アフリカ開発会議 日本の分野別温室ガス削減策、明確な支持得られず(産経新聞) - goo ニュース
思い出せば週初めにアフリカ諸国の首脳と首脳級が次々と来日。総理と会談するTV映像が流れていました。
52カ国の人の顔となじみの無い名前を覚えるのに「福田総理は大変な苦労をしたかもしれません」
外務省の説明を見ると国連とアフリカ諸国が集まって会議をするけつ持ち(面倒を見る事 この場合は会議費用よろずとお土産代の負担)を日本がやっているようです。
題4回会議の結論を「洞爺湖サミットに向けて強化する」とか(何も知らない爺には)訳の分からない事を総理は発言していました。
「洞爺湖サミット」で何が関心事かと分かっている人には「地球温暖化とアフリカ開発問題」ですから予めシナリオは決まっているようです。
総理は「温暖化対策」のためアフリカに5年間で100億ドル(1兆円強)の援助を行うと約束しました。年平均で2000億円超という金額!!
国民の支持率が20%前後でサミット後は無いかもしれないと言われている総理がこんなにも多額の援助をして良いものですかね?!
今後の対アフリカ支援政策の「横浜宣言」では温暖化対策には反対はしないがセクター別の取り組み迄話は詰まらなかったようです。
それはそうでしょう。
NHKの番組で見たアフリカのどこかの国は飢えと病気(特にエイズ)が蔓延して「温暖化対策」どころでないし「温暖化に悪影響」等あっても微々たる物の様にみえました。
それよりも今年に入っての穀物価格の急騰でアフリカ諸国の飢えは一層深刻のようです。
この件はアフリカ諸国の思いは重く具体案には欠けるように見えました。
日ア双方の思いが食い違いの様ですね。
国により政治の発展段階が違いますから一概に良い悪いはいえませんが「援助物資や援助基金が相手国要人の懐に5割もそれ以上もピンはねされる仕儀に及ばぬよう」関係者は最善の努力を払ってもらいたいものです。
一説によれば中国の対アフリカ資源外交の向こうをはって「金をばら撒きアフリカの好感度を得る、心は国連に於ける常任理事国入りの1票を手にする」との(外務省主導の)スケベ根性があるとか。
そのそも対日(独)戦勝利国の米英仏ソ中5カ国が常任理事国で核兵器を持ち海外に軍隊を派遣する事に躊躇しない国と並んで常任理事国入りする事の是非を広く国民と政府で議論しなければいけません。それでなくても国連分担金(国連の維持費)を(国内の財政悪化を考慮すれば)不相応に過分に負担している日本なのです。
話は跳んでこの5月の横浜は「アフリカ月間」だったのです。横浜がアフリカ色に染まる---とか駅のポスターに出ていました。
爺が気づいたのは「朝地下鉄の駅に体格の良いお巡りさんが警杖を持って立っていた」のと「近くの小学校の生徒が短冊に(アフリカのどこかの国の名前を書いて)遊びに行きたい」とか「絵を送る」とかを貼り付けたボードが出ていた事です。
会場のみなとみらい地区は(テロに対する)厳重な警戒と聞きましたが。
それと横浜市長中田氏がちょこっとTV画面に映りましたね。
昨年の予算には「アフリカ月間の予算」が計上されていましたが今年の予算では「ヨコハマ国際戦略」というおどろおどろしい政策の中に入り込んでしまいました。07-08年度で関連費2億円ほどと思いました。
テロ騒ぎなど無く厳重警戒のための出費で済めば県警も市警も安いものと胸をなでおろししてるかもしれません。
話は少し戻って5月の末にアフリカ開発会議が横浜で開かれた。
次々にアフリカの首脳が日本を訪れ福田総理は5分毎?に握手をしていた。爺なら顔と名前を覚えるだけでも精一杯であろう。
