ああそうか。今をときめく「紅蓮華」か。

へー。これまで、俗世間や流行とは無縁に生きてきたようなTくんが、ついにトレンドに乗ったか。

ある意味感慨深い。

「好きな曲」「弾きたい曲」に取り組む、というのは、子どもたちにとっても嬉しいことだし、がんばって練習するものです。それは先生としても好都合なので、童謡・J-POPなどにこだわらず、できれば好きな曲を時々でも取り入れるようにはしているんですが。

でもなー 紅蓮華・・

確かに、初心者には難しい。

でも、今、保育園生だって初心者だって、みんな弾いてみたいんだろうな。

そこで、できるだけわかりやすく、易しい書き方で、本来の雰囲気が伝わるような楽譜を作っておいたのです。

「ほらっ、楽譜つくったよ」

「ほんとだ!」

Tくん、さっそく音符と、添えられている歌詞を照らし合わせていきました。

「『♪それーだけさ!』ってとこはどこ?」

「ここだよ。ほら、ファミー ミファソ!」

「あ、ほんとだ。じゃ、『♪どーしたって!』は?」

「ここ、ここ!」

そうだ。何も最初から全部弾いていかなくたって、インパクトのある部分とか気に入ってるフレーズとかを弾くだけでも、かなり満足は得られるよね。

そのほかのところは先生が弾いてあげればいいんだから。

というわけで、Tくん、「紅蓮華」の楽譜を丁寧にファイルに収めて帰っていきました。

来週、弾けるところ増えるかなあ・・・がんばろうね。

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「君はともだち」を耳コピで

2021年01月23日 | いろんな歌・いろんな曲

Sちゃん(高2):

定番の「ハノン」エクササイズ・・・指練習、オクターブ、アルペジオなどをやった後、今日は「君はともだち」という曲を、Sちゃんが自分で耳コピしたものを聞かせてもらいました。

耳コピ、というのは、楽譜を見て音楽を弾くのではなく、音楽を聴き取って、それを演奏したり楽譜に起こしたりすることで、ポピュラー音楽には欠かせないテクです。

クラシック音楽は、昔からのものですから楽譜に書き残されているのですが、ポピュラーやジャズの音楽は、いちいち親切に楽譜に書いたりしてくれてないことが多いです。

いまテレビや映画などで流行っている曲を弾きたいと思っても、楽譜がないと弾けないようでは、楽譜が印刷されて販売されるまで、ずーっと待たないといけませんが、耳コピができれば、たった今リリースされた曲だって、ソッコーで弾くこともできるわけです。

ヒバリ教室でポピュラースタイルやコード奏などをやっている生徒のみんなは、けっこう耳コピができるようになっていて、最上級生のSちゃんなどは、かなり耳コピのセンスが身についてきていて頼もしいです。

今日やった「君はともだち」は、ディズニー映画「トイ・ストーリー」の曲ですが、そのカントリータッチの雰囲気、それに使用されているコードも、Sちゃんはよく聴き取っていて、とてもよかったと思います。

今日は、数か所あいまいだった部分をアドバイスして、演奏はほぼ完成したのですが、次はせっかくできたアレンジを保存しなければなりません。

それには、何らかの形で書き留めておかなければいけないので、来週までに前半のみでいいから小節割と、コードネームを書き込んできてみて、ということにしました。

実は、この部分がSちゃんにとっては最難関だと思うのですが、一応がんばてみてほしいです。

来週、どんな記譜ができてくるか、楽しみでもあり不安でもある・・・

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「ルパン三世」と「田園」

2021年01月23日 | いろんな歌・いろんな曲
 

Nちゃん(高1):

「ルパン三世」のアレンジ譜を練習しています。

テーマ部分の、左手で弾くビートの効いたバッキングが、とってもかっこよく弾けています。ドライブ感が生きてる。

ポップス系の曲はNちゃんお得意のジャンル。どんどんやってほしいです。

今日はもう1曲、前に渡してあったJ-POPのメロディー曲集から「田園」を一人で弾いてきました。

’90年代ぐらいの曲だと思うけど、Nちゃんは昔の曲をいっぱい知っていて得意なのです。

それは、おばあちゃんが歌好きで、いつも聞いていたから、というのが理由のようです。

Nちゃんの「田園」、直すところがないくらい良く弾けていました。

自分なりの工夫もあり、構成も良いです。

もう、自分でかなりのアレンジができる力がついていると思います。

来週は、今日の2曲をまとめてこようということになりました。

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