王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

4日 H3ロケット4号機、打ち上げ成功 防衛省の通信衛星搭載 JAXA

2024-11-05 06:52:36 | 科学
九州南方の荒れ模様の天気の為何度か打ち上げ延期になって居た「H3ロケット4号機ですが「
4日午後3時48分、鹿児島県の種子島宇宙センター から見事打ち上げに成功しました」!!
【宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4日午後3時48分、国産新型ロケット「H3」4号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。搭載した防衛省のXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を高度約3万6千キロの静止軌道に届けるため、予定の軌道で分離した。H3は1号機が打ち上げに失敗したが、2号機から3回連続の成功となった。
 静止軌道への移動ルートになる静止トランスファー軌道(GTO)にH3で衛星を投入するのは初めて。きらめき3号は分離後、自身の燃料で静止軌道まで飛行する】と毎日の報道です。
きらめき3号機は、その後無事分離され定位置に付いたと確認されています。
同機は気象の影響を受けにくいXバンドという周波数帯を使い、自衛隊の部隊間通信などに使われる。運用中の1、2号と合わせ、3機体制が完成する。
地震や台風による被害の状況把握、会っては困りますが、他国の侵略による通信t絶などに際し自衛隊の通信インフラを強力に支持することが可能になりました。
「備えあれば憂いなし」ですかね!

写真: 防衛省の通信衛星「きらめき3号」を載せ打ち上げられるH3ロケット4号機=4日午後3時48分、鹿児島県の種子島宇宙センター 

毎日新聞:
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4日午後3時48分、国産新型ロケット「H3」4号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。搭載した防衛省のXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を高度約3万6千キロの静止軌道に届けるため、予定の軌道で分離した。H3は1号機が打ち上げに失敗したが、2号機から3回連続の成功となった。
 静止軌道への移動ルートになる静止トランスファー軌道(GTO)にH3で衛星を投入するのは初めて。きらめき3号は分離後、自身の燃料で静止軌道まで飛行する。これまでは多くの地球観測衛星が周回する高度が低い低軌道に投入してきた。静止軌道上の衛星は地球の自転と同じ速度で移動し、地上の同じ場所を観測し続けられる。
 きらめき3号は、気象の影響を受けにくいXバンドという周波数帯を使い、自衛隊の部隊間通信などに使われる。運用中の1、2号と合わせ、3機体制が完成する。
 H3は2段式の使い捨て液体燃料ロケット。50号機で引退するH2Aの後継として、JAXAと三菱重工業が開発した。(共同)
(引用終わり)
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26日 H2Aロケット打ち上げ成功 情報収集衛星「レーダ8号機」搭載

2024-09-27 11:13:33 | 科学
昨日26日は九州南方から北上する台風16号だった熱帯性低気圧の影響で打ち上げ再延期かと思っていました。しかもマスコミの関心は「兵庫県知事」「自民党度総裁選」と「袴田事件」でしたからね!
【三菱重工業は26日、政府の情報収集衛星「レーダ8号機」を載せたH2Aロケット49号機を種子島宇宙センターから打ち上げた。衛星は予定の軌道に投入された。H2Aでの成功は43回連続で成功率は約98%。2024年度中に打ち上げる予定の50号機で引退する】と見事に打ち上がっていました。 拍手!
そしてこの記事にもある通りH2A49号機には「レーダー8号機」と呼ぶ事実上の偵察衛星を載せていることを知りました。8号機との番号に興味を感じ、関連をググると「1992年頃に起きた「北朝鮮による戦術ミサイルの発射に対抗するため」偵察衛星作成の法制整備と予算措置が行われ,「2024年1月」の情報では「光学衛星4機」「偵察衛星6機」「データー中継衛星1機」の体制でしたから「レーダー衛星8号機」の打ち上げ成功で(時間的経過で能力が落ちる衛星を考慮しても」北朝鮮の軍事行動を常時監視出来ている様です。
大声で叫ぶことでないので「静かに監視を続けていく」事になりそうですね。
Good Job!!

