HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

まちピアノ情報-世田谷代田駅-

2025年02月28日 | 下北沢いろいろ

今日レッスンに来た りらつくまさん(メンズ)からの情報です。

下北沢の隣の駅・世田谷代田で、まちピアノが公開されるそうです。

何でも、世田谷代田駅でのまちピアノは6年ぶりらしいです。

   期間  3月7日〜3月16日

   場所  小田急線世田谷代田駅改札広場

りらつくまさんによると、下北沢のまちピアノと違って 世田谷代田駅のは改札の中にあるので,弾く人も見る人も、通勤途中の人とかが多く、街中にある下北沢のまちピアノとはちょっと客層が違うらしいです。

みんな〜、行って弾いてみれば?!

…と りらつくまさんにもお勧めしたんですが、「うーん、でもね…改札の内側だから、入場券買って入らなきゃいけないんですよね…」

そうか。電車を利用するついでがない人は、入場科がいるんだ。そりゃちょっとねえ。

「でしょ?」とりらつくまさん。「お金払ってまで弾くほどの演奏じゃないしねぇ」

そうだねー…普通、チケット代って、払ってもらって弾くんだけど,チケット代、払って弾くんじゃね…びみょー

でもさ、スタジオとかピアノレンタルルーム借りたら、安くても1時間1,000円や2,000円はするんだからさ、それ思えば駅のピアノなら140円で弾けるんだから,お安いもんじゃないの?!

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幻の「メリーさんのひつじ」を追え!-途中報告・リサーチの中間集計

2025年02月28日 | 幻の「メリーさんのひつじ」を追え!


「メリーさんのひつじ」の歌詞、Aバージョン(ひつじ、ひつじ〜)とBバージョン(メェメェひつじ〜)は どの年代にどのように歌われているのか。

さっそく教室に来る生徒のみんなに聞いてみました。

ロータスちゃん(小1):

「ひつじ、ひつじ〜だよ!そうだ、書いといてあげるね。わかんない人、いると困るから」と、統計を記録しようと用意していた紙に歌詞を書いてくれました。 はずむ部分、伸ばす部分のニュアンスも丁寧に書いてくれて、これなら楽譜の読めない人でもすぐに歌えそうです

ロータスちゃん、さらに「絵もあった方がいいいよ」と、色とりどりの絵も描いてくれました。陽の光が暖かな春の野原で遊ぶメリーさんとひつじです。緑の草原には桜の花やピンクの草花が咲き乱れ、青空には白い雲がぽっかりぽっかり浮かんでいます。赤いドレスにおしゃれなポニーテールのメリーさんもひつじもニコニコして、とっても楽しそう。素晴らしい絵ですね。楽しい気持ちがあふれて、この日は「今日はメリーさん弾いちゃおうよ!」と先生と二人、メロディーをいろんなポジションで弾いたり、伴奏パターンを変えたり、楽しいアレンジレッスンとなりました。

ちなみに、お迎えに来たロータスちゃんママも、前後に来た黒ねこちゃんもAバージョンとのことです。

小4ボーイズコンビ

エースくん:「オレいつも『ひつじ、ひつじ』って歌ってるよ?」

「でもさ、見てよこれ。ほれっ」先生が、教室にあるテキストを開いて見せました。

「メェメェひつじ」の歌詞が しっかり書かれています。

カメですくん:「なんでそんなヘンなのあるの?間違いじゃない?」

「そっか。間違いか」と先生。

「そうだよ。直せば?」

「そだね」

ってことで、楽譜の「メェメェ」→「ひつじ」に、最後の「まっ白ね」→「かわいいね」に、さらに音符も書き加えて、見事に訂正されました😄

このチームも「今日この曲弾きたくなった」と、その日の練習はメリーさんのひつじを素材にして行われました。

二人をお迎えに来たママたちにも聞きましたが、みなさんAバージョンとのことでした。

リサーチを始めて今日で3日目ですが、小1、小4、中学生、大人、と10人の人に聞いて、Aバージョン100パーセントでした。

そしてどの人もBバージョンは全く知らない、今初めて聞いた、というのが印象的でした。

リサーチ今後も続けます!おたのしみに。

To be continued

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幻の「メリーさんのひつじ」を追え!(第2章) 「ひつじ、ひつじ〜」の歌詞は誰が作ったの?

