昨日11日は東日本大震災が派生してから12年目となりました。
マスコミ各紙はその前の日当たりから「被災者慰霊」「生き残りの被災者の苦労」「原発事故のその後」「福島漁民の悩み」等様々な角度から12年目をとらえる報道をしていました。
死者行方不明者 およそ18,549人 避難者いまだに31万5千人というたくさんの関係者の思いが残っています。
鎮魂の祈りをささげる方々(ネットより)
同じく
謹んでご冥福をお祈りします。
その中でいまだに福島原発の原子炉内のデブリ(放射性破片)が除去できていない問題、その結果汚染水の保管が限界にきて、この夏には海中投棄せざるを得ないような状態を「福島漁連の会長が動画に出て困る」と言っていたのをちらっと見ました。
漁協では試験操業を繰り返し、放射性汚染0を証明しようと頑張っています。(ネットより)
一方、タンクは、満タン 海中投棄しかないか?(ネットより)
この汚染水は早ければ6月頃から海中投棄が始まる様で遅くとも年内には始めたいのが政府の腹積もりの様です。
原発事故が起きた時、ここをクリック⇒フランスのフランスのサルコジ大統領とアレバ社(ALPS関連企業)の女性CEOが来日し、彼女は「何でも除去できます。従業員と思って使ってください」 と大見えを切りましたが、その6月に更迭になりました。
放射性物質のトリチュムを除去できないのですよね! 除去できないから世界的基準よりさらに希釈して、海中放棄を進めるのか?」「他に方法を求めるのか?」大いに議論しなければいけない問題だろうと思いますが、あまり問題になりません。 微妙ですね!!!
写真:記事の写真はコピペ出来ないのでネットより
デイリー:
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故は11日、2011年3月の発生から12年となった。地震発生時刻の午後2時46分、各地で遺族らが黙とうした。岩手、宮城、福島3県をはじめとする被災地で追悼行事が開かれ、悲しみを抱えながらも体験を継承し「未来の命を守る」と誓った。この日、ようやく慰霊碑建立にこぎ着けた地域がある。一方、高齢化で存続の岐路に立ち、十三回忌の今年で行事を区切りとした遺族会もある。
福島市で開かれた県主催式典の遺族代表、宮口公一さん(65)は南相馬市で父母を津波で亡くした。原発事故で捜索が打ち切られ、遺体発見に時間を要した。「『無念』は今も心に深く重く横たわる」と語った。岩手県釜石市では県と市の合同追悼式が開かれ、両親を亡くした佐々木淳子さん(67)は遺族代表として「未来の命を守るために『備える、逃げる、戻らない、語り継ぐ』を継承していく」と誓った。
17年に避難指示が解除された福島県富岡町仏浜地区では、慰霊碑の建立式が開かれた。町の犠牲者479人のほとんどが事故後の避難生活に起因した「震災関連死」だ。93人が犠牲となった宮城県気仙沼市杉ノ下地区では、遺族会が最後となる慰霊祭を営み、約350人が参列した。
天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは皇居・御所で、上皇ご夫妻は仙洞御所で黙とうした。小泉純一郎元首相と菅直人元首相は都内で追悼の催しに出席。小泉氏は「原発は古里がなくなってしまう代物。時の総理が自然エネルギーを活用して原発ゼロにしようと言えば、ほとんどの国民は賛成してくれるのではないか」と指摘。原発活用にかじを切った岸田政権を批判した。
復興庁によると、全国で3万884人(2月1日現在)が避難生活を送っている。警察庁などによると、2月末現在の死者は12都道県で計1万5900人、行方不明者は6県で計2523人。避難中の体調悪化や自殺による震災関連死は計3789人(22年3月末)。災害公営住宅で孤独死が増えるなど被災地の困難は続く。今年は原発処理水の海洋放出も始まる見込みだ。
〈引用終わり)