財政赤字過去最悪、09年度は1兆7520億ドル=オバマ大統領が初の予算教書(時事通信) - goo ニュース
オバマ大統領が26日初の予算教書の概要を発表しました。
麻生総理がオバマ大統領を訪問したのがこの前ですから「この忙しいときにいい加減にしてくれ」とばかり「記者会見抜きの昼飯抜きで単に顔合わせ」になってしまったのもなんとなく判ります。
この報道の様に09会計年度(08年10月-09年9月)の結果に重きを置いて09年度と表題を付けているところと10会計年度(9年10月-10年9月)に焦点を当て10会計年度と題している社もあり一瞬頭が混乱します。
前者についてはブッシュ政権下で組まれ行政も同政権かで行われているのでオバマ大統領の手腕と関係有りません。しかしこの報道の速報値の様に09年度の財政赤字は1兆7520億ドルと過去最悪だって前年度の4倍にも上るという悪しき結果の影響は避けられません。
10会計年度にしても骨子はブッシュ政権で出来ていたものを「政権移行チーム」が必死こいてオバマ風味に組み替えたのでしょう。矛盾、不整合、数字合わせの面が多々あるそうです。
まあ4月の詳細演説が楽しみです。
爺の様な市政の素人が新聞発表の概算を集計するだけで累積1兆ドル(ざっと100兆円)の「イラク・アフガン戦費」は驚きです。(共同通信もそう書いていました)
日本の税収2年分が「戦争に浪費され死と荒廃を現地にもたらされました」
この後「レトリック(修辞法的言語--きれいな言葉、言い換え)だけでなく何かを具体化するには議会との機能的咬み合わせが必要になります」
さあどうなりますか。
注目しましょう。
時事通信:
【ワシントン26日時事】オバマ米大統領は26日、就任後初めての予算教書の概要を発表した。過去最大の景気対策やイラク戦費の拡大で2009年度(08年10月~09年9月)の赤字は1兆7520億ドルと、過去最悪だった08年度(4590億ドル)の4倍近くに膨れ上がる見通しだ。
深刻な景気後退と金融危機に見舞われる米経済の立て直しを最優先課題に据える大統領は一方で、財政規律の維持も強調。4年の任期後13年度には赤字を5330億ドルまで圧縮する意向を示した。しかし、経済の先行きは依然不透明で、財政の早期改善は困難との見方が強い。
予算教書概要によると、10年度には財政赤字を1兆1710億ドルに削減する方針。これが実現すれば、実質GDP(国内総生産)比では09年度の12.3%から8.0%に改善することになる。13年は3.0%まで低下させる方針だ。
10年度の歳出は9.8%減の3兆5520億ドルに抑制する。このうち国防費の伸び率は4%に抑制。また、イラクやアフガンなど海外の軍駐留経費は09年度補正で755億ドル、10年度当初予算で1300億ドルを計上する。一方、年金や医療などはいずれも増額。ただ、09年度に金融機関の不良資産買い取りなどで新たに計上する予備的資金2500億ドルを含む、金融安定化策のための資金約5000億ドルが減るため、10年度の義務的経費は合計20.2%減の2兆0090億ドルに圧縮される。(引用終わり)
共同通信:
【ワシントン26日共同】オバマ米大統領は26日発表した2010会計年度(09年10月-10年9月)の予算教書で、イラク、アフガニスタンを中心とする対テロ戦費に1300億ドル(約12兆7400億円)を計上した。同日発表の09年度補正分の755億ドルと合わせ2055億ドルの要求。実現すればブッシュ前大統領が始めた「テロとの戦い」の戦費は、累計で1兆ドルの大台を突破する見通し。(引用終わり)
写真:議会での演説(トムソンロイター)
オバマ大統領が26日初の予算教書の概要を発表しました。
麻生総理がオバマ大統領を訪問したのがこの前ですから「この忙しいときにいい加減にしてくれ」とばかり「記者会見抜きの昼飯抜きで単に顔合わせ」になってしまったのもなんとなく判ります。
この報道の様に09会計年度(08年10月-09年9月)の結果に重きを置いて09年度と表題を付けているところと10会計年度(9年10月-10年9月)に焦点を当て10会計年度と題している社もあり一瞬頭が混乱します。
前者についてはブッシュ政権下で組まれ行政も同政権かで行われているのでオバマ大統領の手腕と関係有りません。しかしこの報道の速報値の様に09年度の財政赤字は1兆7520億ドルと過去最悪だって前年度の4倍にも上るという悪しき結果の影響は避けられません。
10会計年度にしても骨子はブッシュ政権で出来ていたものを「政権移行チーム」が必死こいてオバマ風味に組み替えたのでしょう。矛盾、不整合、数字合わせの面が多々あるそうです。
まあ4月の詳細演説が楽しみです。
爺の様な市政の素人が新聞発表の概算を集計するだけで累積1兆ドル(ざっと100兆円)の「イラク・アフガン戦費」は驚きです。(共同通信もそう書いていました)
日本の税収2年分が「戦争に浪費され死と荒廃を現地にもたらされました」
この後「レトリック(修辞法的言語--きれいな言葉、言い換え)だけでなく何かを具体化するには議会との機能的咬み合わせが必要になります」
さあどうなりますか。
注目しましょう。
時事通信:
【ワシントン26日時事】オバマ米大統領は26日、就任後初めての予算教書の概要を発表した。過去最大の景気対策やイラク戦費の拡大で2009年度(08年10月~09年9月)の赤字は1兆7520億ドルと、過去最悪だった08年度(4590億ドル)の4倍近くに膨れ上がる見通しだ。
深刻な景気後退と金融危機に見舞われる米経済の立て直しを最優先課題に据える大統領は一方で、財政規律の維持も強調。4年の任期後13年度には赤字を5330億ドルまで圧縮する意向を示した。しかし、経済の先行きは依然不透明で、財政の早期改善は困難との見方が強い。
予算教書概要によると、10年度には財政赤字を1兆1710億ドルに削減する方針。これが実現すれば、実質GDP(国内総生産)比では09年度の12.3%から8.0%に改善することになる。13年は3.0%まで低下させる方針だ。
10年度の歳出は9.8%減の3兆5520億ドルに抑制する。このうち国防費の伸び率は4%に抑制。また、イラクやアフガンなど海外の軍駐留経費は09年度補正で755億ドル、10年度当初予算で1300億ドルを計上する。一方、年金や医療などはいずれも増額。ただ、09年度に金融機関の不良資産買い取りなどで新たに計上する予備的資金2500億ドルを含む、金融安定化策のための資金約5000億ドルが減るため、10年度の義務的経費は合計20.2%減の2兆0090億ドルに圧縮される。(引用終わり)
共同通信:
【ワシントン26日共同】オバマ米大統領は26日発表した2010会計年度(09年10月-10年9月)の予算教書で、イラク、アフガニスタンを中心とする対テロ戦費に1300億ドル(約12兆7400億円)を計上した。同日発表の09年度補正分の755億ドルと合わせ2055億ドルの要求。実現すればブッシュ前大統領が始めた「テロとの戦い」の戦費は、累計で1兆ドルの大台を突破する見通し。(引用終わり)
写真:議会での演説(トムソンロイター)