2025年02月28日 | 幻の「メリーさんのひつじ」を追え!

さて、いよいよ幻の「メリーさんのひつじ」を探す旅の始まりです。

2025年現在「メリーさんのひつじ」とされているのは 「メリーさんのひつじ、メェメェひつじ〜」という歌詞のもの。

気がついたらピアノ楽譜、歌集、小学生の教科書などの刊行物、またテレビやネットなどでの演奏 すべてこれなんですね。

この歌詞が作られたのは1927年だそうです。今からほぼ100年前!

作詞(訳詞)者の名前は高田三九三(1906-2001)。「メリーさんのひつじ」の他「十人のインディアン」や「すいかの名産地」などの歌の訳詞もしている作詞家の方です。

一方、幻の「メリーさんのひつじ」:「メリーさんのひつじ、ひつじ、ひつじ〜」というバージョンの作詞(訳詞)者については情報がほとんどなく、わずかなキーワードを手掛かりに あちこち検索して、ようやく探し当てました。

その人の名は久野静夫さん。やはり日本の作詞家です。

幻の「メリーさんのひつじ、ひつじ、ひつじ〜」バージョンは、やっぱりあったのです!

さらに、久野静夫さんは「こいぬのマーチ」「はしのうえで」「どんぐりさんのおうち」などの歌詞も作っている作詞家の方ということもわかりました。

ヒバリ教室でも、小さい生徒たちのレッスンで大変お世話になってるかわいい歌のいくつかは、この人の作詞だったのです!!

こんなにメジャーな歌の作詞をたくさん手掛けてる久野静夫さんなのに「メリーさん」に関してはその影もなく、なんなら歌自体「なかったこと扱い」レベルの冷遇です。ひどくない?

なんでこんなことになってるのか。

以前は「昔はA(ひつじ、ひつじ)バージョン)が主流だったけど、ある時代を境にB (メェメェひつじ)バージョンが作られ、置き換えられたのかな」と思ったけど、Bが作られたのは100年前だから。なんか合点がいかない。

よしっ、こうなったら統計だ。

教室の生徒みんな(幼稚園児〜シニアまで あらゆる世代)にA、B、どちらの「メリーさん」を歌っていたのか聞いて、年代とメリーさんの歌詞に相関性があるのかどうか統計をとってみるよ!

さて、どんな結果が出るかお楽しみに。

To be continued

【追記】


ヒバリ教室で使っているピアノ教材「たのしいピアノレッスン」にも、確か「メリーさんのひつじ」が出ていたよね、と思ってテキストを開いてみたら…

大発見!

A 、B 両バージョンの作詞者が、同じテキストの中に並んでいたよ!



この本には歌詞も載っていましたが、当然というかBの「メェメェひつじ〜」バージョンでした

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幻の「メリーさんのひつじ」を追え!-第1章・童謡「メリーさんのひつじ」の内容-

2025年02月27日 | 幻の「メリーさんのひつじ」を追え!

まずは、「メリーさんのひつじ」ってどんな内容の歌なのか みんなに知っておいてもらいたいので、何年か前にヒバリが 英語のオリジナル歌詞を日本語に訳してHPにアップしたものを載せておくね。(HPには今でも載ってるけど、見にいくのめんどくさいだろうから、ここに転載します)

オリジナルを完全に全部翻訳して、しかもメロディーに乗せて歌えるようにしてあるんだよ!すごくない?!(自慢)

[メリーさんのひつじ完全版 訳/ヒバリ]

