今日30日の早朝、相鉄とJR線の相互直通運転が始まりました。
5時過ぎには、大勢の関係者と鉄道ファンが集まり出発式が行われ、同37分には「直通用の12000系」が入線し同43分には無事新宿に向け出発しました。
出発式の車両は「ヨコハマネイビーブルー」と呼ぶ上品な色に仕上がった新型車両ですが、早朝のせいで良く見えません。
ネットを探したらこんな具合でした。これに乗って旅行に出たいですね!
試運転中の絵も有りました。(ネットより)
これまでは、相鉄線沿線の方で東京方面に出るには、横浜駅寄りの方は横浜駅で乗り換え、厚木よりの方は海老名か大和で小田急線に乗り換えでしたが西谷駅と羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)(同市神奈川区)両駅の間に新たに設けた約2・7キロの連絡線でJRに乗り入れです。
乗り継ぎ駅での移動と待ち合わせ時間を考えると15分から20分は短縮になる様な気がします。
また朝の乗換駅での混雑が緩和されるのは間違いありません!
60年も温めてきた構想の様で、うまく動き出して良かったですね!
もう通勤ラッシュの地獄から解放されて長い事経った浜爺ですが「この直通乗り入れ」は途中と言うかどこの駅であっても「人身事故や管理上の事故」があると全線がマヒで通勤客が大迷惑なケースがあります。湘南新宿ラインがその典型です。まあ 始まったばかりですから、いろいろ不具合を乗り越えて使い勝手が良くなって行くのでしょう。
連絡駅近辺は当然、新興住宅地に代わってゆくはずです。
沼地や水の出やすいい場所には気を付けましょうね!
相互直通の完成をお祝いしておきます! おめでとう御座います。
写真:海老名駅から真珠気に向かう1番電車
朝日新聞:
相模鉄道とJR線の相互直通運転が30日早朝に始まった。横浜市中心部と神奈川県央部を結ぶ相鉄は首都圏の大手私鉄では唯一、東京都心へ乗り入れておらず、都心直通は「悲願」だった。相鉄線の海老名駅(同県海老名市)では、新宿に直通する1番列車の出発式が開かれ、大勢の鉄道ファンらが詰めかけた。
相鉄とJRは、相鉄線の西谷(にしや)(横浜市保土ケ谷区)と、この日開業した羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)(同市神奈川区)両駅の間に新たに設けた約2・7キロの連絡線経由で直通する。海老名発の直通列車は新駅を経てJR線に乗り入れ、武蔵小杉、渋谷などを経て新宿に向かう。
海老名と新宿を結ぶ列車は1日46往復(92本)運転し、両駅を最速58分、二俣川(横浜市旭区)と新宿を最速44分で結ぶ。朝のラッシュ時は1時間に4本走らせ、一部は大宮方面に向かう。
午前5時18分に始まった出発式では、相鉄の千原広司社長が「直通線開業により、沿線地域の交通ネットワークが大きく強化され、都心までのアクセスが格段に向上する」とあいさつした。千原社長やJR東日本横浜支社の広川隆支社長、海老名市の内野優市長らがテープカットをした。
同37分、相鉄が直通用として新たに導入した「12000系」の新宿方面行き1番列車が入線した。ホームには相鉄のキャラクター「そうにゃん」も登場。ネイビーブルーの車体との記念撮影があった。大勢の鉄道ファンがカメラを向ける中、列車は同43分に駅を出発した。
相鉄は2022年度下期には、東急東横線、目黒線との直通運転も予定している。羽沢横浜国大から新横浜を経て、日吉で東急線につながる連絡線(約10キロ)を通す計画だ。(高野真吾)(引用終わり)