王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

27日 ウクライナへの欧州軍派遣、英仏の実現努力が難航

2025-03-28 07:10:22 | ウクライナ関連
『表題については「別紙では一部達成」と書いてる記事も見受けました。「一部には米国の意向に関わらず派兵しても良い国が有る」との意でしょうか?』
【英国とフランスはウクライナを巡る和平合意の実現に向けて同国への軍隊派遣を欧州の同盟国に働きかけているが、その説得努力が行き詰まっている。米国にウクライナの安全保障を保証する意思があるのか、疑念が高まっているためだ】とWSJ紙は報じました。
【交渉はドナルド・トランプ米大統領との電話会談を途中ではさみ、数時間に及んだ。だが交渉を経ても、マクロン大統領は欧州諸国から派兵の公約を取り付けることができなかった】と追記されています。
『トランプ大統領は「欧州軍派遣」のYesと言わなかった様です』
『しかし、ロシアの総論賛成、各論反対を抑制しないと、4月20日イースターまでの(政権発足以来)90日が経過する事になります。トランプ関税策の連発に自国内でさえ景気の行方が心配され出している中、イスラエルのハマスとの停戦交渉と合わせ不安材料が増えてきています』
『トランプ大統領による「停戦仲介」は先が見えません』
⤵  ⤵  😰 

写真:前列左から:ポーランドのトゥスク首相、ウクライナのゼレンスキー大統領、マクロン仏大統領、スターマー英首相、フォンデアライエン欧州委員長(3月27日、エリゼ宮) 

The Wall Street Journal:
【パリ】英国とフランスはウクライナを巡る和平合意の実現に向けて同国への軍隊派遣を欧州の同盟国に働きかけているが、その説得努力が行き詰まっている。米国にウクライナの安全保障を保証する意思があるのか、疑念が高まっているためだ。
エマニュエル・マクロン仏大統領は27日、欧州諸国による陸海空軍のウクライナ派兵について合意を取り付けようと、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を含む首脳らをエリゼ宮(大統領府)に招いた。
交渉はドナルド・トランプ米大統領との電話会談を途中ではさみ、数時間に及んだ。だが交渉を経ても、マクロン大統領は欧州諸国から派兵の公約を取り付けることができなかった。マクロン氏は記者会見で、数カ国が地上部隊派遣の意思を非公式に表明したと述べた。当面は英仏両国がウクライナに調査団を派遣し、現地で必要な欧州軍の規模と配置場所を決定する予定だと語った。
欧州諸国の懸念の中心は、欧州軍がロシアの攻撃を受けた場合、米国が欧州軍の支援に何らかの役割を果たすかどうかだ。米政府はこれまでのところコミットメントを一切示しておらず、欧州の計画を否定した米高官もいる。
マクロン氏は「私の願いは、米国がわれわれの側に立って関与することだ」としつつ、「だが、米国が参加しないかもしれない状況に備えなければならない」と述べた。
(引用終わり)

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27日 欧州有志国、ウクライナ支援継続で一致 対ロ制裁解除は尚早

2025-03-28 07:02:55 | ウクライナ関連
『表題はここをクリック⇒「米国によるウクライナ・ロシアの停戦交渉第2段階に関する欧州とウクライナの反応」です。素早いとは思いますが、EUでも当然NATOの見解でも有りません。「英仏独など有志国」と表現されています』
【マクロン仏大統領は27日、英独仏など欧州を中心とした有志国がウクライナに対する支援を継続することで合意したと述べ、ロシアに対する制裁措置を解除する時期ではないと改めて表明した
フランスはこの日、パリで約30カ国の首脳が参加するウクライナ支援会合を開催。ウクライナのゼレンスキー大統領も参加し、ウクライナの立場を強化する手立てのほか、ロシアとの和平が実現した場合に各国が果たす役割などについて協議した】とロイターが報じました。
『米政権の「ロシア寄りとみられる制裁解除(Swiftへの再加入をはじめ)もろもろの制裁解除」はとても親ウクライナ派としてはNo!と意思表明です』
「ウクライナトロシアが武器を放棄するにはまだ時間が掛かりそうです」

