【東京都知事選】都知事に小池百合子氏 分裂選挙「知名度」で制す 初の女性都知事
昨日31日東京都知事選挙が行われました。
皆様のNHKは8時からTVで選挙特番を組んでいました。
これは先の参院選と同様の措置の様で「真田丸」は7時台に始まり8時にきちんと終わりました。
画面が特番に切り替わったとたん、男性アナがナレーションで「小池氏当選確実」と告げました。
まさに秒殺の瞬間でした。
続いて「開票前だけど事前の調査と投票後の聞き取り」で当選は確実と説明が続きました。
そして開票結果がぽつぽつ出始めた頃には「小池さんの選挙事務所でバンザイが行われれる」素早さです
。
これは小池陣営では「開票前に勝利を確信」していた様に思えます。
少し遅れて増田氏は「敗北宣言をして不徳を詫びていました」
今朝TVで得票数を見ると:
小池氏 297万票
増田氏 179万票
鳥越氏 134万票
との結果ですから圧勝ですね。
後だし有利との都知事選の前例を破ったのは、小池氏の組織を持たない空中戦と呼ばれる知名度を利したパーフォーマンスとSNSを使って支持の輪を広げる新選挙法が伝統選挙法を破ったのでしょう。
また別な見方をすれば自民党都連会長の石原伸晃氏の政治力に圧勝したと見えます。
民進党についてみれば都連会長の松原仁氏の力量不足は明らかでした。野党共闘で前回の宇都宮氏並の得票ですからね。
都知事に就任して都議会の自民党勢力とどう折り合いをつけるのでしょう?
また女性初との肩書きでなく「実力ある都知事がたまたま女性だった」と言われる様になって欲しいものです。
写真:
舛添要一前都知事の辞職に伴う東京都知事選は31日、投開票され、元防衛相の小池百合子氏(64)が、元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、日こ推薦、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=らを破って初当選を確実にした。女性都知事の誕生は初めて。
自民党は候補者擁立が難航し、小池氏と増田氏の間で17年ぶりの分裂選挙となっていた。同党都連が擁立した増田氏陣営は徹底した組織選挙を挑んだが、「知名度」を背景に無党派層への浸透を続けた小池氏には及ばなかった。
午後6時現在の投票率は36・48%。前回(平成26年)同時刻を4・67ポイント上回っている。
政党の支援を受けない小池氏は同党都連との対決姿勢を鮮明にし、都議会の冒頭解散をはじめとした「都民のための東京大改革」を訴えて、支持を集めた。
2020年東京五輪・パラリンピックについては、「利権追及チーム」をつくり、膨らむ経費の内訳を開示するなど「透明化」を進めるとし、知事給与の半減などを公約に掲げた。都議会の半数近くを占める自民都議との対決姿勢を貫けば、難しい都政運営を迫られることになりそうだ。
増田氏は自民、公明両党の組織的な支援を受け、岩手県知事の経験など「行政手腕」をアピール。「待機児童ゼロ」などを強く訴えたが、知名度不足などから無党派層への浸透が図れなかった。
野党統一候補の鳥越氏は、安倍政権を批判し「原発ゼロ」「改憲阻止」などを訴えたが、明確な公約が見えず、徐々に失速。週刊誌の女性問題報道などもあり、票を減らした。
小池氏は昭和27年7月15日、兵庫県芦屋市生まれ。関西学院大を中退し、エジプトのカイロ大を卒業する。テレビ東京のキャスターを経て平成4年の参院選で初当選、翌年から衆院議員。15年9月に就任した環境相時代には、クールビズを導入。19年7月には女性初の防衛相に就任した。20年9月には女性として初めて自民党総裁選に出馬した。
昨日31日東京都知事選挙が行われました。
皆様のNHKは8時からTVで選挙特番を組んでいました。
これは先の参院選と同様の措置の様で「真田丸」は7時台に始まり8時にきちんと終わりました。
画面が特番に切り替わったとたん、男性アナがナレーションで「小池氏当選確実」と告げました。
まさに秒殺の瞬間でした。
続いて「開票前だけど事前の調査と投票後の聞き取り」で当選は確実と説明が続きました。
そして開票結果がぽつぽつ出始めた頃には「小池さんの選挙事務所でバンザイが行われれる」素早さです
。
これは小池陣営では「開票前に勝利を確信」していた様に思えます。
少し遅れて増田氏は「敗北宣言をして不徳を詫びていました」
今朝TVで得票数を見ると:
小池氏 297万票
増田氏 179万票
鳥越氏 134万票
との結果ですから圧勝ですね。
後だし有利との都知事選の前例を破ったのは、小池氏の組織を持たない空中戦と呼ばれる知名度を利したパーフォーマンスとSNSを使って支持の輪を広げる新選挙法が伝統選挙法を破ったのでしょう。
また別な見方をすれば自民党都連会長の石原伸晃氏の政治力に圧勝したと見えます。
民進党についてみれば都連会長の松原仁氏の力量不足は明らかでした。野党共闘で前回の宇都宮氏並の得票ですからね。
都知事に就任して都議会の自民党勢力とどう折り合いをつけるのでしょう?
また女性初との肩書きでなく「実力ある都知事がたまたま女性だった」と言われる様になって欲しいものです。
写真:
舛添要一前都知事の辞職に伴う東京都知事選は31日、投開票され、元防衛相の小池百合子氏(64)が、元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、日こ推薦、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=らを破って初当選を確実にした。女性都知事の誕生は初めて。
自民党は候補者擁立が難航し、小池氏と増田氏の間で17年ぶりの分裂選挙となっていた。同党都連が擁立した増田氏陣営は徹底した組織選挙を挑んだが、「知名度」を背景に無党派層への浸透を続けた小池氏には及ばなかった。
午後6時現在の投票率は36・48%。前回(平成26年)同時刻を4・67ポイント上回っている。
政党の支援を受けない小池氏は同党都連との対決姿勢を鮮明にし、都議会の冒頭解散をはじめとした「都民のための東京大改革」を訴えて、支持を集めた。
2020年東京五輪・パラリンピックについては、「利権追及チーム」をつくり、膨らむ経費の内訳を開示するなど「透明化」を進めるとし、知事給与の半減などを公約に掲げた。都議会の半数近くを占める自民都議との対決姿勢を貫けば、難しい都政運営を迫られることになりそうだ。
増田氏は自民、公明両党の組織的な支援を受け、岩手県知事の経験など「行政手腕」をアピール。「待機児童ゼロ」などを強く訴えたが、知名度不足などから無党派層への浸透が図れなかった。
野党統一候補の鳥越氏は、安倍政権を批判し「原発ゼロ」「改憲阻止」などを訴えたが、明確な公約が見えず、徐々に失速。週刊誌の女性問題報道などもあり、票を減らした。
小池氏は昭和27年7月15日、兵庫県芦屋市生まれ。関西学院大を中退し、エジプトのカイロ大を卒業する。テレビ東京のキャスターを経て平成4年の参院選で初当選、翌年から衆院議員。15年9月に就任した環境相時代には、クールビズを導入。19年7月には女性初の防衛相に就任した。20年9月には女性として初めて自民党総裁選に出馬した。