爺々のひとりごと

毎日目にする何気ない風景そして風物詩気ままに書き綴っていきたいな

忘れかけたもの

2011年03月29日 | 我が家

先日の大地震の際 皆で寝れば怖くないと思い家族全員が一部屋に集まった。
停電で真っ暗闇ラジオが唯一の情報源絶え間ない余震の中自身は 全然眠れなかったが孫たちの寝息を聞いてると忘れかけた家族の絆を思い出させてくれた。
翌朝AM4:00頃電気が
何故か気分も明るくなった感じだが想像以上の被害に愕然とする。

我が家で活躍した 忘れかけた懐中電灯 トランジスタラジオ 古井戸について記したいと思う。

       

懐中電灯
小さい頃風が吹いたり 雷でよく停電したものだそして回復が遅く当時懐中電灯なんてなくローソク ランプを灯した 父がランプの筒のススを落としてたのを覚えている。

ラジオ
弁当箱を縦にしたような真空管ラジオがあり
君の名は を家族全員で聞いた
とんち教室 青木先生です 出席をとります 石黒敬七さん(その後近くにあったゆうもあ村の初代村長さん)
長崎バッテンさん これは はっきり覚えてます。
三つの歌 宮田輝アナウンサーの軽妙な司会が記憶に残る。
スポーツでは 志村正順アナと解説の小西得郎 なんと申しましょうかで大人気
小学校のころ 鉱石ラジオを組み立てアンテナは 孟宗竹を使用レシーバーからかすかに聞こえた声に感動したのは ついこの前のように思う。
十数年前になるが知人の作業場を訪ねるとなんとFEN英語の放送をボリューム一杯に
英語わかるのと尋ねると日本語だと気になるが内容は わからないので仕事に集中出来るとのことだった。
これもラジオの効用かも

井戸
小さい頃ポンプでくみ上げ風呂を沸かすのが私の当番だった。
夏には スイカをつりさげその味が美味かったことが思い出される
地震の際の断水でご近所さんが汲み取りに 喜ばれました。
現在お茶 炊飯に使ってます 味が違います。

地震の後気をつけてること
TV 照明こまめにスィッチを切ってます 移動は 出来るだけ自転車利用

何よりもこの歳になって初めて痛みがわかる人間になったような気がする。
それと家族の大切さかな
忘れかけたものを思い出す 機会になりました。