写真:マクロン大統領2025年 ロイター/LUDOVIC MARIN/Pool via REUTERS)© Thomson Reuters 

ロイター:
[パリ/ロンドン 27日 ロイター] - マクロン仏大統領は27日、英独仏など欧州を中心とした有志国がウクライナに対する支援を継続することで合意したと述べ、ロシアに対する制裁措置を解除する時期ではないと改めて表明した。
フランスはこの日、パリで約30カ国の首脳が参加するウクライナ支援会合を開催。ウクライナのゼレンスキー大統領も参加し、ウクライナの立場を強化する手立てのほか、ロシアとの和平が実現した場合に各国が果たす役割などについて協議した。
マクロン大統領は会合後の記者会見で、対ロシア制裁に違反して原油などを輸送する「シャドーフリート」(影の船団)に対する圧力を継続することで、ウクライナ支援の同盟国が合意したと述べた。
英独首脳も対ロシア制裁解除は尚早と表明。ドイツのショルツ首相は、現時点でロシアに対する制裁を解除することは「重大な過ち」とし、「和平が達成される前に制裁措置を解除することに全く意味がない」と語った。
英国のスターマー首相は「ロシアが遅延戦術を取り、駆け引きをしていることは明白だ」と指摘。ウクライナが可能な限り強い立場に立てるよう一段の支援を行う必要があるとし、「今は制裁を解除する時期ではない」と述べた。
(引用終わり)
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25日 ロシア、交渉の主導権を握り漂う自信 突きつける要求、米が譲歩姿勢

2025-03-27 06:14:57 | ウクライナ関連
『「サウジでの第2回高官協議を受けて、ここをクリック⇒ウクライナとここをクリック⇒ロシアが個別に米提案を受け入れた」様に見えましたが、仲介した米国の見解がはっきりしませんでした』
そして、最後に米側の見解が明らかになりました。
【米政府は25日、黒海での戦闘を停止し、安全な航行を確保することで、ロシア、ウクライナとそれぞれ合意したと発表した。ただ、ウクライナへの侵攻を続けるロシアは、銀行などへの制裁解除が先だと主張。トランプ政権はロシアの農産物輸出への支援を約束し、制裁解除を検討するなど協調姿勢で、ウクライナは不信感を募らせている】と朝日が報じました。
『素人が見ても「米国の制裁解除を検討するなど協調姿勢」はロシア寄りでウクライナが不信感を抱くのは当然と思われます』
この記事でも後半に:
【ラブロフ外相も同日、ロシア国営テレビのインタビューで「我々には明確な(合意履行の)保証が必要だ。米国が(ウクライナ大統領の)ゼレンスキー氏に命じた結果でなければならない」と述べるなど、ロシアでは交渉の主導権を握っているとの満足感が漂う】とロシア側は満足の意を明らかにしています。
『「またまた、総論は賛成、各論で解決困難な条件」とロシアの得意芸の披露です』
まだまだ「ウクライナとロシア双方の戦闘は続きそうな気がします。

写真:モスクワで2025年3月13日、ベラルーシのルカシェンコ大統領との共同記者会見で話すプーチン大統領=AP© 朝日新聞社 

朝日新聞デジタル:
米政府は25日、黒海での戦闘を停止し、安全な航行を確保することで、ロシア、ウクライナとそれぞれ合意したと発表した。ただ、ウクライナへの侵攻を続けるロシアは、銀行などへの制裁解除が先だと主張。トランプ政権はロシアの農産物輸出への支援を約束し、制裁解除を検討するなど協調姿勢で、ウクライナは不信感を募らせている。
 「トランプ大統領は対話を通じ、新たな世界の突破口を目指している。ロシアや米国、ウクライナを含む世界にとって大きな勝利となるだろう」。2月の米ロ協議に参加したロシア政府系ファンドのドミトリエフ総裁は25日、合意を歓迎するコメントを発表した。

 ラブロフ外相も同日、ロシア国営テレビのインタビューで「我々には明確な(合意履行の)保証が必要だ。米国が(ウクライナ大統領の)ゼレンスキー氏に命じた結果でなければならない」と述べるなど、ロシアでは交渉の主導権を握っているとの満足感が漂う。
 米国は23~25日、ロシアとウクライナそれぞれの代表団とサウジアラビアの首都リヤドで二国間協議を行った。米発表の協議結果によると、両国と「黒海における安全な航行の確保や武力行使の排除、商業船舶の軍事目的使用の禁止」で合意。トランプ氏がロシアのプーチン大統領、ゼレンスキー氏と個別の電話協議で合意したエネルギー施設への攻撃停止も「実施に移す措置の策定」を決定した。いずれの合意についても、実施に向けた支援として「第三国の仲介」を歓迎するとした。
 ただ、その後のロシア大統領府の発表では、黒海での戦闘停止は、食料輸出に関わるロシアの銀行に対する制裁緩和や、国際的な決済網である国際銀行間通信協会(SWIFT、スイフト)への接続などが実現した後に発効すると主張した。
(引用終わり)

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25日  ロケット弾直撃で次々に爆発、ロシア軍ヘリ4機が「破壊」される衝撃の瞬間...ウクライナ特殊部隊がHIMARSで攻撃