メリーさんのひつじ、ひつじ、ひつじ、ふわふわひつじ、雪のよう。

どこでもいっしょ、いっしょ、いっしょ、メリーさんといっしょに ついていく。

学校へついてった、ついてった、ついてった、こりゃたいへんだ、おおさわぎ。

ひつじが来たよ、来たよ、来たよ、クラスのみんなはおおはしゃぎ。

先生こまった、こまった、こまった、メリーさんのひつじ、かえらない。

いい子にまってる、まってる、まってる、メリーさんの勉強おわるまで。

「どうしてひつじ、ひつじ、ひつじ、メリーさんがそんなに大すきなの?」

みんなはきいたよ、先生に、先生に、そしたら先生 言いました。

「だって そりゃそうさ、そうさ、そうさ、メリーさんが ひつじを大すきだから」

というわけで、深い愛情で結ばれたメリーさんとひつじの絆(きずな)は、学校の規則をもってしても 裂くことができなかったのでした。

そして、そのことを生徒のみんなに教えた先生も立派でしたね。

そう思いませんか?

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幻の「メリーさんのひつじ」を追え!-序章-

2025年02月26日 | 幻の「メリーさんのひつじ」を追え!

そもそもの始まりは、ヒバリのHP「 HIBARIピアノ教室 」のサイトを見てくださったという Oさんからの、童謡「メリーさんのひつじ」の歌詞についてのお問い合わせメールでした。

要約すると「自分が思っていた『メリーさんのひつじ』の歌詞が、今現在 いろんな所に出ているものとは違っている」という内容です。

Oさんが歌っていた「メリーさんのひつじ」の歌詞は

メリーさんのひつじ ひつじ ひつじ

メリーさんのひつじ かわいいな

というものだそうですが、今どこを見てもそんな歌詞は見当たらず、出てくるのは

メリーさんのひつじ メェ、メェ、ひつじ

メリーさんのひつじ 真っ白ね

というもので、それは昔からずっと変わらないと書いてあるというのです。

しかしOさんの奥さまも、「ひつじ、ひつじ」だと思っていたそうですし、ヒバリだってそう思っていたよ!

「ひつじ、ひつじ」の歌詞が存在しないのならば、なぜこのような記憶違いを多くの人が持っているのか、不思議でなりません」とOさんは書かれています。そして「何かご存知なら教えてください」とも。

これは思い違いじゃない、とヒバリは思いました。

幻の歌詞「メリーさんのひつじ、ひつじ、ひつじ、メリーさんのひつじ、かわいいな」は 絶対に存在した(する)。

ならばそれを探し当てようじゃないか。

ってわけで、ヒバリはソッコー 「幻のメリーさんのひつじ」探しの旅に出発したのであります。

以下、次号に続く。

To be continued

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バーナム何番が当たるかな🎵

2025年02月26日 | レッスン日記(小中高生)

ヒバリ教室では、バーナムが1冊修了して1段階上の本に進むと、新しい本の練習を進めて行くと同時に、この間まで「現役」だった、修了済みの本も持ってきて復習することにしています。

例えば紫の「ミニブック」が修了してオレンジの「導入書」に進んだとしたら、新しいオレンジの本は1番から順番に進めていき、修了済みの紫の本は、その場でくじ引きをして、出た番号の課題を弾く、という流れです。

くじ引きの方法は

①人生ゲームのルーレット

②12角形のサイコロ

③トランプ

のどれか好きなのを使います。

バーナムはグループ1から5まで、5つのチャプターに分かれていて、各チャプターに12曲ずつ課題が入っているので、くじも12個の番号で構成されていると都合がいい。

ジェリーくん(小3)はいつも 「人生ゲームのルーレット」を選びます。それはなぜかというと、番号を指す「ポイント」を引っ張ったり持ち上げたりして、簡単な番号にしようとズルを企んでいるからです。