写真:政府の情報収集衛星を載せ、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられるH2Aロケット49号機=26日午後2時24分 

毎日新聞:
三菱重工業は26日、政府の情報収集衛星「レーダ8号機」を載せたH2Aロケット49号機を種子島宇宙センターから打ち上げた。衛星は予定の軌道に投入された。H2Aでの成功は43回連続で成功率は約98%。2024年度中に打ち上げる予定の50号機で引退する。
 レーダ8号機は宇宙から地上の様子を観測する事実上の偵察衛星。夜間や悪天候でも電波を使って撮影ができる。安全保障に関わる情報収集や大規模災害時の状況把握のために活用する。
 H2Aは2段式の液体燃料ロケット。01年の1号機以降、失敗は03年の6号機だけで高い信頼性を誇る。50号機で運用を終え新開発の「H3」に日本の基幹ロケットの役割を引き継ぐ。(共同) 
(引用終わり)
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13日 “尻呼吸”が実現? ユニークな研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」 日本人研究者らが受賞

2024-09-13 08:53:29 | 科学
この記事にもあるようにイグ・ノーベル賞は「ユニークな研究に贈られるノーベル賞のパロディー版」との事で、ことさら、後半の「パロディー版」に強い印象があるように思っていました。
しかし発表されたのは立派な医学的研究に見えました。
【12日、東京医科歯科大学の武部貴則教授らの研究グループに、「多くの哺乳類がお尻から呼吸ができる」ことを発見したとして「イグ・ノーベル生理学賞」が贈られました】と報じれらました。
 武部教授らはドジョウなどの一部の生物が肛門を通して腸内から酸素を取り込んでいることに注目し研究を進めました。途中いろいろありましたが、その後、武部教授らは酸素ガスではなく酸素を多く含む特殊な液体を使用する方法をとり、呼吸不全の哺乳類の症状が改善することを明らかにしました。人体の治療に応用した場合、従来の人工呼吸器やECMO(=人工心肺装置)を使った治療に比べ、体への負担を軽減できることが見込まれるということです。
国内で実用化は2028年ころと言いますが医学の進歩は日進月歩ですから
尻呼吸で「助かる患者さん」が出てくると良いですね!





写真:尻呼吸のための仕組み 略図

Abema Times:
 ユニークな研究に贈られるノーベル賞のパロディー版「イグ・ノーベル賞」が発表されました。ことしは「お尻で呼吸ができる」ことを発見した日本人研究者らが受賞しました。
 12日、東京医科歯科大学の武部貴則教授らの研究グループに、「多くの哺乳類がお尻から呼吸ができる」ことを発見したとして「イグ・ノーベル生理学賞」が贈られました。
 武部教授らはドジョウなどの一部の生物が肛門を通して腸内から酸素を取り込んでいることに注目し研究を進めました。当初、酸素ガスを直接哺乳類の腸内へ注入する方法を試しましたが、酸素の吸収量が少ないことや、腸が破裂するリスクがあり、別のアプローチを取る必要があったということです。また、全く新しい研究分野だったため、武部教授らの活動を支援する環境が整っていなかったことや、資金面での課題もありました。
 しかし、新型コロナの流行により、患者の呼吸を補助する従来の方法では救えない命があるという認識が広まり、結果的に研究への追い風となったといいます。その後、武部教授らは酸素ガスではなく酸素を多く含む特殊な液体を使用する方法をとり、呼吸不全の哺乳類の症状が改善することを明らかにしました。
 武部教授らの「腸換気法」は、完全に肺の機能が失われた患者の「肺呼吸」を代替するものではありませんが、人体の治療に応用した場合、従来の人工呼吸器やECMO(=人工心肺装置)を使った治療に比べ、体への負担を軽減できることが見込まれるということです。
 人体での臨床試験もすでに始まっているということで、「腸換気法」を利用した治療は2028年ごろにも国内で実現する可能性があります。今回の受賞でイグ・ノーベル賞を日本人が受賞したのは18年連続となりました。(ANNニュース)
(引用終わり)
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1日 H3ロケットの打ち上げ成功、「だいち4号」分離…実用化に大きく前進

2024-07-02 06:37:42 | 科学
1日午後に種子島宇宙センターから打ち上げられる「H3」3号機が打ち上げられるのは事前の予告で知っていました。
午後になっても、その打ち上げがどうなったのかスマホのニュースではっきりしませんでした。
PCでググってようやく事件が成功したのを確認しました。
【日本の新たな大型主力ロケット「H3」の3号機が1日午後0時6分頃、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは予定の軌道に投入され、搭載した政府の地球観測衛星「だいち4号」を分離した。今年2月の2号機に続く打ち上げの成功で、実用化に向けて大きく前進した】
良かったですね! 
宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、3号機(全長約57メートル)は予定の時刻通りに打ち上げられ、第1段、第2段エンジンを順次着火させながら上昇していった。発射から約16分後には目標の高度613キロ・メートル付近に到達し、だいち4号を分離した。
このH3ロケットは「今年度に退役予定のH2Aロケットの後継機。今後20年ほど日本の宇宙輸送の中核を担う基幹ロケットとして、JAXAと三菱重工業が共同開発した。打ち上げ可能な重量はH2Aの約1・3倍で、様々な大きさの衛星に対応できる。世界の衛星打ち上げ需要の獲得に向け、打ち上げ価格をH2Aの約100億円から半減させる」との課題を背負って開発されてきましたが、ここをクリック⇒昨年3月の「1段目と2段目の切り離し失敗」で課題を残しました。
衛星だいち4号も軌道に乗り初号機と共に喪失しただいち3号と同じシリーズで、設計寿命を超えて「運用中のだいち2号の後継機として使う」そうで重ねてよかったですね!!