2025-03-26 07:18:45 | ウクライナ関連
『昨日25日youtuberがここをクリック⇒「ウクライナ軍がロシア領を攻撃」と外紙も報じない話を拾い掲載しました』
『その一部がNewsweek紙にも乗りましたので、まんざらほら話でもない様です』
ウクライナ軍特殊部隊は3月24日、米国供与の高機動ロケット砲システム「HIMARS」から発射された誘導ロケット弾により、ロシア・ベルゴロド州でヘリコプター4機を「破壊」したと発表した。
本誌はロシア国防省に電子メールでコメントを求めている。
ロシアは25日、ウクライナがベルゴロド州西部の国境地域で攻撃を試みたと説明した。ロシア側の説明によると、これはベルゴロド州に隣接するクルスク州で、残された陣地に対するウクライナの支配力が弱まっているためだという】とNewsweek紙が報じました。
『ヘリ4機の破壊とベルゴラド州へ進出』とのキーワードはyoutuber情報と有っています。「そこにいたウクライナ軍はどこから来たのでしょう? クルスクからの転進ですかね? その内判ってきそうです。

写真:ロシア空軍のヘリコプター「Ka-52」(2021年7月25日、モスクワ州ジュコーフスキー) aarrows-Shutterstock 

Newsweek 日本語版:
ウクライナ軍特殊部隊は3月24日、米国供与の高機動ロケット砲システム「HIMARS」から発射された誘導ロケット弾により、ロシア・ベルゴロド州でヘリコプター4機を「破壊」したと発表した。
本誌はロシア国防省に電子メールでコメントを求めている。
ロシアは25日、ウクライナがベルゴロド州西部の国境地域で攻撃を試みたと説明した。ロシア側の説明によると、これはベルゴロド州に隣接するクルスク州で、残された陣地に対するウクライナの支配力が弱まっているためだという。
ロシアの著名な軍事ブロガーは23日、ロシアが依然として同地域に部隊を再配置していると報告。ウクライナ軍がロシア軍の戦力を「引き延ばしている」と指摘した。このブロガーは24日、ウクライナのスームィ(スームィ州の州都)に隣接するベルゴロド州のデミドフカ村で両軍の衝突が起きたと報告した。
航空機やヘリコプターといったロシアの資産を標的にすることで、ウクライナはロシア軍の偵察能力や空中攻撃、部隊移動能力を削ぐことを狙っている。
ウクライナの特殊部隊は、ベルゴロド州の「敵陣後方」で、HIMARSを使用してロシアのヘリコプター4機を「攻撃し、破壊」したと発表した。
情報機関、ロケット砲部隊、砲兵隊との共同作戦により、ロシアのKa-52ヘリコプターとMi-8ヘリコプター各2機を破壊したと同部隊は述べた。
(以下省略)


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25日 「即時に実行・違反なら制裁や兵器供与求める」ウクライナ・ゼレンスキー大統領 黒海での安全航行でロシア合意

2025-03-26 06:52:24 | ウクライナ関連
『ようやく、「ウクライナのゼレンスキー大統領による”第2回サウジにおける米・ウクライナ高官協議」に関する回答が出ました』
【ウクライナのゼレンスキー大統領は25日、記者会見で黒海における安全航行の確保やエネルギー施設への攻撃停止について「アメリカが声明を発表した時点で有効だと考える」と述べて、即時に実行されるとの考えを示しました。
また、合意については「正しい決断だが、うまくいくかを判断するのは時期尚早だ」と慎重な姿勢を見せ、「ロシアが合意に違反すれば、アメリカに制裁措置や武器の供与を求める」と述べて、ここをクリック⇒ロシア側をけん制しました】とTBSが報じました。
『ロシア側の発表で言及されていない点を詰めて、米国の発表した時点で有効』と歯止めを掛けてあります。
まだまだ小競り合いは続きそうです。

写真:ウクライナ・ゼレンスキー大統領 黒海での安全航行でロシア合意© TBS NEWS DIG_Microsoft 

TBS NEWS DIG:
ウクライナのゼレンスキー大統領は25日、記者会見で黒海における安全航行の確保やエネルギー施設への攻撃停止について「アメリカが声明を発表した時点で有効だと考える」と述べて、即時に実行されるとの考えを示しました。
また、合意については「正しい決断だが、うまくいくかを判断するのは時期尚早だ」と慎重な姿勢を見せ、「ロシアが合意に違反すれば、アメリカに制裁措置や武器の供与を求める」と述べて、ロシア側をけん制しました。
協議に参加したウメロフ国防相はSNSで、合意内容を示したうえで、黒海の東側以外の海域でのロシア艦艇のいかなる移動も「合意の精神に違反する」と指摘。ウクライナの安全保障に対する脅威とみなし、「その場合は自衛権を行使する完全な権利を有する」として対抗措置を取る考えを示しました。
また、合意した内容について「実施や監視、管理に関する詳細や技術面での合意のために、できるだけ早く追加の協議が必要だ」と付け加えました。
(引用終わり)
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