今日も「ルーレット!」と手に取ろうとしてるところを「今日はトランプだよ!」と「ルー禁」に。

「えー、なんでー」

「ズルするからだよっ 今日はトランプなの!」

「え〜」

トランプ、♥️♦️♠️♣️それぞれキングKを抜いておけば、12までの数字として公正なクジになりますからね

今日は公正な数字判定によって、渋々6番とか9番とかを弾いたジェリーくんでしたが、弾いてみればけっこう真剣に弾いてる。

ほら見い。毎度わかりきった1番ばっかり弾いてるより、ずっと楽しいじゃないか。

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シモキタ倶楽部とそれぞれの課題曲🎵

2025年02月25日 | コーラス・合奏サークル

月1で集まり、ジャズ&ポップスコーラス(とその後の打ち上げ)を楽しんでいる「シモキタ倶楽部」。

本日のメンバーは 男性ボーカル2名(Jack&Jay)、女性ボーカル2名(Mike & P)、それにドクター(インスト担当)でした。

そのうちドクターは個人のピアノレッスンの生徒でもあるので、シモキタ倶楽部の練習の前にピアノレッスン。

そしてミケとヒバリは「チロリン村」のメンバーでもあるので、ドクターのレッスンの前に その練習。

と、多重構造のレッスンでややこしいです。

チロリン村の課題であるリコーダーとコーラス、それにダンスの練習を終えたあと、ミケはドクターのピアノレッスンを見学。

ドクターはピアノレッスンを終えたあと、第二会場(隣のダイニングルーム)で シェフと二人でプレ打ち上げをしながら、シモキタ倶楽部の練習UPを待つ。

さて、いよいよシモキタ倶楽部の練習の番です。

本日の練習曲は、8月に予定している「大人のカントリー音楽パーティー」で演奏する「コットン・フィールズ」「ユー・アー・マイ・サンシャイン」「ハロー・メリールウ」、いずれもカントリーミュージック。それと、季節の歌も軽く楽しもうということで、前にコラージュコーラスで歌った「真冬の帰り道」を歌いました。

驚いたことに、予想に反してどの曲も上手に歌えて、どうしたんだろう?!

ちゃんと早口の英語の歌詞もトチらずに歌えてるし、なんとハモりまでちゃんとできてる!

シモキタ倶楽部、ついに実力がついたのか!?

と、どこまでもメンバーの力には懐疑的なヒバリ先生であった。

その後の打ち上げでは、待ちくたびれてすっかり出来上がってるドクターとシェフに合流し、おでんその他のおつまみで盛り上がりました。

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「とびだせりすちゃん」に2番をつけよう🎵

2025年02月24日 | いろんな歌・いろんな曲

チップちゃん(小3):

「楽譜を見て弾く」ことに親しめるように、しばらくは敢えて易しいレベルですぐ効果の現れる曲を選んでいます。

今回は「とびだせりすちゃん」。

1コーラス目は「♪おやすみりすちゃんラララララ…」と歌いながら ゆーっくり弾く。

そして2番は一転、全速力で「♪とびだせりすちゃんラララララ」と弾く、という楽しい曲です。

チップちゃん、楽譜を見ながら「おやすみりすちゃん〜」を正確に弾くことができたんですが、2番の全速力は「無理〜そんな速く弾けない〜」と弱気。

「じやね、『おやすみりすちゃん』ってゆっくり弾いた後、急に飛び出さないで、目が覚めたとこ弾くことにする?『おやすみ』より少しだけ速く弾くことにして。それを2番にすればいいんじゃない?」と先生がアイデアを出しました。

「うん、そうする!」とチップちゃん。

「じゃ2番の言葉考えようよ」

ってことで、チップちゃんは「2番の歌詞」を書き加えました。

♪目が覚めた りすちゃん ラララララ、まだねたいよりすちゃん ラララララ

「これでいいね!」

こうして「とびだせりすちゃん」は3番構成となり、チップちゃんはゆっくり〜中くらい〜速く と3段階でスピードアップしながら、無理なくチャレンジすることができました!

