日産、無資格者が検査=国内全工場・車種で不正―リコール100万台超も
昨日29日日産は「日本の全工場で完成検査を無資格格者が行ったとして市場に出た車も含め100万台にも上るリコールの可能性に言及」したようです。
工場での完成車は自社で決めた資格を持つ検査員が行わなければならないそうですが日産では「助検査員や資格のの無いものなどが完成検査に携わっていた様で、なんでこのような事がばれたのか? 内部告発かなー?」なんて思いましたら国交省による抜き打ち検査とありますから国交省もやるものです。
それにしても日本の全工場で起きていた事を一部門の長が頭を下げるくらいで済む問題ですかね?
日産ときたらゴーンさんかと思いましたら日本人の社長も居ました。会社のガバナンズとかコンプライアンス(法令順守の精神)が問われるのですからきちんと経営幹部が出るべきだと思います。
総選挙騒ぎであまりマスコミの目が向かないので目下助かっていますがさてこれで収まりそうもないと思いますがどうでしょう? 世間の反応を見守りましょうね。
写真:謝罪する企画・管理部の幹部
時事通信:
日産自動車は29日、新車を出荷する際の完成検査を、資格を持たない者が行っていたと発表した。同社が製造する国内全ての工場、全車種で不正が常態化していた。不具合が見過ごされた車が路上を走っている可能性があり、国土交通省は該当する車を点検するなど対策を取るよう指示した。同社はリコール(回収・無償修理)する方針だが、100万台を超える可能性がある。
完成検査は道路運送車両法に基づく制度。大量生産・販売の前提となる「型式指定」を受けて出荷する際にメーカー各社が活用している。検査は各社が社内規定で認定した者が行うよう、通達で定められている。
国交省と日産によると、不正は同省の抜き打ち検査で発覚。神奈川、栃木、福岡各県と京都府にある6工場全てで行われていた。車1台の検査を4〜5人で分担していたが、未認定の「補助検査員」が加わっており、一部の検査が通達に違反した形となっていた。
該当するのは今月18日以前に6工場で製造された21車種全てで、来月から発売する新型リーフも含まれる。ユーザーに渡る前の車だけで約6万台に上る。日産は6万台の販売手続きを一時停止し、再検査を行っている。
既に販売された車も多数あるが、日産は精査できていない。同社は補助検査員が関わった可能性のある車のうち、まだ車検を受けていない車をリコールする方針。21車種の販売台数は過去3年間で約120万台に上る。
東京・霞が関で記者会見した日産の杠直樹企画・監理部エキスパートリーダーは「多大なご迷惑とご心配をお掛けし、深くおわびする」と謝罪。町中を走行している車の安全性については、「海外に販売する車は補助検査員でも有効なため、問題ない」と話した。
石井啓一国交相は29日、「型式指定制度の根幹を揺るがす行為で極めて遺憾」とするコメントを出した。
(引用終わり)
昨日29日日産は「日本の全工場で完成検査を無資格格者が行ったとして市場に出た車も含め100万台にも上るリコールの可能性に言及」したようです。
工場での完成車は自社で決めた資格を持つ検査員が行わなければならないそうですが日産では「助検査員や資格のの無いものなどが完成検査に携わっていた様で、なんでこのような事がばれたのか? 内部告発かなー?」なんて思いましたら国交省による抜き打ち検査とありますから国交省もやるものです。
それにしても日本の全工場で起きていた事を一部門の長が頭を下げるくらいで済む問題ですかね?
日産ときたらゴーンさんかと思いましたら日本人の社長も居ました。会社のガバナンズとかコンプライアンス(法令順守の精神)が問われるのですからきちんと経営幹部が出るべきだと思います。
総選挙騒ぎであまりマスコミの目が向かないので目下助かっていますがさてこれで収まりそうもないと思いますがどうでしょう? 世間の反応を見守りましょうね。
写真:謝罪する企画・管理部の幹部
時事通信:
日産自動車は29日、新車を出荷する際の完成検査を、資格を持たない者が行っていたと発表した。同社が製造する国内全ての工場、全車種で不正が常態化していた。不具合が見過ごされた車が路上を走っている可能性があり、国土交通省は該当する車を点検するなど対策を取るよう指示した。同社はリコール(回収・無償修理)する方針だが、100万台を超える可能性がある。
完成検査は道路運送車両法に基づく制度。大量生産・販売の前提となる「型式指定」を受けて出荷する際にメーカー各社が活用している。検査は各社が社内規定で認定した者が行うよう、通達で定められている。
国交省と日産によると、不正は同省の抜き打ち検査で発覚。神奈川、栃木、福岡各県と京都府にある6工場全てで行われていた。車1台の検査を4〜5人で分担していたが、未認定の「補助検査員」が加わっており、一部の検査が通達に違反した形となっていた。
該当するのは今月18日以前に6工場で製造された21車種全てで、来月から発売する新型リーフも含まれる。ユーザーに渡る前の車だけで約6万台に上る。日産は6万台の販売手続きを一時停止し、再検査を行っている。
既に販売された車も多数あるが、日産は精査できていない。同社は補助検査員が関わった可能性のある車のうち、まだ車検を受けていない車をリコールする方針。21車種の販売台数は過去3年間で約120万台に上る。
東京・霞が関で記者会見した日産の杠直樹企画・監理部エキスパートリーダーは「多大なご迷惑とご心配をお掛けし、深くおわびする」と謝罪。町中を走行している車の安全性については、「海外に販売する車は補助検査員でも有効なため、問題ない」と話した。
石井啓一国交相は29日、「型式指定制度の根幹を揺るがす行為で極めて遺憾」とするコメントを出した。
(引用終わり)