30日、ウクライナ軍は国境に近いロシア西部の都市ベルゴロドを攻撃し、ロシア非常事態省によると、「子供を含む21人が死亡、110人が負傷した」と報じられました。
現地メディアは、昨年2月にロシアが侵攻を開始して以降、ウクライナの反撃として「最も激しい砲撃」の一つだったと指摘したと有ります。
どうやらこれには前段が有った様で「29日ウクライナ各地にロシアによるミサイル110発の最大規模の攻撃が有り」、
ウクライナ当局者によると市民31人が死亡し、160人以上が負傷した。首都キーウ(キエフ)や南部、西部で住宅が、東部では産科病棟が攻撃を受けたと別紙で報道されています。
素人目には前日の市街地攻撃に対する報復攻撃に見えますが、果てどうでしょうか? 反転攻勢の勢いは無くなった様ですが、小競り合いはまだまだ続くようです。
今両国の指導者の発言を見る限り「即時停戦」の機運は無いようです。
厳しい新年を両国民は迎えそうです。
写真:30日、ロシア西部ベルゴロドで、砲撃を受け炎上した車を消火する消防士(ロシア非常事態省が公開)(EPA時事)© 時事通信 提供
時事通信:
ウクライナ軍は30日、国境に近いロシア西部の都市ベルゴロドを攻撃し、ロシア非常事態省によると、子供を含む21人が死亡、110人が負傷した。同市を州都とするベルゴロド州は何度も越境攻撃に見舞われているが、現地メディアは、昨年2月にロシアが侵攻を開始して以降、ウクライナの反撃として「最も激しい砲撃」の一つだったと指摘した。
ロシア本土の州都で、民間人にこれほどの死傷者が出たのは初めてとみられる。プーチン大統領は30日、ムラシコ保健相を現地に派遣。通算5選を目指す大統領選を来年3月に控え、戦火の波及に危機感を抱いているもようだ。
ウクライナ各地には29日、ロシア軍による大規模な空爆があったばかりで、ゼレンスキー大統領は30日、通信アプリ「テレグラム」で死者が39人に上ったと発表。新年休暇に入り、双方の攻撃は収まるどころか激しさを増した。
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