31日の朝もTVニュースを見ていました。
新型コロナウイルスによる肺炎の感染を避けるため武漢より撤退した第1陣の対象者のうち、自主的に政府が用意した施設(勝浦のホテル三日月)で、無症状の感染者が見つかり、しかもその男女一人一人が同性の方と同室だったそうです。
ホテルに着いた後、部屋割りで(2人同室について)怒号が飛んだ! と報じられましたが、その後の報道が無いのでどうしたかとは思っていました。
症状が無かったのですが、個室で観察を継続するのは、素人でも考え付きます。
まあ、食事の供給は兎も角、済んだ後の食器や残飯の処理、もっと言えばトイレの掃除などは感染予防の観点から注意すべき点でしょうかね?!
序ながら、チャーター機に搭乗のCA 羽田空港での使用機の消毒、特にトイレタンクの汚水の処理には注意が必要です。
それやこれやで、一人一部屋に収めるべく、警察大学校、財務省の寮や借り上げフェリーなどが1番機の撤退者と続く2番機の方にも供されるようです。
追って、3番機や4番機の撤退者も同様の措置が必要になります。
今朝もゲストに白鴎大学教授で元厚生技官の婦人が質問に答えていました。
「新型コロナウイルスによる肺炎はすでに指定感染症に法律上なっていて施行が2月7日なのだから、決められる所が施行を繰り上げれば良い!」と実に明快な答えをしていました。
それと呼応するかの様に9時過ぎ「安倍首相が新型コロナウイルスによる肺炎を指定感染症とする感染症法の施行日を2月1日とする」と衆院予算委員会で宣言しました。 何だ やれば出来るんじゃん! と思いましたがその根拠前日30日遅くWHO のテドロス事務局長による、同病を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当するとの宣言を根拠にしているのですね。 がっかり ↓
しかも、この繰り上げ施行は「症状の有る方を対象にしており、第1陣で帰国したうえ、(無症状ゆえ)検査を拒んだ2人と同様な事をするかもしれない第2陣の方に対する対抗手段にならないのでした」 お粗末 >
繰り上げ(恐らく政令を元に)に際し、追って法的手段を整える迄、検査対象を“無症状者も加えなさい”と安部首相が非常事態宣言をすればよかったのですよ!
話はWTO事務局長の宣言に戻って、この事務局長、28日の北京で習近平国家主席との会談で「中国の同病への取り組みを称賛しました」が30日の緊急宣言でも「中国の対応も過去にないほど素晴らしい」と絶賛しています。
28日習近平国家主席と握手するテドロス事務局長(ネットより)
情報通によると、テドロス事務局長はエチオピア人でお国は中国からの借金で首がどうにも回らない中、今回の騒動を抑え込むには「中国に力を貸したか/貸さざるを得ないお方」とか?
感染拡大によっては、今回WHOが言及しなかった 国家間で「人の移動の制限」や「貿易にかかわる物流の制限」
等も視野に入ってきそうな様相を呈しています。
日本だって後半年後には東京五輪で大勢人が集まる予定ですよ!!!
新型コロナウイルスによる肺炎はアンダーコントロール
にするのはWHOでなく安倍首相 貴方ですからね!!
何事も先例主義で、法にない事はやらない官僚群に対し「法になくとも、忖度やその場の空気で官僚群を動かせるほどの現内閣と内閣府の力量です」から、責任の所在を明らかにしてどんどん「想定外や不測の事態場合によっては法律にない事」等々を解決した見せてください!
内閣支持率は上がると思いますよ。 お願いします!
写真:WHO テドロス事務局長
読売新聞:
安倍首相は31日午前の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスによる肺炎について、感染症法に基づき「指定感染症」とする政令の施行日を2月1日とする方針を明らかにした。世界保健機関(WHO)の「緊急事態」宣言を受け、当初予定していた2月7日から前倒しする。(引用終わり)