姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

脳科学コミュニケーション ~人間ってすばらしい~ 豊山町小中学校生徒指導連絡協議会

2010年12月03日 | 講演・研修・講座・セミナー


 今日は、豊山町小中学校生徒指導連絡協議会教育講演会で 小中学生を対象に お話をさせていただきました。

 豊山中学校(イチロー選手の母校です)の校長先生の 地域のつながりをもっと意識したいという想いのもとに 実現した 町内3小学校の5,6年生と 中学校1,2年生が 一つの場で同じ話を聞くというものです。

 今年度に定年を迎えられる校長先生の 子どもたちや教育に対するお話しを聞き、一つのことにずっとかかわってこられた方の想いの深さに感動しました。

 今回の講演では

 「脳科学コミュニケーション~人間って素晴らしい~」というタイトルです。

 脳の仕組みをしって コトバの使い方を変えることの大切さをお話ししました。


  5年生から中2ということで、小学生には 少し難しかったかなと、子どもたちの反応を見ながら感じました。

 どうしても、中学生に伝えたい想いが 強かったんですね。

 自分で話していて 思いました。

 中学生という あの 不安定で それでいて 輝いている あの時期の子どもたちに

 もっと「あなたは あなたが思っている以上の存在なのだよ」と、伝えずにいられない私がいることを 改めて認識しました。

 ちょっとことばの使い方を変えることで、必要以上に 落ち込むことがなくなったり、

 脳のトリックを理解すれば、自分や他人に対して もっと違う部分が見えてくること
 (自分のいいところが見えないのは、自分にいいところがないと思っているから)

 そして、私たちの脳がいかに 自分や他人や出来事の一部分を、短絡的に全体につないでいることか。

 自分に貼ったレッテル(私は~だ)の表現は、私たちの想像以上に、その人の 能力や行動に影響を与えていること。

 これから、大人になる子どもたちには、

 自分の中の可能性を もっともっと見つけてほしいと思っています。

 自分を否定して、自分以外の何かになろうとするのではなく、

 ぜひ ぜひ、最高の自分を表現してほしいと思っています。

 ご縁をいただいた 豊山中学校のみなさん ありがとうございました。

 


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