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ブルグミュラー「帰り道」主役はミッキー🎵

2025年02月24日 | ブルクミュラー

ゴマちゃん(中1):

 ブルグミュラー、「舟歌」はけっこう苦戦しましたが、なんとか終えてホッとひと息。

「次の曲の方が簡単だから!ほら見て。左手ずーっと同じ和音」と先生。

「ほんとだ。簡単かも」とゴマちゃん。

「『帰り道』っていうタイトルだけどね」と先生が説明します。

「遠い大学やなんかに行って長い間家を離れていて、何年かぶりに故郷に帰る、っていう感じだと思うんだ。ほら、この絵にあるように、昔だから馬車に乗って帰るのよ。遠い遠い道のりを馬車に揺られて、馬のひずめの音が…」

言いながら先生は弾き始めます。

「イントロは『家に帰るんだ!嬉しいなあ!待ちきれない!』っていう気持ちが膨らむ所。それからダン、ダン、ダン…と左手の和音は馬車と馬のひずめの音」

「ほんとだ!馬車の音だ」とゴマちゃん。

「中間部は回想だよ。ケンカした幼なじみのアイツは元気かな。そして初恋のあの子はどうしてるかな…それから場面は現実に戻り、再び馬車の音。ダン、ダン、ダン、ダン、ダン、ダン…だんだん家が近づいてきて、テンポが緩んできて…ダン…ダン…ただいまーっ」

                           




「ほんとだー。今、頭の中にミッキーが馬車に乗っていくとこが浮かんだ!ドナルドとケンカする所とか、ミニーも出てきた。主人公、ミッキーだった!」

ゴマちゃん、映画「ファンタジア」を観たことで、音楽を聴いてイメージを描くということに大きく心を揺さぶられたようです。

ピアノを弾くこと、音楽を演奏することは、単に楽器を巧みに操ったり名人芸を披露したりすることではありません。

ましてや、その技量を競ったり人からの賞賛を期待したりするものでは決してありません。

音楽は、ピアノは、純粋な精神活動であり、美しいものを心に描いたり、喜びや悲しみや憧れなどを 自分のセンスや感性で表現したりすることにこそ喜びを感じ得るものです。

13歳のゴマちゃんが、音楽をイメージする喜びに目覚めてくれたこと、とても嬉しく思います。

これからの成長につれ、その瑞々しい心で感じるままに、音楽の、芸術の世界を広げていってほしいです。

来週の「帰り道」、期待してるよ。

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「ファンタジア」のミッキー「魔法使いの弟子」🎵

2025年02月23日 | TV・映画・ステージなど

ゴマちゃん(中1)が言いました。「ミッキーの『魔法使い』の曲観たよ!」

「この曲? 🎵🎵🎵〜」先生が歌ってみます。

「そう、それ!」

「『魔法使いの弟子』だね」

「それそれ!音楽とミッキーがぴったり合ってた」

「あれ、すごいんだよね。魔法が解けなくて大洪水になったり」

それは、ディズニーアニメ「ファンタジア」の中の1シーンです。

クラシック音楽にディズニープロがアニメーションをつけた映画で、初公開は1940年でした。

収録曲は

・バッハ「トッカータとフーガニ短調」

・チャイコフスキー「組曲・くるみ割り人形」

・デュカス「魔法使いの弟子」(ミッキーが登場してるのはこの曲!)

・ストラヴィンスキー「春の祭典」

・ベートーヴェン「田園交響曲」

・ポンキエッリ「時の踊り」

・ムソルグスキー「はげ山の一夜」

・シューベルト「アヴェ・マリア」

で、それぞれの曲にディズニーさんのイメージした美しいアニメが付き、その合間には、実写でこれらの曲を指揮してる指揮者のストコフスキーさんとアニメのミッキーが握手したりと、当時としては画期的な作品でした。

今はDVDやブルーレイも発売されているので、音楽をやる人には是非観てもらいたいです。

Amazon.co.jp: ファンタジア スペシャル・エディション [DVD] 

言っておきたいのは、これは「クラシックコンサートDVD」で、アニメのストーリーを追うものではないってこと。それを知らずにミッキーの面白い冒険を期待して、お子さんに見せて「失敗!」となる人もいるので注意です。

でも、中学生のゴマちゃんは「この映画見て、音楽を画面でこんなふうに表現できるんだ!ってことが初めてわかった。よかったよ」と、音楽によるイメージの表現に開眼したようでした。