それは兎も角、この会議は洞爺湖サミットの先駆け会議であり「温室ガス削減」にアフリカ諸国の理解と協力を求め日本の戦略的立場を確立したかった様だが具体的賛同は得られず、食糧援助他援助の要請が多かったのでないか。
産経新聞:
横浜市内で開かれていた第4回アフリカ開発会議(TICADIV)は30日午前、全体会合で今後の日本の対アフリカ支援の指針である「横浜宣言」を採択したほか、その具体的な取り組みを盛り込んだ「横浜行動計画」と、事後チェックの枠組み「フォローアップメカニズム」の設置を発表した。横浜宣言では、分野別に温室効果ガスの削減可能量を積み上げるセクター別アプローチなど地球温暖化対策への日本の方針について「努力を理解する」との表現にとどまった。
TICADIVはアフリカ53カ国のうち52カ国の代表が参加し、そのうち40カ国は首脳が出席。30日は全体会合に続いて閉会式で福田康夫首相が議長総括を発表し、閉幕した。
今回の「成果」は、地球温暖化対策やアフリカ開発問題が主要議題となる7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)での議論に反映される。
福田首相は28日、地球温暖化対策での途上国支援に5年間で100億ドル規模を拠出する日本独自の資金メカニズム「クールアース・パートナーシップ」の対象をアフリカ全土に広げる意向を表明した。こうした支援を足がかりにセクター別アプローチに対するアフリカ各国の理解を得たい考えだった。
しかし横浜宣言では、クールアース・パートナーシップについて「表明したことを歓迎した」との文言が入ったものの、セクター別アプローチへの明確な支持は得られなかった。
また、日本が目指す国連安全保障理事会の常任理事国入りについて、宣言では「今次国連総会会期中、国連加盟国が安保理改革に関して努力すべきである」と指摘。穀物価格高騰による食糧不足問題に関しては、TICADIV参加国が「貧困削減に与える悪影響に対して特別な関心を払った」とした。
行動計画では参加各国が今後5年間にとるべき行動が示され、首相が基調演説で表明したアフリカ向け政府開発援助(ODA)の倍増などが盛り込まれた。
福田首相は閉幕後の共同記者会見で「アフリカにおける顕著な経済成長を後押しするため、安全保障の確立、気候変動問題の対処など活発な議論が展開された。今回の議論が北海道洞爺湖サミットに反映されるよう、全力を尽くす」と強調した。
(引用終わり)
思い出せば週初めにアフリカ諸国の首脳と首脳級が次々と来日。総理と会談するTV映像が流れていました。
52カ国の人の顔となじみの無い名前を覚えるのに「福田総理は大変な苦労をしたかもしれません」
外務省の説明を見ると国連とアフリカ諸国が集まって会議をするけつ持ち(面倒を見る事 この場合は会議費用よろずとお土産代の負担)を日本がやっているようです。
題4回会議の結論を「洞爺湖サミットに向けて強化する」とか(何も知らない爺には)訳の分からない事を総理は発言していました。
「洞爺湖サミット」で何が関心事かと分かっている人には「地球温暖化とアフリカ開発問題」ですから予めシナリオは決まっているようです。
総理は「温暖化対策」のためアフリカに5年間で100億ドル(1兆円強)の援助を行うと約束しました。年平均で2000億円超という金額!!
国民の支持率が20%前後でサミット後は無いかもしれないと言われている総理がこんなにも多額の援助をして良いものですかね?!