写真:種子島宇宙センターから打ち上げられる「H3」3号機(1日午後0時6分、鹿児島県南種子町で)=浦上太介撮影© 読売新聞 

読売新聞:
 日本の新たな大型主力ロケット「H3」の3号機が1日午後0時6分頃、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは予定の軌道に投入され、搭載した政府の地球観測衛星「だいち4号」を分離した。今年2月の2号機に続く打ち上げの成功で、実用化に向けて大きく前進した。
  H3は、今年度に退役予定のH2Aロケットの後継機。今後20年ほど日本の宇宙輸送の中核を担う基幹ロケットとして、JAXAと三菱重工業が共同開発した。打ち上げ可能な重量はH2Aの約1・3倍で、様々な大きさの衛星に対応できる。世界の衛星打ち上げ需要の獲得に向け、打ち上げ価格をH2Aの約100億円から半減させる目標を掲げる。

 ただ、開発は難航し、昨年3月の初号機は打ち上げに失敗。今年2月の2号機で初めて成功した。2号機までは「試験機」の扱いで、3号機は、初めて本格運用と位置づけて打ち上げた。
 H3は今年度、日本版GPSと呼ばれる準天頂衛星「みちびき」を打ち上げるほか、来年度以降も月極域の水資源を探る探査車など、日本の重要な科学ミッションや安全保障に関わる衛星などを宇宙に送る予定だ。
 一方、軌道投入に成功しただいち4号(重さ約3トン、高さ約6・4メートル)は、高性能なレーダー観測機器を搭載し、夜間や悪天候時も自然災害の被害状況などを詳細に把握できる。初号機と共に喪失しただいち3号と同じシリーズで、設計寿命を超えて運用中のだいち2号の後継機として使う。
(引用終わり)
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14日 スペースXが大型宇宙船「スターシップ」3回目の試験打ち上げ、宇宙空間に到達 地球への帰還はできず

2024-03-15 08:25:50 | 科学
【14日イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業「スペースX」は14日、アメリカ南部・テキサス州で、大型宇宙船「スターシップ」の3回目の試験打ち上げを行いました】と報じられました。
「スターシップ」は予定通り、打ち上げからおよそ3分後に宇宙空間に到達。 その後、地球への帰還のため、大気圏に再突入しましたが、地上との通信が途絶えたということです。 機体は分解したものとみられています。
別紙の情報と併せると、大気圏突入後インド洋上への着水を狙っていたのですが、突入時に連絡が途絶え燃え尽きた様です。 
 イーロ・マスク氏が金主の「スペースX社は”大いなる進歩”」と言ってます。 イーロン・マスク氏の懐事情にして言えるセリフなのでしょうかね?

写真:スペースXが大型宇宙船「スターシップ」3回目の試験打ち上げ、宇宙空間に到達 地球への帰還はできず 

TBSニュース発掘:
アメリカの宇宙開発企業「スペースX」は、月や火星への飛行を目指して、開発中の大型宇宙船「スターシップ」の3回目の試験打ち上げを行いました。 機体は宇宙空間に到達し、大気圏に再突入した直後に通信が途絶えました。

イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業「スペースX」は14日、アメリカ南部・テキサス州で、大型宇宙船「スターシップ」の3回目の試験打ち上げを行いました。

「スターシップ」は予定通り、打ち上げからおよそ3分後に宇宙空間に到達。 その後、地球への帰還のため、大気圏に再突入しましたが、地上との通信が途絶えたということです。 機体は分解したものとみられています。

過去2回の飛行試験では、打ち上げ直後に爆発していて、スペースXは「大きな進歩があった」などとしています。

宇宙船「スターシップ」は、月や火星に飛行することも想定した最大100人の搭乗が可能な大型宇宙船で、アメリカが中心となり、人類を再び月に送ることを目指す「アルテミス計画」でも使用される予定になっています。
(引用終わり)


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