「そうだよ。ピアノを弾くときは、それを脳内でやるんだよ。心の中にアニメをつくるんだよ」

「そうかー」

ファンタジアで音楽→イメージに開眼したゴマちゃん、早速その体験が生きることになります。

それについては また明日ね。

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ひよこちゃんノート楽しい🎵

2025年02月22日 | ブルクミュラー

ひよこちゃん(小4):

「ブルクミュラー」教本に入り、今は3曲目の「牧歌」をやっています。

「牧歌って、牧場の歌、って意味だよ。外国の曲だから、すごく広い広い山の牧場なんじゃないかな」

先生がスマホを開いて、YouTubeでアルプスの山々や牧場の風景を出してみます。

「うわー、きれい!すごいきれいな景色」と目を見張るひよこちゃん、きれいな空気の 山の牧場のイメージが浮かんだかな。

曲は2ページあり、「難しい…」と言ってるので「前半のここまででいいよ。ここまでだけ、やってきて」と言われ「はいっ、ここまでだったら大丈夫!やってきます!」と元気に答えたひよこちゃんです。

レッスンでは、この間から ソルフェージュの曲をノートに書き写す課題もやっています。

今日は、楽譜通りに書き写すだけでなく、同じメロディーを1オクターブ上、そして1オクターブ下(ヘ音記号)にも書き写す課題をやりました。

ひよこちゃんは、この課題がとても楽しい!と言って嬉しそうに書いています。

楽譜を読んだり、弾いたり、そして書いたりして、音符が身近になっていくといいな。

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二人でレッスン・小4ボーイズ🎵

2025年02月21日 | レッスン日記(小中高生)

カメですくん(小4)とエースくん(小4)は同級生。月に2回、二人でレッスンに来ます。

今月は、「学校で劇に出る」イベントがあったりしたため、今日が久しぶりのレッスンです。

まずはリズム活動から始めます。

エレクトーンの8ビート・オートリズムに合わせ、カスタネットを使い 2小節ずつの即興リズムを 先生と3人で次々回していきます。

なかなか斬新なリズムが繰り出され、迫真のセッションとなりました。

次はリズム音符のカードを使ってリズム打ちをやってみます。

カードを並べて、左側の2小節分,右側の2小節分を 続けて打ったり、左側のリズムをカメですくん、右側のリズムをエースくんと分担して 順番に打ったり、左右を交代したり、それから この二つのリズムを同時に打ったり、いろんなバリエーションを使ってリズムに反応できるようにしていきます。

続いて、メインのピアノ。

「どっちが先に弾く?一人はエレクトーンで練習してて」

「オレ先に弾く!」とエースくん。

「じゃオレこっち弾く!」カメですくんはエレクトーンにむかいます。

二人、2〜3曲ずつピアノでレッスンしてはエレクトーンで練習、を繰り返し、最後は二人一緒に「ヒガシマルうどんの歌」をにぎやかに弾いておしまいです。

さすが4年生、と思うのは、音符を習ったらすぐに覚えること、それからテキストの新しい練習曲も 最初から両手を合わせて弾こうとがんばる。そして弾ける。…っていうのがすごいと思います。

この「ボーイズ合同レッスン」、なかなかいい感じで発進したところ。

これからどんな風に発展していくか、楽しみです

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チロリン村とリコーダー🎵

2025年02月19日 | コーラス・合奏サークル
※(画像の楽器や音符はどれも消しゴムです。カワイイ)

「チロリン村」は、下北沢の片隅にある小さな村です。というか、2年ほど前のある日 忽然と出現した、と言ったほうがいいかもしれません。

村長の「クルミのクルコさん」以下、ピーナッツのピーコ、リンゴのお花ちゃん、パイナップルのるるさんが住民で、あと一人 猫のミケが時々電車に乗ってやって来ます。

この女性5人のメンバーで、 ピアノを主とする音楽の研鑽に励んでおります。

今年の新年会の後には、うち揃って北沢八幡神社へ初詣し、続いて隣接する「森巌寺」内に祀られた弁天様(芸能の神)にお詣りして、ピアノの上達をお願いしたのでした。

ところで先日、思いがけなくメンバーみんなが「リコーダー」を体験する機会を得たので、この際がんばって練習し、夏に予定している「大人のカントリー音楽パーティー」にエントリーしようということになりました。

リコーダー初体験という人がメンバーの約半数、小学校で習ったけど吹き方をほとんど忘れてしまったという人が大部分、という状態でしたが、やってみたら小学校で経験していた人はすぐ思い出してきれいに吹けるようになり、初めての人も楽しんで吹けるようになってきました!