今後の対アフリカ支援政策の「横浜宣言」では温暖化対策には反対はしないがセクター別の取り組み迄話は詰まらなかったようです。
それはそうでしょう。
NHKの番組で見たアフリカのどこかの国は飢えと病気(特にエイズ)が蔓延して「温暖化対策」どころでないし「温暖化に悪影響」等あっても微々たる物の様にみえました。
それよりも今年に入っての穀物価格の急騰でアフリカ諸国の飢えは一層深刻のようです。
この件はアフリカ諸国の思いは重く具体案には欠けるように見えました。
日ア双方の思いが食い違いの様ですね。
国により政治の発展段階が違いますから一概に良い悪いはいえませんが「援助物資や援助基金が相手国要人の懐に5割もそれ以上もピンはねされる仕儀に及ばぬよう」関係者は最善の努力を払ってもらいたいものです。
一説によれば中国の対アフリカ資源外交の向こうをはって「金をばら撒きアフリカの好感度を得る、心は国連に於ける常任理事国入りの1票を手にする」との(外務省主導の)スケベ根性があるとか。
そのそも対日(独)戦勝利国の米英仏ソ中5カ国が常任理事国で核兵器を持ち海外に軍隊を派遣する事に躊躇しない国と並んで常任理事国入りする事の是非を広く国民と政府で議論しなければいけません。それでなくても国連分担金(国連の維持費)を(国内の財政悪化を考慮すれば)不相応に過分に負担している日本なのです。
話は跳んでこの5月の横浜は「アフリカ月間」だったのです。横浜がアフリカ色に染まる---とか駅のポスターに出ていました。
爺が気づいたのは「朝地下鉄の駅に体格の良いお巡りさんが警杖を持って立っていた」のと「近くの小学校の生徒が短冊に(アフリカのどこかの国の名前を書いて)遊びに行きたい」とか「絵を送る」とかを貼り付けたボードが出ていた事です。
会場のみなとみらい地区は(テロに対する)厳重な警戒と聞きましたが。
それと横浜市長中田氏がちょこっとTV画面に映りましたね。
昨年の予算には「アフリカ月間の予算」が計上されていましたが今年の予算では「ヨコハマ国際戦略」というおどろおどろしい政策の中に入り込んでしまいました。07-08年度で関連費2億円ほどと思いました。
テロ騒ぎなど無く厳重警戒のための出費で済めば県警も市警も安いものと胸をなでおろししてるかもしれません。
話は少し戻って5月の末にアフリカ開発会議が横浜で開かれた。
次々にアフリカの首脳が日本を訪れ福田総理は5分毎?に握手をしていた。爺なら顔と名前を覚えるだけでも精一杯であろう。
それは兎も角、この会議は洞爺湖サミットの先駆け会議であり「温室ガス削減」にアフリカ諸国の理解と協力を求め日本の戦略的立場を確立したかった様だが具体的賛同は得られず、食糧援助他援助の要請が多かったのでないか。
産経新聞:
横浜市内で開かれていた第4回アフリカ開発会議(TICADIV)は30日午前、全体会合で今後の日本の対アフリカ支援の指針である「横浜宣言」を採択したほか、その具体的な取り組みを盛り込んだ「横浜行動計画」と、事後チェックの枠組み「フォローアップメカニズム」の設置を発表した。横浜宣言では、分野別に温室効果ガスの削減可能量を積み上げるセクター別アプローチなど地球温暖化対策への日本の方針について「努力を理解する」との表現にとどまった。
TICADIVはアフリカ53カ国のうち52カ国の代表が参加し、そのうち40カ国は首脳が出席。30日は全体会合に続いて閉会式で福田康夫首相が議長総括を発表し、閉幕した。
今回の「成果」は、地球温暖化対策やアフリカ開発問題が主要議題となる7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)での議論に反映される。
福田首相は28日、地球温暖化対策での途上国支援に5年間で100億ドル規模を拠出する日本独自の資金メカニズム「クールアース・パートナーシップ」の対象をアフリカ全土に広げる意向を表明した。こうした支援を足がかりにセクター別アプローチに対するアフリカ各国の理解を得たい考えだった。
しかし横浜宣言では、クールアース・パートナーシップについて「表明したことを歓迎した」との文言が入ったものの、セクター別アプローチへの明確な支持は得られなかった。
また、日本が目指す国連安全保障理事会の常任理事国入りについて、宣言では「今次国連総会会期中、国連加盟国が安保理改革に関して努力すべきである」と指摘。穀物価格高騰による食糧不足問題に関しては、TICADIV参加国が「貧困削減に与える悪影響に対して特別な関心を払った」とした。
行動計画では参加各国が今後5年間にとるべき行動が示され、首相が基調演説で表明したアフリカ向け政府開発援助(ODA)の倍増などが盛り込まれた。
福田首相は閉幕後の共同記者会見で「アフリカにおける顕著な経済成長を後押しするため、安全保障の確立、気候変動問題の対処など活発な議論が展開された。今回の議論が北海道洞爺湖サミットに反映されるよう、全力を尽くす」と強調した。
(引用終わり)