三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

中国食べ歩き計画 その6 西安火考鴨店で北京ダック

2007-01-12 | 海外旅行
 夕飯を求めて東大街をふらふらと。昨日、中華まんを買った五一飯店に足が向く。しかしながら、二日連続はたとえ違う料理であっても、なんだか納得行かないので、その近所の北京ダックのお店「西安火考鴨店」(火考で一文字)に足を運ぶ。西安で何で北京ダックだという思いはあるものの、食べたことがないから、まあいっか。

 写真無しの中国語のメニューからコイツが北京ダックだろうという奴と麻婆豆腐と見当のつかない正体不明の奴を注文。

1.北京ダック(中) 
  
 クレープの皮(まだ温かい)とネギとテンメンジャンと鴨がやってきた。皮の量が妙に多い気がする。クリスピーな皮の部分だけを食べるものとばかり思っていたものの、結構お肉がついている。さっそくくるっと巻いて一口。 北京ダックを食べたことがないので、これが北京ダックとして上出来であるのか不出来であるのかイマイチわからん。ダックの皮はそんなにクリスピーではない。クレープ皮の食べ応えがある。鳥自体にとてつもない味があるわけではないので、テンメンジャンの甘さが目立つ感じ。コレだけ食べていると飽きそうだ。なんだか否定的な感じに書いてしまったけど、けっして不味いわけではない。因みにお値段は28元。

2.麻婆豆腐
  
 非常に山椒のドライな辛さが目立つ逸品(むせ返りながら食べ進む)。ビールのつまみに非常に良い。甘い味の北京ダックを飽きずに食べるにはコイツはいい相棒だ。そういえばこれも北京ダックと同様に西安の料理ではないなぁ・・・。

3.鶏肉とピーマンとカシューナッツの炒め物
  
 メニューから適当に選んだ解読不能だったモノがコレ。甘い北京ダック。辛い麻婆豆腐。そしてこいつはあっさりとした薄い塩味の炒め物。いちおう一通り味付けが異なって一安心。程よい味付けで普通に旨い。もともとカシューナッツでビールを飲むのは好きなので、コレは正解だった。

 以上にビール2本を加えて93元(1395円:15円/1元として)。中国の物価、恐るべし。