「大人のカントリーコンサート」本番は8月です。

チロリン村チームは、リコーダーの他 カントリーソングのコーラスを2曲、それから「ラインダンス」でエントリーしようと思っています。

「ラインダンス」といっても、宝塚で踊ってるみたいなアレではありません。

「カントリーラインダンス」といって、カントリーミュージックに合わせてみんなで踊るもので、1970年代後半ごろアメリカから世界に広がったと言われています。

普段はピアノの個人レッスンに通ってるチロリン村の面々ですが、コンサートが決まってから、折をみては集まって、狭いレッスン室でダンスのステップを踏んだり、リコーダーをピーピー吹いたりしています。

チロリン村では、リコーダーの他に いずれ鍵盤ハーモニカも取り入れていきたいと思っています。

これからのチロリン村に期待!

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ロータスちゃんの色分け音符🎵

2025年02月13日 | レッスン日記(小中高生)

ロータスちゃん(小1):

「ピアノを弾くのが大好きで、家でもいろんな曲を弾いたり、学校で習った歌をピアノで弾いてみたりしています」とママも言うとおり、「音」や「メロディー」、それにこの頃は「和音」にも、とても敏感な感性を持っているロータスちゃん。

ただ、音符を読んで弾くのがちょっぴり苦手、というか、それより伸び伸び好きに弾くのが楽しいよ!というのが これまでの状況でした。

でも、自分で弾きこなしてる音と読める音符とのギャップがなくなれば、もっともっと音楽が広がります。

「ロータスちゃん、今、これぐらい音が弾けてるんだよ?」

先生がロータスちゃんのノートに音階を書きました。

「もうこれだけ習ってるんだから、ちゃんと読んで弾けるはずなんだよ。上に向かってドレミファソラシド、下に向かってドシラソファミレド。ねっ?」

「わかった。色塗ろう!」とロータスちゃん。

「そうだそうだ、それがいい」と先生。

そこでロータスちゃんが色を塗って完成したのが、上の図です。

自分で独自に「ドは赤、レはピンク」などと決め、ちゃんと色を塗り分けて

「読み方も書いとく」とカナも振りました。

カタカナとひらがなが混在しているのが味わいです(笑)

ロータスちゃん、1オクターブ上のドには↑を添えて「高いド」を表し、ヘ音記号の五線の方には ↓ を添えて「低いエリア」を表しました。

すごい。なんと完璧な「音符表」ではありませんか。

これだけできるんだから、実際の楽譜もスラスラ読んで弾けるように…となるのはまだもうちょっと先かもしれないけど、期待したいと思います!

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「エリーゼのために」に歌詞をつけてみた🎵

2025年02月12日 | クラシック曲

前の記事の続きです。

「わかりにくい符割りには『歌詞』をつけてみる」というのが、ヒバリ教室の戦略の一つです。

これまでにも、生徒のみんなのリズムクリアのため、難解なラテンリズムや、イレギュラーリズムの曲などに歌詞をつけて乗り切ってきました。


さて、それでは「エリーゼのために」にも歌詞をつけてみましょう。

まず、みんなが勘違いしているノリはこうなっていると思います。歌詞をつけるとこんな感じ。


そして、正しく3拍子で弾く場合のノリはこうです。歌詞をつけるとこんな感じ。


今回は色の名前で統一して歌詞を作ってみました。

勘違い(4拍子)バージョンでは赤、白、青、緑、と4色並んでいたのが、正しいリズムでは赤、青、緑、と3色になってるのがポイントです。

歌いながら弾くと、ノリとリズムが「勘違いバージョン」とは全く違ってくると思うんだけど… どうかなあ

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